神州一味噌
 神州一味噌の本社事務所があるサッポロホールディングス本社ビル（東京都渋谷区恵比寿四丁目、恵比寿ガーデンプレイス内） | |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場 |
| 本社所在地 |  日本〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-20-1 |
| 本店所在地 | 〒392-0022 長野県諏訪市高島1-8-30 |
| 設立 | 1933年 （宮坂醸造株式会社） |
| 業種 | 食料品 |
| 法人番号 | 3011201011699 |
| 事業内容 | 味噌製品の製造販売 |
| 代表者 | 代表取締役社長 牧野 成寿 |
| 資本金 | 7,200万円 |
| 売上高 | 65億円 |
| 純利益 | 2億0917万5000円 （2023年12月期）[1] |
| 総資産 | 44億0350万2000円 （2023年12月期）[1] |
| 従業員数 | 351名（2020年12月末現在・出向者含） |
| 決算期 | 12月31日 |
| 主要株主 | サッポロホールディングス株式会社(51%) 宮坂ホールディングス株式会社(49%) |
| 主要子会社 | 宮坂商貿(青島)有限公司 MIYASAKA JOZO USA INC. PT.MIYASAKA INDONESIA |
| 関係する人物 | 宮坂伊兵衛 |
| 外部リンク | https://www.shinsyuichi.jp/ |
神州一味噌株式会社（しんしゅういちみそ）は、東京都渋谷区恵比寿に本社を持つ味噌メーカーでサッポロホールディングスの子会社である。
沿革[編集]
- 1662年（寛文2年） - 信濃国諏訪郡上諏訪町（現在の長野県諏訪市）にて酒造業として創業（清酒「真澄」の醸造元）。
- 1916年（大正5年） - 長野県諏訪郡上諏訪町（現在の諏訪市）に丸高工場を設立し、味噌・醤油の製造を開始。
- 1932年（昭和7年） - 東京府東京市（現在の東京都中野区）に味噌工場を設立。
- 1933年（昭和8年） - 宮坂伊兵衛により宮坂醸造株式会社を設立、法人化。
- 1973年（昭和48年） - 東京都東久留米市に東久留米工場を設立。
- 1978年（昭和53年） - 山梨県甲府市に甲府工場を設立。
- 2007年（平成19年） - 山梨県上野原市に上野原工場を設立。
- 2016年（平成28年）
- 2017年（平成29年）7月1日 - 社名を「宮坂醸造株式会社」から「神州一味噌株式会社」へ変更。本店登記を神州一味噌発祥の蔵である「丸高蔵」の所在地へ変更。
- 2021年（令和3年）9月21日 - 本社を東京都東久留米市から東京都渋谷区恵比寿のサッポロホールディングス本社ビル（恵比寿ガーデンプレイス内）へ移転した[5]。
事業所[編集]
- 本店・丸高蔵
- 長野県諏訪市高島1-8-30
- 東京本社
- 東京都渋谷区恵比寿4-20-1
- 上野原工場
- 山梨県上野原市八ツ沢2193-124
- 甲府工場
- 山梨県甲府市高室町170
- 大阪営業所
商品[編集]
- 味噌
- 味噌屋がつくった 万能調味料
- 神州一味噌 み子ちゃん
- 神州一味噌 み子ちゃん 減塩
- 田舎みそ
- だし入りみ子ちゃん あわせ
- だし入りみ子ちゃん 白
- だし入りみ子ちゃん 減塩
- 無添加 減塩
- 信州の蔵 贅沢仕込み
- 無添加 一流好み
- 信州諏訪産無添加 留釜仕込み赤
- 信州諏訪産無添加 きぬごし白
- 国産減塩
- 匠のこだわり
- 即席みそ汁
- おいしいね!! とん汁
- おいしいね!! あさり
- おいしいね!! しじみ
- おいしいね!! なめこ
- おいしいね!! かに汁
- おいしいね!! 長ねぎ
- おいしいね!! ほうれん草
- おいしいね!! じゃがねぎ
- おいしいね!! とうふとわかめ
- おいしいね!! 赤だし
- おいしいね!! 納豆汁
- おいしいね!! とうふ 塩分少なめ
- おいしいね!! 野菜 塩分少なめ
- おいしいね!! あおさ 塩分少なめ
- おいしいね!! 味噌屋の裏技 魅惑の野菜汁 3食
- おいしいね!! コクが自慢のとん汁 3食
- おいしいね!! 殻付きあさり汁 3食
- おいしいね!! ずわいがに入りかに汁 3食
- おいしいね!! 大きな乱切り揚げなす汁 3食
- おいしいね!! 国産大豆のひきわり納豆汁 3食
- 国産しじみ汁 4食
- 伊勢志摩産あおさ汁 4食
- 毎日すこやか みそ汁小町5食
- 国産野菜のおみそ汁8食
- 得入り8食長ねぎ
- 味噌屋の逸品8食
