bjリーグ 2009-10

bjリーグ 2009-10シーズン
プレシーズンマッチ 仙台浜松秋田県立体育館
優勝 浜松・東三河フェニックス(初)
準優勝 大阪エヴェッサ
チーム数 13

bjリーグ2009-10は、2009年10月3日から2010年5月23日まで、日本各地で行われたバスケットボールプロリーグである。

参加チーム[編集]

2009-10シーズン参加チーム

地区
チーム名 都道府県 都市 ホームアリーナ 位置 座席数
観客数
(平均)
参入年
仙台89ERS 宮城県 仙台 仙台市体育館 北緯38度13分4.5秒 東経140度52分8.6秒 5,733席 2,399人 2005年
新潟アルビレックスBB 新潟 新潟市 新潟市鳥屋野総合体育館 北緯37度54分54.6秒 東経139度6分18.1秒 1,901席 1,977人 2005年
富山グラウジーズ 富山 富山市 富山県総合体育センター 北緯36度38分41.8秒 東経137度11分24秒 3,024席 1,732人 2006年
埼玉ブロンコス 埼玉 所沢市 所沢市民体育館 北緯35度48分36秒 東経139度27分48.7秒 4,300席 2,121人 2005年
東京アパッチ 東京 渋谷区 国立代々木競技場第二体育館 北緯35度39分59.3秒 東経139度41分54.7秒 3,202席 1,195人 2005年
浜松・東三河フェニックス 静岡県 浜松 浜松アリーナ 北緯34度43分4秒 東経137度46分0.5秒 8,000席 1,302人 2008年
西 滋賀レイクスターズ 滋賀 大津市 滋賀県立体育館 北緯35度0分18秒 東経135度53分14.6秒 4,896席 1,612人 2008年
京都ハンナリーズ 京都 京都市 京都市体育館 北緯34度59分43.7秒 東経135度42分54.1秒 2,926席 1,469人 2009年
大阪エヴェッサ 大阪 大阪市 大阪府立体育会館 北緯34度35分30.8秒 東経135度30分41.6秒 3,131席 1,835人 2005年
高松ファイブアローズ 香川県 高松 高松市総合体育館 北緯34度20分33.06秒 東経134度4分26.99秒 2,830席 1,171人 2006年
ライジング福岡 福岡 福岡市 アクシオン福岡 北緯33度34分56.2秒 東経130度27分45秒 2,000席 1,614人 2007年
大分ヒートデビルズ 大分 別府市 ビーコンプラザ 北緯33度16分58.9秒 東経131度29分13.3秒 3,925席 1,354人 2005年
琉球ゴールデンキングス 沖縄 宜野湾市 沖縄コンベンションセンター 北緯26度16分47.1秒 東経127度44分0.7秒 5,000席 2,471人 2007年
  • 本年度は13チームが参加。
  • 東京はシーズン前に運営会社が株式会社東京バスケットボール・プロモーションから株式会社エクスターホールディングス、開幕後に株式会社エクスターエンターテイメントに承継された。
  • 大分はシーズン前より運営会社が株式会社大分ヒートデビルズから株式会社大分ヒートに承継された。

新規参入[編集]

2009-10年度シーズンに新規加入するチームについては、千葉県神奈川県長野県京都府宮崎県のほか1団体を含めた計6団体から選考。以下1チームの新規参入を決めた。

ドラフト[編集]

順位 チーム 選手 前所属 備考
1 1 京都 瀬戸山京介 アイシンシーホース
2 京都
(大分)
川辺泰三 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ
3 富山 加藤真 レラカムイ北海道
4 滋賀 板倉令奈 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ 優先交渉権は城宝匡史・翌年度指名権とのトレードで東京へ
- 埼玉 指名放棄
5 大阪
(福岡)
勝久マイケル 専修大学
- 新潟 指名権なし
- 仙台 指名放棄
6 高松 堤啓士朗 専修大学
- 大阪 指名権なし
- 浜松 指名権なし
- 東京 指名権なし
- 沖縄 指名権なし

育成ドラフト[編集]

