ただいま放課後

ただいま放課後
ジャンル テレビドラマ
企画 石川博康、重村一(フジテレビ)
脚本 長野洋ほか
今井詔二(SP)
監督 土屋統吾郎ほか(SPでは「演出」)
出演者 本田博太郎
寺泉哲章
田原俊彦
近藤真彦
野村義男ほか
オープニング 「ありがとう」(第1シリーズ。石坂智子
「青春ひとりじめ」(第2シリーズ。田原俊彦)
「もどかしさもsometime」(第3シリーズ。斉藤康彦
製作
プロデューサー 津島平吉(東宝)
制作 フジテレビ東宝
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1980年5月26日 - 1981年3月23日
放送時間月曜20:00 - 20:54
放送枠フジテレビ月曜8時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数40
少年隊のただいま放課後スペシャル
出演者少年隊ほか
放送期間1984年6月4日
放送時間月曜19:30 - 20:54
放送枠月曜ドラマランド
放送分84分
回数1
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ただいま放課後』(ただいまほうかご)は、1980年5月26日 - 1981年3月23日にかけて、毎週月曜20時からフジテレビ系列で放映していたテレビドラマである。

また、1984年6月4日には少年隊の主演によるスペシャル版『少年隊のただいま放課後スペシャル』が、フジテレビの「月曜ドラマランド」の枠で放送されている。

ストーリー[編集]

第1 - 第2シリーズ[編集]

  • 神奈川県の田舎に新設された高校「隼学園」が舞台。3年後、近くに県立高校が開校することを聞いて、校長の岡島はかつての自分の教え子だった森雄太と広岡大助を自分の高校に呼ぶことにした。森は農業高校の教師から、広岡は私立大学付属高校からそれぞれ転任し隼学園に着任。都会派の広岡にカントリーな雰囲気で素朴な森と、性格も経歴も対照的な二人の教師と個性的な生徒達との交流と活躍を描く[1]
  • 第1シリーズでは、陸上部が舞台になっている。当初の予定では全14回放送で終了するはずだったが、好評に付き延長された。第2シリーズでは、バスケットボール部が舞台になっている。
  • 3年B組金八先生』(第1シリーズ。TBS系列)に続いての、たのきんトリオの出演が話題となり、人気ドラマとなった。テーマソングもヒットした。しかし、たのきんトリオは1980年中にはメンバー個々のスケジュール調整が付きにくくなって三人一緒の出演が困難になったことで、田原と野村が15話を以って降板、近藤のみ第2シリーズ最終回の28話まで出演した[2]
  • 番組冒頭のタイトルではくす玉が割られ、紙テープ紙吹雪が降るシーン、また別のバージョンで球場のスタンドで学生が応援し、歓声を上げるシーンがあった。
  • ロケ地は神奈川県厚木市及び海老名市

第3シリーズ[編集]

  • それまでの内容を一新し、舞台も創立50周年を迎え、高進学率を誇る私立校「曙高校」が舞台となる。そしてラグビー部とその合宿所・青雲寮が舞台の中心となった。出演者は本田、寺泉、秋野の3人以外は総入れ替え。本田演じるドンガメこと森雄太は青雲寮の寮長兼ラグビー部長という役柄になる[3][4]

キャスト[編集]

全シリーズ通して出演[編集]

第1 - 第2シリーズ[編集]

第3シリーズ[編集]

  • その他の生徒
    • 安藤一人
    • 田戸岡明
    • 星野浩司
    • 高橋克典
    • 見沢武彦
    • 今洋士
    • 石田英範
    • 川原田新一
    • 丸山博志
    • 黒須浩一
    • 山田裕邦
    • 毛塚洋一
    • 塩田隆博
    • 徳田耕一
  • その他の生徒
    • 尾崎成子
    • 羽辺恵子
    • 吉田いづみ
    • 根本里生子
    • 吉沢ミナ子
    • 若林美智子
    • 高田順子
    • 佐藤薫
    • 辻岡美代子

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

放送リスト[編集]

第1シリーズ[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督
1 1980年5月26日 なぜか、それが愛!? 長野洋 土屋統吾郎
2 6月2日 たとえば、それが出発
3 6月9日 だけど、それが友情 日高武治
4 6月16日 もしか、それが初恋 田波靖男
5 6月30日 きっと、これが青春 和久田正明 萩原鐵太郎
6 7月7日 たぶん、そこに真実 今井詔二 土屋統吾郎
7 7月21日 けれども、そこに勇気 上條逸雄
8 7月28日 だけど、みんな仲間 和久田正明 日高武治
9 8月4日 きっと、これが挑戦 今井詔二 木下亮
10 8月11日 もしか、それが危機!? 長野洋
11 8月18日 やっぱり、それが男 田波靖男 土屋統吾郎
12 8月25日 だけど、それは美容整形 渡邊由自
13 9月8日 きっと、そこにぼくの道 田波靖男 日高武治
14 9月15日 たしかに、それが誓い 長野洋