- 即席生みそ汁 あら汁仕立て8食
- 即席生みそ汁 かにだし8食
- 即席生みそ汁 あおさ減塩8食
- 即席生みそ汁 えびだし8食
- お徳用20食あわせ
- お徳用20食減塩
- お徳用20食野菜
- お得な12食あわせ
- お得な12食減塩
- お得な12食しじみ汁
- お得な12食しじみ汁減塩
- みそ汁食堂 味噌屋の一杯 いろいろ野菜減塩 10食
- みそ汁食堂 味噌屋の一杯 10食
- 即席スープ
- Wスープ春雨 10食
- Wスープ春雨 10食 減塩
- 防災食
- 5年保存防災食 ポケットワン おみそ汁
- 5年保存防災食 ポケットワン わかめスープ
- 5年保存防災食 ポケットワン コーンスープ
宣伝[編集]
キャラクター[編集]
み子ちゃん[編集]
「神州一味噌」のイメージキャラクターの「み子ちゃん」は、赤の地に大きな花柄の和服を着て、黒いもんぺ様のパンツを穿き、黄色いちゃんちゃんこを羽織り、頭頂部で2つのこぶに結わいた髪には左に赤いツバキ様の花をつけている。動きのないものは、正座をしている女の子の姿である[6]。
これは、洋画家の西原比呂志が描いたもので、登場直後は絵のみで名を持たなかったが、1962年（昭和37年）、テレビCMおよび新聞広告で大規模に公募され[7]、正式に「み子ちゃん」とネーミングされた[6]。
しんちゃん[編集]
もうひとつのキャラクター「しんちゃん」は、「み子ちゃん」の弟で、同様に西原の筆による。いがぐり頭で、紺の絣の着物に姉同様の黒いモンペ様のパンツと黄色いちゃんちゃんこを着けた男の子の姿である。縄を用いた「電車ごっこ」に興じる姿が定番である[6]。命名の経緯も姉同様である[7]。
諏訪湖畔にたたずむ「み子ちゃん」と「しんちゃん」の描かれた幅約4mもの大きなタイルモザイク画が存在する。1967年に製作され、「正門の移転によりいずれ取り壊される」[8]と報道されたが、移転したのは本社屋で、それと同時にタイルモザイク画も移転した[9]。
テレビCM[編集]
1955年前後という民間テレビ放送の創成期、すでに「み子ちゃん」と「しんちゃん」の登場するテレビCMが白黒のアニメーションで制作されていた。また、汽車で運ばれてくるイメージを訴える「シュッシュポッポ」で始まるCMソングは、「神州一味噌」の名を広めた[10]。
笑点初代スポンサー[編集]
1966年5月15日、日本テレビの演芸番組『笑点』の放送開始にあたり、龍角散とともに初代のスポンサーとして名を連ねている。同番組では、セットにスポンサー企業とその宣伝文句を添えた看板が掲げられていた時期があった。その当時、右側には「み子ちゃん印・しんちゃん印 神州一味噌」、左側には「ゴホン!といえば 龍角散」であった（笑点40周年記念本P29参照）。
その後、1968年5月、同番組の放送開始時間が「16:30」から「17:20」に変更された際に降板した（このとき代わりに入ったのが、2011年11月現在も笑点のスポンサーとして名を連ねているサントリーである）。
脚注[編集]
- ^ a b 神州一味噌株式会社 第18期決算公告
- ^ “宮坂醸造 サッポロHD傘下に みそ製造開始から100年の節目”. 食品新聞. (2016年9月9日) 2016年12月23日閲覧。
- ^ 『本社機能移転のご案内』（pdf）（プレスリリース）宮坂醸造、2016年12月16日。2016年12月23日閲覧。
- ^ 『「宮坂醸造」の停留所名称変更について』（pdf）（プレスリリース）関東バス、2016年12月19日。2016年12月23日閲覧。
- ^ 【重要なお知らせ】東京本社事務所移転について（2021年9月1日）
- ^ a b c 宮坂醸造によるキャラクター公式サイト「み子ちゃん.jp」内の記事「み子ちゃんのプロフィール紹介」（2005年11月09日）の記述および画像を参照。
- ^ a b 宮坂醸造によるキャラクター公式サイト「み子ちゃん.jp」内の記事「CM No.002：み子ちゃん誕生」（2007年1月16日）の当時のテレビCMの動画フラッシュを参照。
- ^ 「中野区報」2007年（平成19年）6月20日号の記述を参照。
- ^ 宮坂醸造によるキャラクター公式サイト「み子ちゃん.jp」内の事「中野本社のタイル画について」（2007年2月8日）の記述を参照。
- ^ み子ちゃん 懐かしのCMギャラリーの記述、および当時のテレビCMの動画フラッシュを参照。
外部リンク[編集]
- 神州一味噌
- 神州一味噌み子ちゃん (mikochanmiso) - Facebook
- 丸高蔵
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