三河屋 (チェーンストア)

株式会社三河屋
MIKAWAYA CO,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
485-8512
愛知県小牧市大字間々原新田字下新池987番地[広報 1]
北緯35度18分2.4秒 東経136度55分11.7秒 / 北緯35.300667度 東経136.919917度 / 35.300667; 136.919917座標: 北緯35度18分2.4秒 東経136度55分11.7秒 / 北緯35.300667度 東経136.919917度 / 35.300667; 136.919917
設立 1975年昭和50年)2月[1]
業種 小売業
法人番号 8180001076519 ウィキデータを編集
事業内容 スーパーマーケット
代表者 代表取締役社長 佐藤伸宏[広報 1]
資本金 5000万円
売上高 145億7000万円(2022年実績)[広報 1]
従業員数 正社員:191名 / パートタイム:1074名[広報 1]
外部リンク http://www.biglive.jp/
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株式会社三河屋(みかわや、: MIKAWAYA CO,Ltd.)は、愛知県を営業基盤とするスーパーマーケットを運営する企業である。

歴史・概要[編集]

1971年昭和46年)3月に佐藤壮が「小牧センター」内にあった「三河屋精肉店」小牧店を暖簾分けし、「三河屋」の屋号で独立したのが始まりである[2]。 創業当初は肉の消費量自体が少なかったため、店頭でステーキを焼いて試食させる実演販売を行い、徐々に売上を伸ばしていった[3]

1972年(昭和47年)に初の支店を小牧市へ出店し、1973年(昭和48年)に本部センターを建設した[3]

1975年(昭和50年)2月に「株式会社三河屋」を設立して法人化した[1]

1977年(昭和52年)12月に経営管理の近代化を目指してオフィスコンピューターを導入した[4]

1981年(昭和56年)6月に小牧市間々原新田上新池に加工工場と流通センターを開設し[5]、本社・配送センターを開設した[6]。 そして、その流通センターを利用していなかった日曜日のみをショッピングセンター化し[5]、同年10月18日から「肉のびっくり市」を毎週日曜日に開催するようになった[6]。 この「肉のびっくり市」は、営業日に約10万枚の折込広告を出したほか、東海ラジオ放送CMを出すなど広域からの集客を目指した宣伝も展開していた[2]。 レジ20台・駐車台数約600台を擁しても駐車待ちが出るほどの来店客を集め[5]、青果店や日用雑貨店なども出店するようになり、週末のみのワンストップショッピングが可能な商業施設へ発展し[7]1983年(昭和58年)秋からは土曜日の営業を行うようになった[6]

その為、1984年(昭和59年)4月29日尾西市開明]に「肉のびっくり市」の2号店として一宮店を開店した[8]

1985年(昭和60年)10月12日に外食部門の「大和産商株式会社」が当社の流通センターに隣接して肉料理店「ミートリッチやまと」を開店した[9]

1989年(平成元年)2月8日小牧原駅に近い小牧市小牧原新田2400-1に本社を移転し、同年4月22日しゃぶしゃぶなど和風肉料理店「三河」を開店した[10]。 同年秋からは、従来従業員向けに行っていた講演会を一般市民にも開放し、「三河屋文化講演会」として開催するようになった[11]

かつてシジシージャパン(CGC)に加盟していたものの、2017年平成29年)4月までに離脱している[注 1]

沿革[編集]

  • 1971年昭和46年)3月 - 佐藤壮が「小牧センター」内にあった「三河屋精肉店」小牧店を暖簾分けし、「三河屋」の屋号で独立[2]
  • 1972年(昭和47年) - 初の支店を小牧市へ出店[3]
  • 1973年(昭和48年) - 本部センターを建設[3]
  • 1975年(昭和50年)2月 - 「株式会社三河屋」を設立して法人化した[1]
  • 1977年(昭和52年)12月 - 経営管理の近代化を目指してオフィスコンピューターを導入[4]
  • 1981年(昭和56年)
    • 6月 - 小牧市間々原新田上新池に加工工場と流通センターを開設し[5]
    • 10月18日 - 本社・配送センターで「肉のびっくり市」を開業[6]
  • 1984年(昭和59年)4月29日 - 尾西市開明]に「肉のびっくり市」2号店の一宮店を開店[8]
  • 1985年(昭和60年)10月12日 - 外食部門の「大和産商株式会社」が肉料理店「ミートリッチやまと」を開店[9]
  • 1989年(平成元年)
  • 1992年平成4年)5月 - びっくり市酒店 開店(パワーズリカー(POWER'S LIQUOR)に発展)。[要出典]
  • 2004年(平成16年)7月 - (株)ロークス本舗グループ入り[広報 1]
  • 2005年(平成17年)
    • 7月 - (株)ブライトカフェグループ入り。[要出典]
    • 9月 - 持株会社(株)ブライトホールディングスグループの傘下となる[広報 1]
  • 2006年(平成18年)
  • 2007年(平成19年)2月 - (株)ブライトカフェが社名を改め(株)ブライトフードサービスとなる。[要出典]
  • 2017年(平成29年) - 同年までにCGCグループを離脱[注 1]

