1984年のF1世界選手権

1984年のFIAフォーミュラ1
世界選手権
前年: 1983 翌年: 1985
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1984年のF1世界選手権

1984年のF1世界選手権(1984ねんのエフワンせかいせんしゅけん)は、FIAフォーミュラ1世界選手権の第35回大会である。1984年3月25日ブラジルで開幕し、10月21日ポルトガルで開催される最終戦まで、全16戦で争われた。

シーズン概要[編集]

マクラーレンMP4/2・TAGポルシェ。ドライバーはニキ・ラウダ。
ウィリアムズFW09・ホンダ。ドライバーはケケ・ロズベルグ。
ティレル012。ドライバーはステファン・ベロフ。
フェラーリ126C4。ドライバーはミケーレ・アルボレート。
トールマンTG184。アイルトン・セナのF1デビューマシン

チャンピオン争い 〜0.5ポイント差〜[編集]

「過給機付きエンジン車の最大燃料搭載量220L、および決勝レース中の再給油禁止」というレギュレーションが施行され、ターボエンジン開発は出力向上と共に燃費という新たな課題を負うことになった。

この年、本格始動したマクラーレンポルシェバッジネームTAG)のジョイントが16戦中12勝(うちワンツーフィニッシュ4回)。コンストラクターズポイントで2位に86点差をつける圧勝劇を演じた。予選ではブラバムBMWネルソン・ピケが9ポールポジションと最速だったが、信頼性を含めた総合力ではマクラーレンが抜きん出ていた。

ドライバーズチャンピオンもマクラーレンのチームメイト間の争いとなり、ルノーから復帰したアラン・プロストが7勝、ニキ・ラウダが5勝を挙げた。この年、ラウダは1度もポールポジションを獲得していないが、ベテランらしいレース運びでプロストの勢いに対抗した。最終戦も予選11位スタートから2位でゴールし、僅か0.5ポイントというF1史上最少得点差で3度目のワールドチャンピオンに輝いた。

大型新人登場[編集]

この年はF1ルーキーの当たり年となった。アイルトン・セナは中堅チームのトールマンからデビュー。モナコGPでは大雨の中でファステストラップを記録しながら首位のプロストを猛追した。最大で30秒以上あった差は、赤旗中止となったレース最終周では7秒差にまで縮まっていた。

BMWの秘蔵っ子ゲルハルト・ベルガーはBMWエンジンを搭載するATSからデビュー。のちにセナのライバル・盟友として時代を歩むことになる。

イギリスF3でセナと競い合ったマーティン・ブランドルステファン・ベロフと共にティレルからデビュー。非力なノンターボ車ながらモナコGPでベロフが3位、アメリカ東GPでブランドルが2位となる健闘をみせた。しかし、後述の「水タンク事件」によりこれらの結果は抹消された。

モナコGPの仮定[編集]

この年のモナコGPは大雨のため31周終了時点で打ち切られた。規定周回数に満たないため入賞ポイントが半分に減らされ、優勝したプロストは1位9ポイントの半分である4.5ポイントしか獲得できなかった。最終的にプロストが0.5点差でタイトルを逃したため、「もしレースが続行された場合」という様々な仮定を生むことになる。

  • もしレースが続行され、プロストが優勝か2位で4.5点以上を得ていれば、年間チャンピオンになれたという意見。ただし、競技委員に対しレースの切り上げをアピールしたのはプロストであり、最終的に自らの首を締める事となったのは皮肉と言えよう。
  • レースが続行されたとしても優勝できたかは疑問、という意見もある。後方からセナとベロフが猛烈なペースで追い上げており、雨を苦手とする(慎重な走りになる)プロストが3位(4点)に落ちる可能性もあった。
  • セナが勝った場合、F1デビュー6戦目での初優勝(トールマンにとっても初優勝)。しかし、セナよりベロフの方がペースが速く、ベロフの初優勝となった可能性もある。
  • もしふたりに抜かれたとしても、セナは火傷とマシンのサスペンションにトラブルを抱えており、ベロフは後に水タンク事件で年間ポイントを剥奪されている。プロストよりも速かったのはセナとベロフだけで、セナに抜かれたとしても2位で6ポイントを獲得していたことになり、年間ポイントでラウダを1ポイント上回っていたことになる。
  • もちろんセナとベロフに抜かれず優勝した可能性も大いにあり、そうなれば完全にラウダのポイントを上回っていたことになる。

