千葉県第12区

千葉県第12区
行政区域	館山市、木更津市、鴨川市、君津市、富津市、袖ケ浦市、南房総市、安房郡; （2024年1月1日現在）
比例区	南関東ブロック
設置年	1994年
選出議員	浜田靖一
有権者数	37万7089人; 1.663 倍（一票の格差・鳥取1区との比較）; （総務省・2023年9月1日）
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千葉県第12区（ちばけんだい12く）は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年（平成6年）の公職選挙法改正で設置。

区域[編集]

2013年（平成25年）公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである^[1]^[2]。

1994年（平成6年）公職選挙法改正から2013年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである^[3]。

館山市
木更津市
鴨川市
君津市
富津市
袖ケ浦市
安房郡

歴史[編集]

自由民主党が強固な地盤を保っている保守王国で、父幸一時代からの支持基盤に支えられている浜田靖一が議席を守っている（第42回のみコスタリカ方式で中村正三郎が立候補し当選、浜田は比例単独で当選）。

小選挙区選出議員[編集]

選挙名	年	当選者	党派
第41回衆議院議員総選挙	1996年	浜田靖一	自由民主党
第42回衆議院議員総選挙	2000年	中村正三郎
第43回衆議院議員総選挙	2003年	浜田靖一
第44回衆議院議員総選挙	2005年
第45回衆議院議員総選挙	2009年
第46回衆議院議員総選挙	2012年
第47回衆議院議員総選挙	2014年
第48回衆議院議員総選挙	2017年
第49回衆議院議員総選挙	2021年

選挙結果[編集]

第49回衆議院議員総選挙（2021年（令和3年）10月31日）千葉県第12区

時の内閣：第1次岸田内閣解散日：2021年 10月14日公示日：2021年 10月19日
当日有権者数：38万864人最終投票率：52.20%（前回比：1.63%）（全国投票率：55.93%（2.25%））

当落	候補者名	年齢	所属党派	新旧	得票数	得票率	惜敗率	推薦・支持	重複
当	浜田靖一	66	自由民主党	前	123,210票	64.01%	――	公明党推薦	○
	樋高剛	55	立憲民主党	元	56,747票	29.48%	46.06%	社会民主党千葉県連合支持	○
	葛原茂	70	日本共産党	新	12,530票	6.51%	10.17%

第48回衆議院議員総選挙（2017年（平成29年）10月22日）千葉県第12区

時の内閣：第3次安倍第3次改造内閣解散日：2017年 9月28日公示日：2017年 10月10日
当日有権者数：38万7875人最終投票率：50.57%（前回比：0.36%）（全国投票率：53.68%（1.02%））

当落	候補者名	年齢	所属党派	新旧	得票数	得票率	惜敗率	推薦・支持	重複
当	浜田靖一	62	自由民主党	前	120,075票	63.35%	――	公明党	○
	樋高剛	51	希望の党	元	36,571票	19.29%	30.46%		○
	大西航	36	日本共産党	新	22,182票	11.70%	18.47%		○
	皆川真一郎	63	社会民主党	新	10,713票	5.65%	8.92%		○

皆川は2018年の松戸市議会議員選挙、2021年千葉県知事選挙にいずれも無所属で立候補するも落選。

第47回衆議院議員総選挙（2014年（平成26年）12月14日）千葉県第12区

時の内閣：第2次安倍改造内閣解散日：2014年 11月21日公示日：2014年 12月2日
当日有権者数：38万3899人最終投票率：50.21%（前回比：8.76%）（全国投票率：52.66%（6.66%））

当落	候補者名	年齢	所属党派	新旧	得票数	得票率	惜敗率	推薦・支持	重複
当	浜田靖一	59	自由民主党	前	134,037票	74.29%	――	公明党	○
	米本展久	63	日本共産党	新	46,397票	25.71%	34.62%

第46回衆議院議員総選挙（2012年（平成24年）12月16日）千葉県第12区

時の内閣：野田第3次改造内閣解散日：2012年 11月16日公示日：2012年 12月4日
当日有権者数：38万5319人最終投票率：58.97%（前回比：7.95%）（全国投票率：59.32%（9.96%））

