大森山公園

大森山公園
大森山公園内に静態保存されているD51形232号機(2017年3月26日)
分類 総合公園
所在地
秋田県秋田市浜田字大森山29-1
座標 北緯39度40分11.00秒 東経140度04分25.30秒 / 北緯39.6697222度 東経140.0736944度 / 39.6697222; 140.0736944座標: 北緯39度40分11.00秒 東経140度04分25.30秒 / 北緯39.6697222度 東経140.0736944度 / 39.6697222; 140.0736944
面積 693,100m2
運営者 秋田市建設部公園課
設備・遊具 国鉄から無償貸付されたD51展示中
動物園や市内が一望できる展望台
駐車場 729台
アクセス JR秋田駅、西口7番線乗り場から「新屋線」で約30分あるいは羽越本線新屋駅より徒歩で20分。
告示 1973年9月1日
公式サイト 秋田市・公園課
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大森山公園(おおもりやまこうえん)は、秋田県秋田市浜田大森山にある、秋田市が管理する公園

概要[編集]

秋田市の西部に位置する。公園内には、秋田市大森山動物園、県内唯一の遊園地である大森山遊園地、大森山展望台、グリーン広場などの市民向け施設のほか、秋田県内の放送局の親局送信所も置かれている。また公園内にはD51 232が静態保存されている。かつては少年自然の家もこの公園内にあった。

1952年(昭和27年)6月20日「浜の大森山」は秋田魁新報社主催の第一回秋田県観光三十景(有効投票約百九十五万票)では第28位(三万四千八百七十三票)に選出された。その当時は大森山動物園は開園していなかった。

園内の施設[編集]

大森山テレビ・FM放送所[編集]

地上デジタルテレビジョン放送送信設備[編集]

ID 放送局名 コール
サイン
物理
チャンネル
空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
Gガイド局名表記
(xはマルチ放送の番号)
ワンセグ
局名表記
1 NHK
秋田総合
JOUK-DTV 15→48 1kW 15.5kW 秋田県 約16万3000世帯 NHK総合×・秋田 NHK携帯G・秋田
2 NHK
秋田教育
JOUB-DTV 13→50 15kW 全国 NHKEテレ×秋田 NHK携帯2
4 ABS
秋田放送
JOTR-DTV 17→35 1.1kW 12.5kW 秋田県 秋田放送× 秋田放送携帯
5 AAB
秋田朝日放送
JOXX-DTV 29 1kW 11.5kW 秋田朝日放送 秋田朝日放送
8 AKT
秋田テレビ
JOBI-DTV 21 AKT秋田テレビ× AKT秋田テレビ
放送局名 予備免許交付日 本免許交付日 本放送開始日
NHK秋田放送局 2005年6月10日 2005年11月11日 2005年12月1日
ABS 2006年4月1日 2006年6月1日
AAB・AKT 2005年11月15日 2006年9月5日 2006年10月1日
  • 放送エリアは、南秋田郡八郎潟町・南秋田郡大潟村の全域と秋田市能代市由利本荘市男鹿市大仙市潟上市にかほ市山本郡三種町・南秋田郡五城目町の各一部地域で秋田県全世帯の約42%をカバーする。
  • 2005年12月1日のNHK秋田放送局デジタル放送開始日の記念番組では、当デジタル送信所内部の一部が、東北地方で放送された。
  • 総務省無線局検索のホームページではABSデジタル放送の空中線電力は現チャンネルの35chが1.1kW、旧チャンネルの17chが1.2kWとなっている。
  • 赤数字chは、2011年11月1日から2012年10月28日までの1年間[1][2][3]に行われたリパック作業前の物理チャンネル番号。同地域では弥彦山・新潟送信所とのデジタル混信が起こっており、両地域に中小の中継局の設置(デジタル混信対策用も含む)や親局の指向性の変更などでの対策を行ってきたが、影響が広範囲にわたったため新潟送信所(エリア内世帯数は約62万世帯)に比べ受信世帯の少ない当送信所の送信チャンネルの変更という運びとなった。中小中継局で53ch以降のチャンネルをアナログ放送の跡地にある13ch〜52chに移行するケースは日本国内各地であることではあるが、親局クラス送信所の物理チャンネルが変更になることは日本国内では初である。NHK秋田放送局の総合(JOUK-DTV)・Eテレ(JOUB-DTV)はNHK新潟放送局の総合(JOQK-DTV)・Eテレ(JOQB-DTV)のデジタル放送と、ABS(JOTR-DTV)はBSN(JODR-DTV)のデジタル放送とそれぞれ同じ物理チャンネルである。一方、AABとAKTに関してはそれぞれTeNYUXのアナログ親局と同じ物理チャンネルであるがこちらは2011年7月にアナログ停波をしたためリパック作業の対象外。
    • 旧チャンネルは段階的に出力を下げていった。NHKでは1kW(16kW)から500W(8kW)→250W(4kW)→100W(1.6kW)→10W(160W)の順に、ABSは1.2kW(11.5kW)から600W(5.8kW)→300W(2.9kW)→120W(1.15kW)→12W(115W)の順にそれぞれ減力された(カッコ内はERP)。
  • ワンセグ放送用の論理チャンネルに、NHK総合で611ch、NHK・Eテレで621ch、ABSで641ch、AABで651ch、AKTで681chが、それぞれ割り当てされている。