第2期ホンダエンジンの勝利[編集]

アメリカグランプリにおいて、ウィリアムズケケ・ロズベルグがウィリアムズFW09・ホンダをドライブし優勝した。ホンダは前年からターボエンジンの供給者としてF1に復帰。ホンダエンジン搭載車の勝利は1967年のイタリアGP以来となる。

水タンク事件[編集]

アメリカ東GP後の車検で、ティレルのマシン(ティレル 012)の水タンクから微量の炭化水素が検出された。これがエンジンの違法な出力アップに関係していたとして、シーズン終盤にレギュレーション違反との判定が下された。これによって、このシーズンのティレルチームと所属ドライバー、ステファン・ベロフとマーティン・ブランドル、ステファン・ヨハンソンの全ての記録・ポイントが剥奪された。

開催地及び勝者[編集]

ラウンド レース 開催日 開催地 ポールポジション ファステストラップ 優勝者 コンストラクター レポート
1 ブラジルの旗 ブラジルグランプリ 3月25日 ジャカレパグア イタリアの旗 エリオ・デ・アンジェリス フランスの旗 アラン・プロスト フランスの旗 アラン・プロスト マクラーレン-TAG 詳細
2 南アフリカの旗 南アフリカグランプリ 4月7日 キャラミ ブラジルの旗 ネルソン・ピケ フランスの旗 パトリック・タンベイ オーストリアの旗 ニキ・ラウダ マクラーレン-TAG 詳細
3 ベルギーの旗 ベルギーグランプリ 4月29日 ゾルダー イタリアの旗 ミケーレ・アルボレート フランスの旗 ルネ・アルヌー イタリアの旗 ミケーレ・アルボレート フェラーリ 詳細
4 サンマリノの旗 サンマリノグランプリ 5月6日 イモラ ブラジルの旗 ネルソン・ピケ ブラジルの旗 ネルソン・ピケ フランスの旗 アラン・プロスト マクラーレン-TAG 詳細
5 フランスの旗 フランスグランプリ 5月20日 ディジョン・プレノワ フランスの旗 パトリック・タンベイ フランスの旗 アラン・プロスト オーストリアの旗 ニキ・ラウダ マクラーレン-TAG 詳細
6 モナコの旗 モナコグランプリ1 6月3日 モナコ フランスの旗 アラン・プロスト ブラジルの旗 アイルトン・セナ フランスの旗 アラン・プロスト マクラーレン-TAG 詳細
7 カナダの旗 カナダグランプリ 6月17日 モントリオール ブラジルの旗 ネルソン・ピケ ブラジルの旗 ネルソン・ピケ ブラジルの旗 ネルソン・ピケ ブラバム-BMW 詳細
8 アメリカ合衆国の旗 デトロイトグランプリ 6月24日 デトロイト ブラジルの旗 ネルソン・ピケ イギリスの旗 デレック・ワーウィック ブラジルの旗 ネルソン・ピケ ブラバム-BMW 詳細
9 アメリカ合衆国の旗 ダラスグランプリ 7月8日 ダラス イギリスの旗 ナイジェル・マンセル オーストリアの旗 ニキ・ラウダ フィンランドの旗 ケケ・ロズベルグ ウィリアムズ-ホンダ 詳細
10 イギリスの旗 イギリスグランプリ 7月22日 ブランズ・ハッチ ブラジルの旗 ネルソン・ピケ オーストリアの旗 ニキ・ラウダ オーストリアの旗 ニキ・ラウダ マクラーレン-TAG 詳細
11 ドイツの旗 ドイツグランプリ 8月5日 ホッケンハイムリンク フランスの旗 アラン・プロスト フランスの旗 アラン・プロスト フランスの旗 アラン・プロスト マクラーレン-TAG 詳細
12 オーストリアの旗 オーストリアグランプリ 8月19日 エステルライヒリンク ブラジルの旗 ネルソン・ピケ オーストリアの旗 ニキ・ラウダ オーストリアの旗 ニキ・ラウダ マクラーレン-TAG 詳細
13 オランダの旗 オランダグランプリ 8月26日 ザントフォールト フランスの旗 アラン・プロスト フランスの旗 ルネ・アルヌー フランスの旗 アラン・プロスト マクラーレン-TAG 詳細
14 イタリアの旗 イタリアグランプリ 9月9日 モンツァ ブラジルの旗 ネルソン・ピケ オーストリアの旗 ニキ・ラウダ オーストリアの旗 ニキ・ラウダ マクラーレン-TAG 詳細
15 ドイツの旗 ヨーロッパグランプリ 10月7日 ニュルブルクリンク ブラジルの旗 ネルソン・ピケ ブラジルの旗 ネルソン・ピケ

