ヴァイスメテオール
| ヴァイスメテオール | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
 2022年メトロポリタンS | |||||||||
| 欧字表記 | Weiss Meteor[1] | ||||||||
| 品種 | サラブレッド[1] | ||||||||
| 性別 | 牡[1] | ||||||||
| 毛色 | 鹿毛[1] | ||||||||
| 生誕 | 2018年2月28日[1] | ||||||||
| 死没 | 2022年6月1日（4歳没）[2] | ||||||||
| 抹消日 | 2022年6月1日[3] | ||||||||
| 父 | キングカメハメハ[1] | ||||||||
| 母 | シャトーブランシュ[1] | ||||||||
| 母の父 | キングヘイロー[1] | ||||||||
| 生国 |  日本（北海道安平町）[1] | ||||||||
| 生産者 | ノーザンファーム[1] | ||||||||
| 馬主 | （有）シルクレーシング[1] | ||||||||
| 調教師 | 木村哲也（美浦） →岩戸孝樹（美浦） →木村哲也（美浦）[1] | ||||||||
| 競走成績 | |||||||||
| 生涯成績 | 8戦4勝[1] | ||||||||
| 獲得賞金 | 9428万4000円[1] | ||||||||
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ヴァイスメテオール（欧字名:Weiss Meteor、2018年2月28日 - 2022年6月1日）は、日本の競走馬[1]。2021年のラジオNIKKEI賞の勝ち馬である。 半弟には、2022年の天皇賞・秋などG1を6勝しているイクイノックスがいる。 馬名の意味は、ドイツ語で「白い流星」で、母名と本馬の額の流星からの連想による[4]。
戦績[編集]
- 特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ[5]
2歳（2020年）[編集]
10月18日、東京競馬場での2歳新馬戦でデビューし、1着[6]。
3歳（2021年）[編集]
3歳初戦の京成杯4着を挟み、3月13日の3歳1勝クラスで2勝目を挙げた[7]。5月8日のプリンシパルステークス4着[8]のあと、7月4日に行われたGIIIラジオNIKKEI賞に出走。4番人気で迎えたレースでは、3、4コーナーで押し上げて直線で突き抜け先行集団を差し切り、2着の11番人気ワールドリバイバルに2馬身半差をつけ優勝。重賞初制覇を果たした[9]。
直後の7月29日付で管理する木村哲也の不祥事による調教停止処分に伴い、岩戸孝樹厩舎に転厩する[10]。秋は10月24日の菊花賞に出走も16着。11月1日付で木村の調教停止処分終了に伴い、木村厩舎に再転厩した[11]。
4歳（2022年）[編集]
4歳初戦として小倉大賞典から始動し単勝2番人気に支持されたものの、アリーヴォの4着に敗れた[12]。
5月8日、リステッド競走のメトロポリタンステークスに出走。ダミアン・レーンを鞍上に迎え、2番人気に推された。道中は楽な手ごたえで3番手を追走。直線に入ると脚を伸ばして半ば過ぎで先頭に立ち、最後はフライライクバード、ボスジラとの叩き合いとなりハナ差で優勝。オープン2勝目を挙げた[13]。
6月1日、エプソムカップに向けて美浦トレーニングセンターの南ウッドコースで1週前追い切りを行った際に跛行。馬運車で診療所に運ばれ、右前球節部分の開放骨折で予後不良と診断された[14]。同日、競走馬登録を抹消された[15]。
競走成績[編集]
以下の内容は、JBISサーチ[5]およびnetkeiba.com[16]に基づく。
| 競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離（馬場） | 頭 数 | 枠 番 | 馬 番 | オッズ （人気） | 着順 | タイム （上がり3F） | 着差 | 騎手 | 斤量 [kg] | 1着馬（2着馬） | 馬体重 [kg] |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.10.18 | 東京 | 2歳新馬 | 芝1800m（稍） | 14 | 3 | 3 | 6.4（2人） | 1着 | 1:52.4（33.9） | -0.1 | 丸山元気 | 55 | （シテフローラル） | 498 | |
| 2021.1.17 | 中山 | 京成杯 | GIII | 芝2000m（良） | 12 | 5 | 5 | 6.9（4人） | 4着 | 2:03.7（35.5） | 0.6 | 丸山元気 | 56 | グラティアス | 502 |
| 3.13 | 中山 | 3歳1勝クラス | 芝2000m（不） | 11 | 2 | 2 | 2.6（1人） | 1着 | 2:08.2（37.3） | -0.5 | C.ルメール | 56 | （サクセスエース） | 494 | |
| 5.8 | 東京 | プリンシパルS | L | 芝2000m（良） | 14 | 5 | 8 | 2.4（1人） | 4着 | 1:59.8（33.4） | 0.5 | C.ルメール | 56 | バジオウ | 496 |
| 7.4 | 福島 | ラジオNIKKEI賞 | GIII | 芝1800m（稍） | 16 | 1 | 2 | 7.8（4人） | 1着 | 1:48.0（34.8） | -0.4 | 丸山元気 | 54 | （ワールドリバイバル） | 502 |
| 10.24 | 阪神 | 菊花賞 | GI | 芝3000m（良） | 18 | 7 | 15 | 21.7（9人） | 16着 | 3:07.1（36.3） | 2.5 | 丸山元気 | 57 | タイトルホルダー | 494 |
| 2022.2.20 | 小倉 | 小倉大賞典 | GIII | 芝1800m（稍） | 16 | 4 | 8 | 5.1（2人） | 4着 | 1:49.6（36.1） | 0.4 | 丸山元気 | 55 | アリーヴォ | 512 |