地上アナログテレビジョン放送送信設備(廃止)[編集]

チャンネル 放送局名 コールサイン 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
2ch NHK
秋田教育
JOUB-TV 映像5kW
音声1.25kW
映像37kW
音声9.3kW
全国 不明
9ch NHK
秋田総合
JOUK-TV 映像60kW
音声15kW
秋田県
11ch ABS
秋田放送
JOTR-TV 映像82kW
音声21kW
31ch AAB
秋田朝日放送
JOXX-TV 映像10kW
音声2.5kW
映像115kW
音声29kW
37ch AKT
秋田テレビ
JOBI-TV 映像125kW
音声31kW

FMラジオ放送送信設備[編集]

周波数 放送局名 コールサイン 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
82.8MHz AFM
エフエム秋田
JOPU-FM 3kW 16kW 秋田県 不明
86.7MHz NHK
秋田FM
JOUK-FM 19.5kW
90.1MHz ABS
秋田放送[4]
FM補完中継局[5] 1kW 1.8kW 17万3955世帯
  • AFMは、AKTの施設を間借りしている。
  • ABSラジオのFM補完中継局は2014年12月5日に予備免許が交付され、2015年2月より試験電波を発射したのち、2015年3月2日より本放送を開始。既存の茨島ラジオ送信所(AM936kHz)が雄物川河口に近い場所に設置されているため、津波や浸水による被害で放送継続が困難となる事態への対策として大森山のABSのテレビ送信所にFM補完中継局が設置された[6]。なお90.0MHz以上をカバーしないラジオでは基本的に受信不可(デジタル処理されたPLLシンセサイザ方式はすべて該当)であるが、アナログチューニング方式であれば受信できる機種が若干ある。

マルチメディア放送[編集]

周波数 放送局名 空中線電力 ERP 放送区域 放送区域内世帯数 免許交付日 サービス終了日
214.714286MHz
(VHF11chに相当する周波数帯)
Jモバ
秋田MMH
2.5kW 45kW 秋田県の一部 約-世帯 2013年10月3日 2016年6月30日[7]

歴史[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 参考リンク
  2. ^ 地上デジタルテレビジョン放送局チャンネル変更予定表(参考リンク) (PDF)
  3. ^ 秋田県秋田デジタル親局送信チャンネル変更が完了 - 総務省東北総合通信局(2012年10月23日プレスリリース)
  4. ^ 株式会社秋田放送の災害対策用FM補完中継局に予備免許 - 東北初のFM補完中継局に対する予備免許 - (PDF) - 総務省東北総合通信局2014年12月5日リリース
  5. ^ 電波試験時は「JOTR-FM」
    地上波の割当TRにFMが未配当というのがわかる。
  6. ^ ABSラジオのFM補完局開設について ABS秋田放送
  7. ^ a b 「テレビと呼ぶには、面白すぎる」NOTTV、4年超でサービス終了 IT Media 2016年6月30日 2019年9月14日閲覧
  8. ^ 青森、秋田送信所の無線局予備免許を取得 - ジャパンモバイルキャスティング・2013年7月29日プレスリリース
  9. ^ 秋田送信所の試験電波発射 - ジャパンモバイルキャスティング・2013年8月28日プレスリリース
  10. ^ ジャパンモバイルキャスティング秋田中継局無線局等情報検索 - 総務省電波利用ホームページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]