イタリアの旗 ミケーレ・アルボレート

フランスの旗 アラン・プロスト マクラーレン-TAG 詳細
16 ポルトガルの旗 ポルトガルグランプリ 10月21日 エストリル ブラジルの旗 ネルソン・ピケ オーストリアの旗 ニキ・ラウダ フランスの旗 アラン・プロスト マクラーレン-TAG 詳細
  1. ^ レースは大雨のため中断、ポイントは2分の1が与えられた。

エントリーリスト[編集]

エントラント コンストラクター シャーシ エンジン タイヤ ドライバー
イギリスの旗MRDインターナショナル ブラバム BT53 BMW M12/13直4ターボ M 1.ブラジルの旗ネルソン・ピケ
2.イタリアの旗テオ・ファビ
(2.)イタリアの旗コラード・ファビ
(2.)ドイツの旗マンフレッド・ヴィンケルホック
イギリスの旗ティレル・レーシング・オーガナイゼーション ティレル 012 フォードDFYV8 G 3.イギリスの旗マーティン・ブランドル
(3.)スウェーデンの旗ステファン・ヨハンソン
4.ドイツの旗ステファン・ベロフ
(4.)ニュージーランドの旗マイク・サックウェル
イギリスの旗ウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリング ウィリアムズ FW09,FW09B ホンダRA164E(V6ターボ) G 5.フランスの旗ジャック・ラフィット
6.フィンランドの旗ケケ・ロズベルグ
イギリスの旗マールボロ・マクラーレン・インターナショナル マクラーレン MP4/2 TAG TTE PO1(V6ターボ) M 7.フランスの旗アラン・プロスト
8.オーストリアの旗ニキ・ラウダ
イギリスの旗スコール・バンディット・フォーミュラ1・チーム RAM 01,02 ハート415T(直4ターボ) P 9.フランスの旗フィリップ・アリオー
10.イギリスの旗ジョナサン・パーマー
(10.)ニュージーランドの旗マイク・サックウェル
イギリスの旗ジョン・プレイヤー・チーム・ロータス ロータス 95T ルノーEF4B(V6ターボ) G 11.イタリアの旗エリオ・デ・アンジェリス
12.イギリスの旗ナイジェル・マンセル
ドイツの旗チーム・ATS ATS D7 BMWM12/13(直4ターボ) P 14.ドイツの旗マンフレッド・ヴィンケルホック
31.(14.)オーストリアの旗ゲルハルト・ベルガー
フランスの旗エキープ・ルノー・エルフ ルノー RE50 ルノーEF4(V6ターボ) M 15.フランスの旗パトリック・タンベイ
16.イギリスの旗デレック・ワーウィック
33.フランスの旗フィリップ・ストレイフ
イギリスの旗バークレイ・ノルディカ・アロウズ・BMW アロウズ A6,A7 フォードDFV(V8)
BMWM12/13(直4ターボ)
G 17.スイスの旗マルク・スレール
18.ベルギーの旗ティエリー・ブーツェン
イギリスの旗トールマン・グループ・モータースポーツ トールマン TG183B,TG184 ハート415T(直4ターボ) P

