西川文野

にしかわ あやの
西川 文野
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 東京都渋谷区笹塚[1]
生年月日 (1991-09-28) 1991年9月28日(32歳)
血液型 A型
最終学歴 学習院大学文学部卒業
職歴 文化放送フリーランス
活動期間 2015年 -
公式サイト 公式プロフィール
出演番組・活動
出演中桂宮治のザブトン5
出演経歴キニナル
The News Masters TOKYO
斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!
くにまるジャパン 極
西川あやの おいでよ! クリエイティ部
備考
文化放送には正社員として3年間在籍した後に、2018年4月から2024年4月まで、セントラルミュージックからの出向扱いで勤務していた。2024年5月から、サンミュージックに所属する予定。

西川 文野(にしかわ あやの、1991年9月28日 - )は、元・文化放送アナウンサー。一部の番組では、名前が平仮名表記の「西川 あやの」をマイクネームに用いている。

来歴・人物[編集]

東京都新宿区立西戸山第二中学校東京都立広尾高等学校卒業後、青山学院女子短期大学から学習院大学文学部に編入、卒業[2]。近代文学ゼミで学び、太宰治の『人間失格[2]卒業論文を記した。学生時代からナレーターを目指していた[3]

2015年4月1日付で、文化放送にアナウンサーとして入社。同期入社のアナウンサーは小尾渚沙山陽放送から移籍)、八木菜緒テレビ愛媛から移籍)[4]で、文化放送における新卒採用のアナウンサーは2000年入社の高橋将市以来15年振り、新卒採用の女性アナウンサーは1997年入社の石川真紀(2022年3月退社) 以来18年振り、平成生まれのアナウンサーは小尾と共に初めてである。ちなみに、入社の翌日(4月2日)には、『吉田照美 飛べ!サルバドール』の「飛び出せ! 子ザルの外中継レポート」で「初鳴き」(番組デビュー)を果たしている[2]

入社2年目の2016年には、3月27日から11月まで、小尾・八木とのユニット「JOQgiRl」のメンバーとして活動。活動の初日に、『勤労感謝 to me!』(中島信也の作詞・作曲)というオリジナル曲をCDシングルで発表した[5]。小尾と八木が有期雇用契約期間(3年間)の満了を機に退社した2018年4月以降は、自身もセントラルミュージック(番組制作や音楽出版などを手掛ける文化放送グループの企業)の正社員へ移行。職務上は同社から文化放送へ出向していたが、放送上は「文化放送アナウンサー」との肩書を引き続き用いていた[6]

2022年4月4日からは、「西川あやの」名義で『西川あやの おいでよ!クリエイティ部』(平日夕方の生ワイド番組)のパーソナリティを担当[7]。しかし、この番組が2024年3月29日で終了したことを受けて、出向元のセントラルミュージックを翌4月30日付で退社することを発表している。ちなみに、2024年4月25日未明(24日の深夜)の『ARTIST FC』(ラジオ大阪との2局ネットによる音楽番組)は、「ARTIST FCスペシャル いってきます!西川あやの」というタイトルで生放送。かねてから希望していたにもかかわらず、文化放送入社後の9年間に実現していなかった「深夜の音楽番組での単独パーソナリティ」を初めて任された[8]

2024年5月1日から、サンミュージックと契約する予定[8]フリーアナウンサーとして再スタートを切るかたわら、文化放送で『おいでよ!クリエイティ部』と同時に担当を始めていた『桂宮治のザブトン5』にも引き続き出演する。

カギっ子生活」を経験したことから、屋内で遊ぶことが好きである[3]。趣味は読書と硬式テニスで、トランペットの演奏と利き酒を特技に挙げている[2]

アイドルの映像を観たり、ラジオ番組を聴いたりすることも好きで、学生時代は文化放送の『レコメン!』をよく聴いていたという。本人曰く「独自のアイドル論を持っている」[2]とのことで、SMAPBerryz工房の楽曲を特に愛聴する。『レコメン!』で放送されたBerryz工房の曲を、パーソナリティのK太郎(砂山圭大郎・文化放送アナウンサー[9]のマイクネーム)の声が入ったままで、MDに録音していた[3]。セントラルミュージックから文化放送へ出向していた時期にも、同局や担当番組の企画で歌唱した楽曲のシングルリリースなど、アイドルやアーティストに近い活動を相次いで展開。2020年に担当していた『キューイチローと遊ぼう』では、テーマソングの『キューイチロー音頭』をキューイチロー松浦愛弓と共に歌唱したほか、CDシングルのリリース(同年7月7日)にまで至った[10]。また、2021年度のプロ野球オフシーズンには、毎週木曜日の夜間に『カラフルオセロ』(生ワイド番組)のパーソナリティを担当。この番組で前迫潤哉NiziUなどのプロデュースに携わった作曲家)と出会ったことをきっかけに、前迫からのプロデュースによる「西川あやの」名義でのソロデビュー企画が展開された。この企画の下で作詞と本格的な歌唱に初めて臨んだ楽曲が『はなまる』で、2022年3月4日にデジタル配信限定シングルとして発表[6]。リスナーからの要望を受けて、4月5日にCDシングルを発売した[11]