順位 チーム 選手 前所属 備考
1 1 京都 高久順 リンク栃木ブレックス
- 大分 指名放棄
2 富山 熊谷渡 レラカムイ北海道 選手契約
- 滋賀 指名放棄
3 埼玉 新井靖明 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ 選手契約
- 福岡 指名放棄
- 新潟 指名放棄
- 仙台 指名放棄
4 高松 野沢亮介 UNIVERSITY OF HAWAII ATHILO
5 大阪 高田紘久 立命館大学 選手契約
- 浜松 指名放棄
- 東京 指名放棄
- 沖縄 指名放棄

試合方式[編集]

レギュラーシーズン(予選リーグ)[編集]

2009-10シーズンでは、13チームが以下の2つにカンファレンス分けされた。

ホーム&アウェーにより、同一カンファレンス所属チームとは6回戦または8回戦総当たりで、別カンファレンス所属チームとは2回戦総当りで、合計52試合を行う。

順位は、各カンファレンス内で52試合の勝敗等(勝敗が同じ場合には、(1)得失点差→(2)1試合当たりの平均得点で順位を決める)により1位から7位までの順位を決める。そして、レギュラーシーズンでカンファレンス上位がプレイオフに進出。

プレイオフ(決勝トーナメント)[編集]

  • 各地区上位4チームがカンファレンス セミファイナルに進出。地区1位と4位、2位と3位で3戦2勝方式でファイナル4を争う。最初の2試合は上位チームのホームで行う。ファイナル4は準決勝(地区優勝決定戦)を行い、更にその勝者同士で総合優勝決定戦を開催する。ファイナル4は集中開催でそれぞれ1試合決着。

レギュラーシーズン[編集]

イースタン・カンファレンス[編集]

順位 チーム名 勝率 得点 失点 得失点差
1 浜松・東三河フェニックス 41 11 .788 - 87.8 76.5 +11.3
2 仙台89ERS 35 17 .673 6.0 80.1 73.8 +6.3
3 新潟アルビレックスBB 25 27 .481 10.0 81.2 79.1 +2.1
4 東京アパッチ 22 30 .423 3.0 78.4 81 -2.6
5 埼玉ブロンコス 17 35 .327 5.0 75.5 81.6 -6.1
6 富山グラウジーズ 17 35 .327 0.0 74.3 82 -7.7

ウェスタン・カンファレンス[編集]

順位 チーム名 勝率 得点 失点 得失点差
1 大阪エヴェッサ 34 18 .654 - 82.8 78.4 +4.4
2 琉球ゴールデンキングス 33 19 .635 1.0 78.8 73.3 +5.5
3 ライジング福岡 30 22 .577 3.0 83.1 81 +2.1
4 滋賀レイクスターズ 29 23 .558 1.0 80 77 +3.0
5 大分ヒートデビルズ 25 27 .481 4.0 81.2 84.4 -3.2
6 京都ハンナリーズ 17 35 .327 8.0 78.6 83.6 -5.0
7 高松ファイブアローズ 13 39 .250 4.0 81.2 91.3 -10.1

プレイオフ[編集]

                             
5月15日・16日
那覇市民体育館
         
 3  ライジング福岡  70  77  
5月22日
有明コロシアム
 2  琉球ゴールデンキングス  85  79    
ウェスタン
 2  琉球ゴールデンキングス  65
5月15日・16日
ワールド記念ホール
   1  大阪エヴェッサ  84  
ウェスタン ファイナル
 4  滋賀レイクスターズ  60  68  
5月23日
有明コロシアム
 1  大阪エヴェッサ  61  78    
 
カンファレンスセミファイナル
 西1  大阪エヴェッサ  56
5月15日・16日
仙台市体育館
   東1  浜松・東三河フェニックス  84
ファイナル
 3  新潟アルビレックスBB  84  78  23
5月22日
有明コロシアム
5月23日
有明コロシアム
 2  仙台89ERS  83  92  17  
イースタン
 3  新潟アルビレックスBB  75  西2  琉球ゴールデンキングス  82
5月15日・16日
浜松アリーナ
   1  浜松・東三河フェニックス  84    東3  新潟アルビレックスBB  75
イースタン ファイナル 3位決定戦
 4  東京アパッチ  68  80  
 1  浜松・東三河フェニックス  96  90    