M

19.ブラジルの旗アイルトン・セナ
(19.・20.)スウェーデンの旗ステファン・ヨハンソン
20.ベネズエラの旗ジョニー・チェコット
(20.)イタリアの旗ピエルルイジ・マルティニ
イギリスの旗スピリット・レーシング スピリット 101,101B ハート415T(直4ターボ) P 21.イタリアの旗マウロ・バルディ
(21.)オランダの旗ヒューブ・ロテンガッター
イタリアの旗ベネトン・チーム・アルファ・ロメオ アルファロメオ 184T アルファ・ロメオ890T(V8ターボ) G 22.イタリアの旗リカルド・パトレーゼ
23.アメリカ合衆国の旗エディ・チーバー
イタリアの旗オゼッラ・スクアドラ・コルセ オゼッラ FA1E,FA1F アルファロメオ890T(V8ターボ)
アルファ・ロメオ1260(V12
P 24.イタリアの旗ピエルカルロ・ギンザーニ
30.オーストリアの旗ヨー・ガルトナー
フランスの旗リジェ・ロト リジェ JS23 ルノーEF4(V6ターボ) M 25.フランスの旗フランソワ・エスノー
26.イタリアの旗アンドレア・デ・チェザリス
イタリアの旗スクーデリア・フェラーリ SpA SEAFC フェラーリ 126C4 フェラーリTipo031(V6ターボ) G 27.イタリアの旗ミケーレ・アルボレート
28.フランスの旗ルネ・アルヌー

ドライバー変更[編集]

  • コラード・ファビ - 第6・7戦、第9戦にテオ・ファビの代役として出走
  • マンフレッド・ヴィンケルホック - 最終戦のみファビの代役として出走
  • ステファン・ヨハンソン - 第10戦から第13戦までブランドル、第14戦のみセナ、第15戦から最終戦までチェコットの代役として出走
  • マイク・サックウェル - 第7戦にパーマー、第11戦にベロフの代役として出走
  • ピエルルイジ・マルティニ - 第14戦のみ出走

エンジン変更[編集]

  • アロウズは、シーズン中盤からBMWにスイッチ。
  • スピリットは、第8戦のみフォードV8を搭載。
  • オゼッラは、第4戦のみアルファロメオV12を搭載。

タイヤ変更[編集]

  • トールマンは、第5戦からミシュランにスイッチ。

カーナンバー変更[編集]

  • ゲルハルト・ベルガー(ATS) - ヴィンケルホックが最終戦ブラバムから参戦し、No.31からNo.14に変更。

1984年のドライバーズランキング[編集]