第2シリーズ[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督
15 1980年9月22日 そして、ここに明日が 今井詔二 日高武治
16 9月29日 知りたいんだ、君の心が! 長野洋 土屋統吾郎
17 10月6日 わかるんだ、君の傷みが 和久田正明
18 10月13日 走るんだ、君の道を 田波靖男 日高武治
19 10月20日 すてきだぜ、君の涙が 上條逸雄
20 10月27日 賭けるんだ、君の青春を 渡邊由自 土屋統吾郎
21 11月3日 欲しいんだ、君の唇が 安斉あゆ子
22 11月10日 燃えるんだ、君の青春に 今井詔二 日高武治
23 11月17日 見たいんだ、君の笑顔が 田波靖男
24 11月24日 撮りあげろ、君の愛の詩 上條逸雄 土屋統吾郎
25 12月1日 もらったぜ、君の恋人 渡邊由自
26 12月8日 気になるぜ、君の進学面談 今井詔二 萩原鐵太郎
27 12月15日 許せないんだ、君の裏切り 渡邊由自
28 12月22日 祈るんだ、君の愛の伝説に 今井詔二 土屋統吾郎

第3シリーズ[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督
29 1981年1月5日 組もう!熱いスクラム 長野洋 土屋統吾郎
30 1月12日 危機!一年対二年
31 1月19日 発見!男子寮に女の子 鴨井達比古 日高武治
32 1月26日 スキ!獅子座でO型の彼 播磨幸児 土屋統吾郎
33 2月2日 君に贈る!愛のシグナル 今井詔二
34 2月9日 バレンタイン!恋の季節 石川孝人 日高武治
35 2月16日 涙、涙!デートはおあずけ 柏原寛司
36 2月23日 放送室から!?ラブコール 今井詔二 萩原鐵太郎
37 3月2日 返して!私のひみつ日記 鴨井達比古
38 3月9日 突っぱれ!子供じゃない 石川孝人 河崎義祐
39 3月16日 SOS!先生助けて… 播磨幸児
40 3月23日 さようなら!ドンガメ先生 長野洋 日高武治

スペシャル[編集]

1984年6月4日に放送。同じ隼学園を舞台にしているが、前作とは逆に、少年隊扮する陸上部所属学生が主役。

あらすじ[編集]

隼学園陸上部は合宿のため伊豆の城ヶ崎海岸にやって来た。ライバル校の海陽高校陸上部も同じ場所で合宿をしていた。朝のトレーニングで両校が海岸で鉢合わせ。しかしそこで、俊平に思いを寄せている房子が海陽の部員たちにからかわれ馬鹿にされる。それを見て怒った俊平たちは海陽高にマラソンで勝負を申し込む。しかし透だけはそれに乗り気でなかった。実は透は、海陽陸上部マネージャーの真理子に思いを寄せていたのだった[10]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

  • 「春風にイイネ」少年隊

脚注[編集]

  1. ^ 週刊TVガイド 1980年5月30日号 p.83 本番組の紹介
  2. ^ 週刊TVガイド 1980年8月1日号 p.31「REPORT・売れすぎた悩み!!たのきんトリオ解散!?」
  3. ^ a b c 月刊平凡 1981年2月号 p.126 - 127「メンバー一新した『ただいま放課後』」
  4. ^ a b c d e f g h セブンティーン 1981年1月27日号 p.42 - 43「『ただいま放課後』パートIII最新情報 ラグビー部の熱気で霜柱もとけちゃいそ!」
  5. ^ 週刊TVガイド 1981年2月27日号 p.84「出番です」
  6. ^ 週刊TVガイド 1981年2月13日号 p.88「出番です」
  7. ^ 週刊TVガイド 1981年3月20日号 p.84「出番です」
  8. ^ 週刊TVガイド 1981年3月13日号 p.92「出番です」
  9. ^ 週刊TVガイド 1981年3月6日号 p.96「出番です」
  10. ^ ザテレビジョン 1984年6月8日号 p.14 本作の紹介ページ。
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