  • 対戦カードはレギュラーシーズンの順位によって決定され、そのラウンドに登場する最上位チームが最下位チームと対戦する。
  • 各カンファレンスセミファイナルについては、上位チームのホームで2日間の1試合を行い、1勝1敗の場合は2日目の試合後に延長戦を行なって決着する。
  • カンファレンスファイナル、ファイナル、3位決定戦は1箇所に集まって開催され、1戦先勝の試合を行った。
  • チーム名の左の数字はレギュラーシーズンの順位。
  • * はOT決着

bj-KBL チャンピオンシップゲームズ[編集]

開催国 日時 bjリーグ優勝 結果 KBL優勝
第1戦 日本 9月20日 琉球ゴールデンキングス 73 - 69 全州KCCイージス
第2戦 韓国 9月27日 82 - 93

bjリーグオールスターゲーム[編集]

出場選手[編集]

日下光(仙台・3回目)
青木康平(東京・4回目)
デメトリアス・グワンズ(仙台・初出場)
池田雄一(新潟・3回目)
クリス・ホルム(仙台・2回目)
水戸健史(富山・初出場)
宍戸治一(埼玉・初出場)
ウィリアム・ナイト(浜松・初出場)
ウェンデル・ホワイト(浜松・初出場)
ジュリアス・アシュビー(東京・2回目)
城宝匡史(滋賀・2回目)
澤岻直人(京都・3回目)
ジェフ・ニュートン(沖縄)
リン・ワシントン(大阪・2回目)
ジョージ・リーチ(沖縄・2回目)
岡田優(高松・3回目)
川面剛(福岡)藤原隆充(滋賀・2回目)
鈴木裕紀(大分・3回目)
マイケル・パーカー(福岡・2回目)
リッキー・ウッズ(大分・初出場)

結果[編集]

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q
EAST 24 23 31 24 102
WEST 25 25 32 23 105

受賞者[編集]

  • MVP:マイケル・パーカー
  • MIP:ウェンデル・ホワイト

スリーポイントコンテスト[編集]

順位 選手 予選 決勝
1 岡田優(高松) 18点 13点
2 高橋憲一(仙台) 22点 11点
3 ウィリアム・ナイト(浜松) 15点
4 鈴木裕紀(大分) 14点
5 青木康平(東京) 12点
6 城宝匡史(滋賀) 12点

ダンクコンテスト[編集]

順位 選手 予選 決勝 同点決勝
1 橘佳宏(仙台) 59点 60点 57点
2 ブライアン・シンプソン(沖縄) 58点 60点 48点
3 ウェンデル・ホワイト(浜松) 54点
4 マイケル・パーカー(福岡) 50点
5 ジュリアス・アシュビー(東京) 48点
6 リッキー・ウッズ(大分) 47点

アワード[編集]

最優秀選手[編集]

部門 受賞者 球団
レギュラーシーズン ウェンデル・ホワイト 浜松
プレイオフ 大口真洋 浜松

ベスト5[編集]

部門 受賞者 球団
ガード 青木康平 東京
マクムード・ブドゥル ラウーフ 京都
フォワード マイケル・パーカー 福岡
ウェンデル・ホワイト 浜松
センター ジュリアス・アシュビー 東京

個人タイトル[編集]

部門 受賞者 球団 成績
得点 マイケル・パーカー 福岡 26.5 点
アシスト マイケル・ガーデナー 高松 7.0本
リバウンド ゲイリー・ハミルトン 滋賀 14.3本
ブロックショット アントワン・ブロキシー 高松 2.9本
スティール マイケル・パーカー 福岡 2.9本
3Pシュート成功率 ウェイン・アーノルド 浜松 40.0%
フリースロー成功率 高橋憲一 仙台 88.2%

月間MVP[編集]

選手
10月 ジーノ・ポマーレ
11月 ウェンデル・ホワイト
12月 ポール・ビュートラック
1月 リッキー・ウッズ
2月 リン・ワシントン
3月 マイケル・パーカー
4月 城宝匡史

その他[編集]

部門 受賞者 球団
最優秀コーチ 中村和雄 浜松
MIP 水戸健史 富山
最優秀6th Man 三友康平 福岡
コミッショナー特別賞 岡田優 高松
ベストブースター 滋賀レイクスターズ
ベストパフォーマー はんなりん 京都
チームアシスト アローズプロジェクト 高松
bjハーモニー賞 仙台89ERS

関連項目[編集]