ドライバーズポイントは1位から順に6位まで 9-6-4-3-2-1 が与えられた。

順位 ドライバー BRA
ブラジルの旗
RSA
南アフリカの旗
BEL
ベルギーの旗
SMR
サンマリノの旗
FRA
フランスの旗
MON
モナコの旗
CAN
カナダの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
DAL
アメリカ合衆国の旗
GBR
イギリスの旗
GER
ドイツの旗
AUT
オーストリアの旗
NED
オランダの旗
ITA
イタリアの旗
EUR
ドイツの旗
POR
ポルトガルの旗
ポイント
1 オーストリアの旗 ニキ・ラウダ Ret 1 Ret Ret 1 Ret 2 Ret Ret 1 2 1 2 1 4 2 72
2 フランスの旗 アラン・プロスト 1 2 Ret 1 7 1 3 4 Ret Ret 1 Ret 1 Ret 1 1 71.5
3 イタリアの旗 エリオ・デ・アンジェリス 3 7 5 3 5 5 4 2 3 4 Ret Ret 4 Ret Ret 5 34
4 イタリアの旗 ミケーレ・アルボレート Ret 11 1 Ret Ret 6 Ret Ret Ret 5 Ret 3 Ret 2 2 4 30.5
5 ブラジルの旗 ネルソン・ピケ Ret Ret 9 Ret Ret Ret 1 1 Ret 7 Ret 2 Ret Ret 3 6 29
6 フランスの旗 ルネ・アルヌー Ret Ret 3 2 4 3 5 Ret 2 6 6 7 11 Ret 5 9 27
7 イギリスの旗 デレック・ワーウィック Ret 3 2 4 Ret Ret Ret Ret Ret 2 3 Ret Ret Ret 11 Ret 23
8 フィンランドの旗 ケケ・ロズベルグ 2 Ret 4 Ret 6 4 Ret Ret 1 Ret Ret Ret 8 Ret Ret Ret 20.5
9 ブラジルの旗 アイルトン・セナ Ret 6 6 DNQ Ret 2 7 Ret Ret 3 Ret Ret Ret Ret 3 13
10 イギリスの旗 ナイジェル・マンセル Ret Ret Ret Ret 3 Ret 6 Ret 6 Ret 4 Ret 3 Ret Ret Ret 13
11 フランスの旗 パトリック・タンベイ 5 Ret 7 Ret 2 Ret DNS Ret Ret 8 5 Ret 6 Ret Ret 7 11
12 イタリアの旗 テオ・ファビ Ret Ret Ret Ret 9 3 Ret Ret 4 5 Ret Ret 9
13 イタリアの旗 リカルド・パトレーゼ Ret 4 Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret 12 Ret 10 Ret 3 6 8 8
14 フランスの旗 ジャック・ラフィット Ret Ret Ret Ret 8 8 Ret 5 4 Ret Ret Ret Ret Ret Ret 14 5
15 ベルギーの旗 ティエリー・ブーツェン 6 12 Ret 5 11 DNQ Ret Ret Ret Ret Ret 5 Ret 10 9 Ret 5
16 アメリカ合衆国の旗 エディ・チーバー 4 Ret Ret 7 Ret DNQ 11 Ret Ret Ret Ret Ret 13 9 Ret 17 3
17 スウェーデンの旗 ステファン・ヨハンソン DSQ DSQ DNQ DSQ 4 Ret 11 3
18 イタリアの旗 アンドレア・デ・チェザリス Ret 5 Ret 6 10 Ret Ret Ret Ret 10 7 Ret Ret Ret 7 12 3