出演番組[編集]

現在[編集]

ラジオ[編集]

  • 桂宮治のザブトン5(文化放送が幹事局に名を連ねるNRN向けの10分番組) - パートナー
    • 放送上の名義は「西川あやの」で、 『西川あやの おいでよ!クリエイティ部』と同時に放送を開始。文化放送では、2024年3月29日まで「事前収録のコーナー」扱いで『おいでよ!クリエイティ部』の5時台(17:30前後)に内包されていた。同番組の終了後(4月1日以降)は、単独番組として17:20 - 17:30に編成されている。

ポッドキャスト[編集]

  • 夜ふかしの読み明かし(PodcastQR
    • 『おいでよ!クリエイティ部』の放送期間中から配信されている音声コンテンツで、同番組のコメンテーター陣から永井玲衣(哲学研究者)と大島育宙XXCLUB)がレギュラーで出演。同番組の終了後も、最新の収録音源が毎週水曜日に配信されている。

過去(「文化放送アナウンサー」としての出演番組)[編集]

文化放送[編集]

文化放送以外の放送局[編集]

その他の活動[編集]

CD[編集]

  • 勤労感謝 to me! - JOQgiRl 名義、2016年3月17日発売、文化放送、型番 JOQG-0001
  • キューイチロー音頭 - キューイチロー、西川文野、松浦愛弓 名義、2020年7月7日発売、文化放送A&G
  • はなまる - 2022年4月5日発売、セントラルミュージック
    • 1:はなまる - 作詞:西川あやの / 前迫潤哉、作曲:畠舎聖悟  編曲:畠舎聖悟
    • 2:夢伝説 - 作詞:根本要 / 林紀勝、作曲:根本要  編曲:坂本由佳
    • 3:はなまる(Instrumental)
    • 4:夢伝説(Instrumental)

定期刊行物への登場[編集]

出典・脚注[編集]

  1. ^ 西川あやの おいでよ!クリエイティ部 2022年5月4日放送分より[出典無効]
  2. ^ a b c d e 文化放送(AM1134) 2015年4月2日”. 文化放送公式facebook (2015年4月2日). 2016年1月19日閲覧。
  3. ^ a b c d e ラジオマニア2015(三才ブックス)p.30 - 34「文化放送・西川文野アナに密着 新人アナウンサーのお仕事拝見!」
  4. ^ 文化放送、新人女性アナウンサー3人を紹介”. 日刊スポーツ (2015年4月21日). 2016年1月19日閲覧。
  5. ^ 文化放送の新人女子アナがユニット組みCD発売”. 日刊スポーツ (2016年2月16日). 2016年2月16日閲覧。
  6. ^ a b 文化放送西川あやのアナがソロデビュ-、NiziUなど手掛けた前迫潤哉氏プロデュース”. 日刊スポーツ (2022年3月2日). 2022年3月2日閲覧。
  7. ^ 平日新ワイド番組『西川あやの おいでよ!クリエイティ部』4月4日(月)午後3時30分~ スタート!”. 文化放送. 2022年2月17日閲覧。
  8. ^ a b c 西川あやのがSPパーソナリティを担当!「感謝を込めて…アーティスティックにお届けします」 文化放送『ARTIST FCスペシャル いってきます!西川あやの』 4月24日(水)27時00分~放送』(プレスリリース)文化放送、2024年4月19日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000432.000007381.html2024年4月25日閲覧 
  9. ^ 文化放送への入社2日後に、先輩アナウンサーとして『飛べ!サルバドール』での「初鳴き」に立ち会っていた(参照)。
  10. ^ A&Gオリジナルグッズ <予約受付中>CD「キューイチロー音頭」”. 文化放送. 2020年8月4日閲覧。
  11. ^ 文化放送・西川あやのアナがファーストシングル「はなまる」リリース「自分が歌うことで相乗効果が…」”. 中日スポーツ (2022年4月3日). 2022年5月3日閲覧。
  12. ^ みんな聴いてね!新番組「キューイチローと遊ぼう」(3月30日)”. 文化放送 (2020年3月26日). 2020年3月28日閲覧。
  13. ^ 4人組ボーカル&ラップグループ WOLF HOWL HARMONYがゲストで登場 GHEE「グループ結成まではメンバーとは お風呂でしか接点がなかったです(笑)」『ARTIST FCスペシャル ~NewStar~』9/21(木)27時00分~放送』(プレスリリース)文化放送、2023年9月15日https://www.joqr.co.jp/qr/article/101355/2020年4月27日閲覧 
  14. ^ 本人ツイッター - 2020年8月3日

外部リンク[編集]