逸見太郎

いつみ たろう
逸見 太郎
本名 逸見太郎
生年月日 (1972-12-24) 1972年12月24日(51歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
職業 俳優タレント司会者
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1998年 - 現在
活動内容 1998年:映画『HANA-BI』で俳優デビュー
配偶者 あり
著名な家族 父: 逸見政孝
母: 逸見晴恵
妹: 逸見愛
公式サイト 逸見太郎 公式ページ
主な作品
映画
HANA-BI
テレビドラマ
OUT〜妻たちの犯罪〜
司会
5時に夢中!
福島まるごとライブ ヨジデス
テンプレートを表示

逸見 太郎(いつみ たろう、1972年昭和47年)12月24日 - )は、日本の俳優タレント司会者東京都出身。既婚。1児の父。

来歴[編集]

逸見政孝フリーアナウンサータレント司会者)の長男。妹の逸見愛共々、いわゆる「二世タレント」の1人である。

中学1年生だった1985年8月12日に一家で父の生まれ育った大阪に帰省する際、日本航空123便に搭乗予定だったが、母・晴恵が飛行機が嫌いだったこともあり「4人だったら新幹線の方が安い」と父・政孝に提案して、直前に東海道新幹線に変更したため、その墜落事故から逃れることができた。

15歳でイギリス、続いてアメリカボストンエマーソン大学に留学し、同大学を卒業している。

帰国後の1998年、政孝の親友である北野武監督の映画『HANA-BI』で俳優デビュー。その後、テレビドラマや舞台に出演するほか、得意なスポーツを活かしてスポーツ番組にも出演している。

当初は芸名をTAROにしようと思い、北野武に相談したが、「犬じゃねぇんだから」と一蹴され、本名のまま活動することにした。

2003年頃からあまり仕事のない状態が続き、芸能人としては長く冬の時代を過ごしていた。

2009年1月よりTOKYO MXの夕方帯番組『5時に夢中!』の司会に抜擢。父の政孝も『FNNスーパータイム』のニュースキャスターを務めており、親子2代にわたり夕方の帯番組の司会を務めることとなった。番組内では基本的にスーツ姿だが、蝶ネクタイを付けて出演することもあり、番組のスペシャルウィークや出演者の誕生日に付けることが多い。出演者からは「太郎ちゃん」の愛称で呼ばれ、親しまれていた(毎回日焼けをしすぎていることなどをイジられていた)。

2011年4月2日より、『5時に夢中!』の姉妹番組である『5時に夢中!サタデー』の司会を、また同年5月1日より、TOKYO MXにて『これからはパ・リーグだ!』の司会を務めていたため、月曜日から日曜日まで全ての曜日でTOKYO MXの生放送の司会を務めることとなり、全く休みのない状態が続いていた。

2012年3月31日5時に夢中!サタデー』において『5時に夢中!』および姉妹番組である同番組の司会を卒業。最後の挨拶で、アメリカへ行くという噂[注 1] を否定、4月からのスケジュールは白紙同然であると述べて共演者らの笑いを誘った。

2013年2月8日、TBSテレビ『爆報! THE フライデー』に出演した際、アラフォーの一般人女性と2013年1月23日に結婚したことを明らかにした[1]

2017年4月3日より2019年9月まで、福島放送の夕方帯番組『福島まるごとライブ ヨジデス』司会を担当。

人物[編集]

エピソード[編集]

  • 現在も実家住まいであり、妻、息子、妹と共に住んでいる。両親以外には、障害を持ったダルメシアンを飼っていたが、母の死から7日後にその愛犬も亡くしている[2][3][4]

所属事務所の公式ウェブサイトでは、「ゴルフ」「音楽鑑賞」「米国映画鑑賞」「ダンス」が逸見の趣味として挙げられている[5]

家族[編集]

逸見家[編集]

  • 祖父・政一
  • 祖母・福子
  • 叔父(政孝の弟)・憲治 - 1980年にスキルス胃癌で死去。32歳没。
大阪府大阪市東京都
2010年10月25日には5時に夢中!番組内で、母・晴恵が肺胞蛋白症のために死去したことを報告した[6]。太郎は「私事ですが報告がございます」と切り出し、「私の母が先週21日、木曜日なんですが、他界いたしました。身内で葬儀、告別式をとりおこないまして、皆様からのお気遣いの言葉を頂戴いたしました」と報告。続いて、「生前、これといって親孝行は、何してやったっていうのことがないですが、とにかく、この『5時に夢中!』の司会に決まったとき、誰よりも喜んでくれた母でした。それが唯一の親孝行だったのかなと。ちょっぴりですが、安堵しております」と涙声で述べ、「皆様の心遣いに本当に感謝しております」と頭を下げた。「すみません。ちょっとシンミリしてしまいましたね。というわけで、お時間来ましたが。皆さん、元気にいきましょう。また明日、お会いしましょう」と声を大きくして視聴者に呼びかけた[7]

主な出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

バラエティ・情報番組[編集]

ラジオ[編集]

映画[編集]

オリジナルビデオ[編集]

  • 実録シリーズ
    • 実録・日本ヤクザ抗争史 鯨道5 侠骨(2001年)
    • 実録・日本ヤクザ抗争史 鯨道6 侠骨 完結篇(2001年)
    • 実録・日本ヤクザ抗争史 鯨道7 伝説のヤクザ・武闘烈伝(2001年)
    • 実録・鯨道8 瀬戸内戦争「道後白昼市街戦」矢嶋長次(2001年)
    • 実録・日本やくざ列伝 義戦 昇龍篇(2001年)
    • 実録・日本やくざ列伝 義戦 Vol.2 昇華篇(2001年)
    • 実録・九州やくざ抗争史 LB熊本刑務所 侠牙(2002年)
    • 実録・九州やくざ抗争史 LB熊本刑務所 Vol.2 義絶盃(2002年) - 佐世保 関和会代貸 吉岡末義
  • 隠忍術 しのび(2002年-2003年)
    • 隠忍術 しのび(2002年)
    • 隠忍術 しのび 弐(2002年)
    • 隠忍術 しのび 参(2002年)
    • 隠忍術 しのび 四 殺戮の終末(2003年)

舞台[編集]

演じた俳優[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 番組の月曜コメンテーターマツコ・デラックスが、「しばらくアメリカへいって休んだら?」と冗談で言ったことから広まった。

出典[編集]

外部リンク[編集]