当落	候補者名	年齢	所属党派	新旧	得票数	得票率	惜敗率	重複
当	浜田靖一	57	自由民主党	前	139,935票	65.18%	――	○
	中後淳	42	日本未来の党	前	58,491票	27.24%	41.80%	○
	米本展久	61	日本共産党	新	16,262票	7.57%	11.62%

第45回衆議院議員総選挙（2009年（平成21年）8月30日）千葉県第12区

時の内閣：麻生内閣解散日：2009年 7月21日公示日：2009年 8月18日
当日有権者数：38万5658人最終投票率：66.92%（前回比：0.66%）（全国投票率：69.28%（1.77%））

当落	候補者名	年齢	所属党派	新旧	得票数	得票率	惜敗率	重複
当	浜田靖一	53	自由民主党	前	134,298票	53.10%	――	○
比当	中後淳	39	民主党	新	114,921票	45.44%	85.57%	○
	田辺丈太郎	29	幸福実現党	新	3,687票	1.46%	2.75%

第44回衆議院議員総選挙（2005年（平成17年）9月11日）千葉県第12区

時の内閣：第2次小泉改造内閣解散日：2005年 8月8日公示日：2005年 8月30日
当日有権者数：38万6093人最終投票率：66.26%（前回比：8.38%）（全国投票率：67.51%（7.65%））

当落	候補者名	年齢	所属党派	新旧	得票数	得票率	惜敗率	重複
当	浜田靖一	49	自由民主党	前	143,780票	57.62%	――	○
	青木愛	40	民主党	前	92,611票	37.12%	64.41%	○
	鴨志田安代	50	日本共産党	新	13,129票	5.26%	9.13%

青木はその後2007年の第21回参議院選挙で比例区から立候補し当選。さらにその後、第45回では東京12区から立候補し当選。

第43回衆議院議員総選挙（2003年（平成15年）11月9日）千葉県第12区

時の内閣：第1次小泉第2次改造内閣解散日：2003年 10月10日公示日：2003年 10月28日
当日有権者数：38万6347人最終投票率：57.88%（前回比：0.89%）（全国投票率：59.86%（2.63%））

当落	候補者名	年齢	所属党派	新旧	得票数	得票率	惜敗率	重複
当	浜田靖一	48	自由民主党	前	115,708票	53.93%	――	○
比当	青木愛	38	民主党	新	87,522票	40.80%	75.64%	○
	鴨志田安代	48	日本共産党	新	11,303票	5.27%	9.77%

第42回衆議院議員総選挙（2000年（平成12年）6月25日）千葉県第12区

時の内閣：第1次森内閣解散日：2000年 6月2日公示日：2000年 6月13日
当日有権者数：38万4578人最終投票率：58.77% （全国投票率：62.49%（2.84%））

当落	候補者名	年齢	所属党派	新旧	得票数	得票率	惜敗率	重複
当	中村正三郎	65	自由民主党	前	124,966票	58.63%	――	○
	半田善三	49	民主党	前	57,064票	26.77%	45.66%	○
	鴨志田安代	44	日本共産党	新	18,305票	8.59%	14.65%
	村田英保	55	自由連合	新	12,804票	6.01%	10.25%

半田は第41回では比例東海ブロックで新進党から立候補し、落選。その後、2000年4月に繰り上げ当選となったが同選挙で落選したため、国会議員としての任期は39日間だった。

第41回衆議院議員総選挙（1996年（平成8年）10月20日）千葉県第12区

時の内閣：第1次橋本内閣解散日：1996年 9月27日公示日：1996年 10月8日（全国投票率：59.65%（8.11%））

当落	候補者名	年齢	所属党派	新旧	得票数	得票率	惜敗率	重複
当	浜田靖一	40	自由民主党	前	102,570票	54.04%	――	○
	森田恵	33	民主党	新	61,083票	32.18%	59.55%	○
	川上謹一	66	日本共産党	新	26,149票	13.78%	25.49%

脚注[編集]

^ “衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第183回国会　制定法律の一覧 >衆議院小選挙区選出議員の選挙区間における人口較差を緊急に是正するための公職選挙法及び衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律の一部を改正する法律法律第六十八号（平二五・六・二八）”. 衆議院 (2013年6月28日). 2021年10月1日閲覧。住居表示などにより変更する可能性がある。
^ “千葉県”. 総務省. 2023年1月8日閲覧。
^ “衆議院トップページ >立法情報 >制定法律情報 >第131回国会　制定法律の一覧 >法律第百四号（平六・一一・二五）”. 衆議院 (1994年11月25日). 2021年10月1日閲覧。地名は1994年（平成6年）当時のものである。