19 イタリアの旗 ピエルカルロ・ギンザーニ Ret DNS Ret DNQ 12 7 Ret Ret 5 9 Ret Ret Ret 7 Ret Ret 2
20 スイスの旗 マルク・スレール 7 9 8 Ret Ret DNQ Ret Ret Ret 11 Ret 6 Ret Ret Ret Ret 1
- オーストリアの旗 ヨー・ガルトナー Ret Ret Ret Ret 12 5 Ret 16 0
- オーストリアの旗 ゲルハルト・ベルガー 12 6 Ret 13 0
- フランスの旗 フランソワ・エスノー Ret 10 Ret Ret DNS Ret Ret Ret Ret Ret 8 8 7 Ret 10 Ret 0
- イタリアの旗 コラード・ファビ Ret Ret 7 0
- イタリアの旗 マウロ・バルディ Ret 8 Ret 8 Ret DNQ 8 15 0
- ドイツの旗 マンフレッド・ヴィンケルホック DSQ Ret Ret Ret Ret Ret 8 Ret 8 Ret Ret DNS Ret DNS 10 0
- イギリスの旗 ジョナサン・パーマー 8 Ret 10 9 13 DNQ Ret Ret Ret Ret 9 9 Ret Ret Ret 0
- オランダの旗 ヒューブ・ロテンガッター NC DNQ Ret NC 9 NC Ret 8 0
- ベネズエラの旗 ジョニー・チェコット Ret Ret Ret NC Ret Ret 9 Ret Ret DNQ 0
- フランスの旗 フィリップ・アリオー Ret Ret DNQ Ret Ret DNQ 10 Ret DNS Ret Ret 11 10 Ret Ret Ret 0
- ドイツの旗 ステファン・ベロフ DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ EX DSQ DSQ 0
- イギリスの旗 マーティン・ブランドル DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DNQ DSQ DSQ DNQ 0
- ニュージーランドの旗 マイク・サックウェル Ret DNQ 0
- フランスの旗 フィリップ・ストレイフ Ret 0
- イタリアの旗 ピエルルイジ・マルティニ DNQ 0
順位 ドライバー BRA
ブラジルの旗
RSA
南アフリカの旗
BEL
ベルギーの旗
SMR
サンマリノの旗
FRA
フランスの旗
MON
モナコの旗
CAN
カナダの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
DAL
アメリカ合衆国の旗
GBR
イギリスの旗
GER
ドイツの旗
AUT
オーストリアの旗
NED
オランダの旗
ITA
イタリアの旗
EUR
ドイツの旗
POR
ポルトガルの旗
ポイント
  • モナコグランプリは予定走行距離の75%を消化していたが大雨のため中断、獲得ポイントは半分となる。
  • イタリアグランプリでのガルトナーの5位入賞、ベルガーの6位入賞については、シーズン開幕前時点でオゼッラがギンザーニ、ATSがヴィンケルホックのそれぞれ1台体制としてエントリーしていたため、「2台目」だったガルトナー、ベルガーにはポイントが与えられなかった。
結果
金色 勝者
銀色 2位
銅色 3位
ポイント獲得
完走
完走扱い(全周回数の90%以上走行)
規定周回数不足(NC)
リタイア(Ret)
予選不通過(DNQ)
予備予選不通過(DNPQ)
失格(DSQ)
スタートせず(DNS)
レース中止(C)
水色 プラクティスのみ(PO)
金曜日テストドライバー(TD)
2003年以降
空欄 プラクティス出走せず(DNP)
除外 (EX)
到着せず (DNA)
欠場 (WD)