店舗[編集]

現行店舗[編集]

現行店舗の詳細は公式サイト内「お店のご案内」を参照。

店舗面積約13,162m2[14]
カーマ[注 2]と共に核店舗として出店している[14]

過去に存在した店舗[編集]

店舗面積約600坪[8]、駐車場約1,600坪・約400台収容[8]

店舗の画像[編集]

関連企業[編集]

  • 株式会社ブライトホールディングス(持株会社)[広報 1]
  • 株式会社ブライトフードサービス(飲食店「ごちまる」(現在閉鎖)経営)[要出典]
  • 株式会社ロークス本舗(食品製造販売)[要出典]
  • 有限会社大和流通(商品卸売業)[要出典]
  • 株式会社壮謙(食品製造販売)[要出典]

その他[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 2016年4月現在ではシジシージャパンに加盟していた[12]ものの、2017年4月現在では加盟していない[13]
  2. ^ のちのDCMカーマで、企業としては現・DCM。ただし同店はDCMカーマ当時の2015年12月31日に閉店した[15]

出典[編集]

  1. ^ a b c “三河屋の「安城パワーセンター」”. 中部財界 1995年11月号 (中部財界社) (1995年11月).pp61
  2. ^ a b c “シリーズ最前線企業 年商五〇億円めざす 肉の三河屋”. 中部財界 1983年6月号 (中部財界社) (1983年6月).pp44
  3. ^ a b c d 佐藤壮 “手堅く内部留保を確保しつつ、社員と社会に利益を還元する”. 近代中小企業 1991年1月号 (中小企業経営研究会) (1991年1月1日).pp20
  4. ^ a b “オフコン導入成功・ユーザー事例紹介 その(1) 消費者の声を数字で聞く 株式会社三河屋”. 近代企業リサーチ 1978年9月25日号 (中小企業経営管理センター) (1978年9月25日).pp30
  5. ^ a b c d “シリーズ最前線企業 年商五〇億円めざす 肉の三河屋”. 中部財界 1983年6月号 (中部財界社) (1983年6月).pp42
  6. ^ a b c d “「肉のびっくり市」一宮にもオープン 年商65億円を達成した三河屋”. 中部財界 1984年9月号 (中部財界社) (1984年9月).pp48
  7. ^ “ローカルスーパー(地元資本)は生き残れるか!! 静岡県”. 総合食品 1983年7月号 (総合食品研究所) (1983年7月).pp147
  8. ^ a b c d e 三浦智彦 “独特の魅力づくりに成功した店は二ケタの伸び示す 新しいビジネスの方法を模索する小売業界”. 中部財界 1984年9月号 (中部財界社) (1984年9月).pp49
  9. ^ a b “夜の記者くらぶ”. 中部財界 1985年11月号 (中部財界社) (1985年11月).pp80
  10. ^ a b c “名鉄小牧原駅北に白亜の5階建て 肉の三河屋、新本社ビル完成”. 中部財界 1989年4月号 (中部財界社) (1989年4月).pp95
  11. ^ “地域密着企業のフィランソロピー(社会貢献)実践集”. 近代中小企業 1991年9月号 (中小企業経営研究会) (1991年9月1日).pp17
  12. ^ "CGCグループ加盟企業一覧 ※2016年4月現在" (44ページ45ページ, シジシージャパン, 2024年4月25日閲覧.
  13. ^ "" (60ページ61ページ), シジシージャパン, 2024年4月25日閲覧.
  14. ^ a b c d 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2006年版』 東洋経済新報社、2006年。pp1105
  15. ^ 小牧パワーズ店閉店のお知らせ”. DCMカーマ. 2020年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月25日閲覧。

広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]

  1. ^ a b c d e f g 会社案内”. 三河屋. 2024年1月17日閲覧。