表話編歴衆議院小選挙区制選挙区・比例代表制選挙区一覧
北海道ブロック（08）	北海道 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12
東北ブロック（12）	青森県 1,2,3 岩手県 1,2,3 宮城県 1,2,3,4,5 秋田県 1,2,3 山形県 1,2,3 福島県 1,2,3,4
北関東ブロック（19）	茨城県 1,2,3,4,5,6,7 栃木県 1,2,3,4,5 群馬県 1,2,3,4,5 埼玉県 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16
南関東ブロック（23）	千葉県 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14 神奈川県 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20 山梨県 1,2
東京ブロック（19）	東京都 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30
北陸信越ブロック（10）	新潟県 1,2,3,4,5 富山県 1,2,3 石川県 1,2,3 福井県 1,2 長野県 1,2,3,4,5
東海ブロック（21）	岐阜県 1,2,3,4,5 静岡県 1,2,3,4,5,6,7,8 愛知県 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16 三重県 1,2,3,4
近畿ブロック（28）	滋賀県 1,2,3 京都府 1,2,3,4,5,6 大阪府 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19 兵庫県 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12 奈良県 1,2,3 和歌山県 1,2
中国ブロック（10）	鳥取県 1,2 島根県 1,2 岡山県 1,2,3,4 広島県 1,2,3,4,5,6 山口県 1,2,3
四国ブロック（06）	徳島県 1,2 香川県 1,2,3 愛媛県 1,2,3 高知県 1,2
九州ブロック（20）	福岡県 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11 佐賀県 1,2 長崎県 1,2,3 熊本県 1,2,3,4 大分県 1,2,3 宮崎県 1,2,3 鹿児島県 1,2,3,4 沖縄県 1,2,3,4
2002年廃止選挙区	北海道 13 山形県 4 静岡県 9 島根県 3 大分県 4
2013年廃止選挙区	福井県 3 山梨県 3 徳島県 3 高知県 3 佐賀県 3
2017年廃止選挙区	青森県 4 岩手県 4 三重県 5 奈良県 4 熊本県 5 鹿児島県 5
2022年廃止選挙区	宮城県 6 福島県 5 新潟県 6 滋賀県 4 和歌山県 3 岡山県 5 広島県 7 山口県 4 愛媛県 4 長崎県 4
関連項目	静岡県 7（旧）参議院選挙区一覧衆議院中選挙区一覧 (1947-1993)
比例代表選挙区の括弧書きの数値は定数

表話編歴千葉県の小選挙区選出衆議院議員(1996年 - )
第1区	臼井日出男田嶋要臼井日出男田嶋要門山宏哲田嶋要
第2区	江口一雄永田寿康山中燁子黒田雄小林鷹之
第3区	岡島正之松野博一岡島一正松野博一岡島一正松野博一
第4区	田中昭一野田佳彦
第5区	田中甲村越祐民薗浦健太郎村越祐民薗浦健太郎英利アルフィヤ
第6区	渡辺博道生方幸夫渡辺博道生方幸夫渡辺博道
第7区	松本和那内山晃松本和巳太田和美内山晃齋藤健
第8区	桜田義孝長浜博行松崎公昭桜田義孝松崎公昭桜田義孝本庄知史
第9区	実川幸夫水野賢一奥野総一郎秋本真利奥野総一郎
第10区	林幹雄谷田川元林幹雄
第11区	森英介
第12区	浜田靖一中村正三郎浜田靖一
第13区	（2002年新設）実川幸夫若井康彦白須賀貴樹松本尚
第14区	（2022年新設）

千葉県第12区

行政区域	館山市、木更津市、鴨川市、君津市、富津市、袖ケ浦市、南房総市、安房郡（2024年1月1日現在）
比例区	南関東ブロック
設置年	1994年
選出議員	浜田靖一
有権者数	37万7089人 1.663 倍（一票の格差・鳥取1区との比較）（総務省・2023年9月1日）
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