| 5.8 | 東京 | メトロポリタンS | L | 芝2400m（良） | 10 | 8 | 9 | 2.8（2人） | 1着 | 2:25.9（34.4） | 0.0 | D.レーン | 57 | （フライライクバード） | 512 |
血統表[編集]
| ヴァイスメテオールの血統 | （血統表の出典）[§ 1] | |||
| 父系 | ミスタープロスペクター系 | [§ 2] | ||
父 キングカメハメハ 2001 鹿毛 | 父の父 Kingmambo1990 鹿毛 | Mr.Prospector | Raise a Native | |
| Gold Digger | ||||
| Miesque | Nureyev | |||
| Pasadoble | ||||
父の母 *マンファスManfath 1991 黒鹿毛 | *ラストタイクーン | *トライマイベスト | ||
| Mill Princess | ||||
| Pilot Bird | Blakeney | |||
| The Dancer | ||||
母 シャトーブランシュ 2010 鹿毛 | キングヘイロー 1995 鹿毛 | *ダンシングブレーヴ | Lyphard | |
| Navajo Princess | ||||
| *グッバイヘイロー | Halo | |||
| Pound Foolish | ||||
母の母 ブランシェリー1998 鹿毛 | *トニービン | *カンパラ | ||
| Severn Bridge | ||||
| メゾンブランシュ | Alleged | |||
| *ブランシユレイン | ||||
| 母系(F-No.) | ブランシユレイン(FR)系(FN:16-b) | [§ 3] | ||
| 5代内の近親交配 | Northern Dancer 5 × 5 × 5 = 9.38％、Nureyev 4 × 5 = 9.38％ | [§ 4] | ||
| 出典 | ||||
- 半弟に2022年の天皇賞（秋）、有馬記念、2023年のドバイシーマクラシック、宝塚記念、天皇賞（秋）、ジャパンカップを制したイクイノックス（父：キタサンブラック）がいる[18]。
- 近親にブランディス（中山大障害、中山グランドジャンプ）[19]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “ヴァイスメテオール｜JBISサーチ（JBIS-Search）”. www.jbis.or.jp. 2021年7月7日閲覧。
- ^ “昨年のラジオNIKKEI賞覇者ヴァイスメテオールが調教中の故障で安楽死 ダービー2着馬イクイノックスの半兄”. 株式会社ネットドリーマーズ 2022年6月2日閲覧。
- ^ “【先週のJRA抹消馬】ラジオNIKKEI賞覇者ヴァイスメテオール、オーシャンS覇者キングハートなど”. 株式会社ネットドリーマーズ 2022年6月6日閲覧。
- ^ “ヴァイスメテオール重賞初Ｖ秋の大舞台へ視野広がる／ラジオＮＩＫＫＥＩ賞”. 日刊スポーツ (2021年7月5日). 2022年1月6日閲覧。
- ^ a b “ヴァイスメテオール 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年1月6日閲覧。
- ^ “【東京5R新馬戦結果】2番人気ヴァイスメテオールが初陣飾る”. netkeiba.com. (2020年10月18日) 2021年7月9日閲覧。
- ^ “【3歳1勝クラス】(中山7R) ヴァイスメテオールが人気に応え2勝目”. netkeiba.com. (2021年3月13日) 2021年7月9日閲覧。
- ^ “【プリンシパルS結果】バジオウが抜け出し快勝 ダービー切符獲得”. netkeiba.com. (2021年5月8日) 2021年7月9日閲覧。
- ^ “【ラジオNIKKEI賞結果】ヴァイスメテオールが突き抜け重賞初制覇”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2021年7月4日). 2022年1月6日閲覧。
- ^ “木村厩舎から岩戸厩舎への転厩馬一覧 ステルヴィオ、オーソリティなど67頭”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2021年7月28日). 2022年1月6日閲覧。
- ^ “【JRA】木村哲也調教師の調教停止期間が満了、岩戸孝樹厩舎から管理馬が再転厩”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2021年10月31日). 2022年1月6日閲覧。
- ^ “【小倉大賞典結果】アリーヴォが人気に応えて差し切り重賞初制覇”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2022年2月20日). 2022年3月13日閲覧。
- ^ “レーン騎手騎乗ヴァイスメテオール、たたき合いを鼻差しのいだ／メトロポリタンＳ”. 日刊スポーツ 2022年6月2日閲覧。
- ^ “昨年のラジオNIKKEI賞覇者ヴァイスメテオールが調教中の故障で安楽死 ダービー2着馬イクイノックスの半兄”. 株式会社ネットドリーマーズ 2022年6月2日閲覧。
- ^ “【先週のJRA抹消馬】ラジオNIKKEI賞覇者ヴァイスメテオール、オーシャンS覇者キングハートなど”. 株式会社ネットドリーマーズ 2022年6月6日閲覧。
- ^ “ヴァイスメテオールの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2022年1月6日閲覧。
- ^ a b c “血統情報：5代血統表｜ヴァイスメテオール”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b c “ヴァイスメテオールの血統表”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2021年7月7日閲覧。
- ^ “シャトーブランシュの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2022年1月6日閲覧。