1984年のコンストラクターズランキング[編集]

ロータスはコンストラクターズ3位を獲得した。

コンストラクターズポイントは1位から順に6位まで 9-6-4-3-2-1 が与えられた。

順位 コンストラクター 車番 BRA
ブラジルの旗
RSA
南アフリカの旗
BEL
ベルギーの旗
SMR
サンマリノの旗
FRA
フランスの旗
MON
モナコの旗
CAN
カナダの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
DAL
アメリカ合衆国の旗
GBR
イギリスの旗
GER
ドイツの旗
AUT
オーストリアの旗
NED
オランダの旗
ITA
イタリアの旗
EUR
ドイツの旗
POR
ポルトガルの旗
ポイント
1 イギリスの旗 マクラーレン-TAG 7 1 2 Ret 1 7 1 3 4 Ret Ret 1 Ret 1 Ret 1 1 143.5
8 Ret 1 Ret Ret 1 Ret 2 Ret Ret 1 2 1 2 1 4 2
2 イタリアの旗 フェラーリ 27 Ret 11 1 Ret Ret 6 Ret Ret Ret 5 Ret 3 Ret 2 2 4 57.5
28 Ret Ret 3 2 4 3 5 Ret 2 6 6 7 11 Ret 5 9
3 イギリスの旗 ロータス-ルノー 11 3 7 5 3 5 5 4 2 3 4 Ret Ret 4 Ret Ret 5 47
12 Ret Ret Ret Ret 3 Ret 6 Ret 6 Ret 4 Ret 3 Ret Ret Ret
4 イギリスの旗 ブラバム-BMW 1 Ret Ret 9 Ret Ret Ret 1 1 Ret 7 Ret 2 Ret Ret 3 6 38
2 Ret Ret Ret Ret 9 Ret Ret 3 7 Ret Ret 4 5 Ret Ret 10
5 フランスの旗 ルノー 15 5 Ret 7 Ret 2 Ret DNS Ret Ret 8 5 Ret 6 Ret Ret 7 34
16 Ret 3 2 4 Ret Ret Ret Ret Ret 2 3 Ret Ret Ret 11 Ret
33 Ret
6 イギリスの旗 ウィリアムズ-ホンダ 5 Ret Ret Ret Ret 8 8 Ret 5 4 Ret Ret Ret Ret Ret Ret 14 25.5
6 2 Ret 4 Ret 6 4 Ret Ret 1 Ret Ret Ret 8 Ret Ret Ret
7 イギリスの旗 トールマン-ハート 19 Ret 6 6 DNQ Ret 2 7 Ret Ret 3 Ret Ret Ret 4 Ret 3 16
20 Ret Ret Ret NC Ret Ret 9 Ret Ret DNQ DNQ Ret 11
8 イタリアの旗 アルファロメオ 22 Ret 4 Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret 12 Ret 10 Ret 3 6 8 11
23 4 Ret Ret 7 Ret DNQ 11 Ret Ret Ret Ret Ret 13 9 Ret 17
9 フランスの旗 リジェ-ルノー 25 Ret 10 Ret Ret DNS Ret Ret Ret Ret Ret 8 8 7 Ret 10 Ret 3
26 Ret 5 Ret 6 10 Ret Ret Ret Ret 10 7 Ret Ret Ret 7 12
10 イギリスの旗 アロウズ-フォード 17 7 9 8 Ret DNQ Ret Ret 3
18 6 12 5
11 イギリスの旗 アロウズ-BMW 17 Ret Ret 11 Ret 6 Ret Ret Ret Ret 3
18 Ret 11 DNQ Ret Ret Ret Ret Ret 5 Ret 10 9 Ret
12 イタリアの旗 オゼッラ-アルファロメオ 24 Ret DNS Ret DNQ 12 7 Ret Ret 5 9 Ret Ret Ret 7 Ret Ret 2
30 Ret Ret Ret Ret 12 5 Ret 16
- ドイツの旗 ATS-BMW 14 DSQ Ret Ret Ret Ret Ret 8 Ret 8 Ret Ret DNS Ret DNS 13 0
31 12 6 Ret
- イギリスの旗 スピリット-ハート 21 Ret 8 Ret 8 Ret DNQ NC Ret NC 9 NC Ret 8 8 15 0
- イギリスの旗 RAM-ハート 9 Ret Ret DNQ Ret Ret DNQ 10 Ret DNS Ret Ret 11 10 Ret Ret Ret 0
10 8 Ret 10 9 13 DNQ Ret Ret Ret Ret Ret 9 9 Ret Ret Ret
- イギリスの旗 スピリット-フォード 21 DNQ 0
DSQ イギリスの旗 ティレル-フォード 3 DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DNQ DSQ DSQ DNQ DSQ DSQ DNQ DSQ 0
4 DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DSQ DNQ DSQ DSQ
順位 コンストラクター 車番 BRA
ブラジルの旗
RSA
南アフリカの旗
BEL
ベルギーの旗
SMR
サンマリノの旗
FRA
フランスの旗
MON
モナコの旗
CAN
カナダの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
DAL
アメリカ合衆国の旗
GBR
イギリスの旗
GER
ドイツの旗
AUT
オーストリアの旗
NED
オランダの旗
ITA
イタリアの旗
EUR
ドイツの旗
POR
ポルトガルの旗
ポイント
  • ティレルは水タンクに燃料を入れるというレギュレーション違反が判明、7月18日にランキングから除外されることが決定した。
  • モナコグランプリは予定走行距離の75%を消化していたが大雨のため中断、獲得ポイントは半分となる。
  • イタリアグランプリでのオゼッラの5位、ATSの6位入賞については、シーズン開幕前時点でオゼッラがギンザーニ、ATSがヴィンケルホックのそれぞれ1台体制としてエントリーしていたため、それぞれ「2台目」だったガルトナー、ベルガーによるポイントは与えられなかった。

参照[編集]


外部リンク[編集]