衣笠 (横須賀市)

衣笠地区
きぬがさ
日章旗 日本
地方 関東地方
都道府県 神奈川県
自治体 横須賀市
面積
12.085km²
世帯数
28,451世帯
総人口
58,694
住民基本台帳、2023年4月1日現在[1]
人口密度
4,856.76人/km²
横須賀市役所衣笠行政センター
北緯35度15分22.2秒 東経139度39分58.2秒 / 北緯35.256167度 東経139.666167度 / 35.256167; 139.666167座標: 北緯35度15分22.2秒 東経139度39分58.2秒 / 北緯35.256167度 東経139.666167度 / 35.256167; 139.666167
所在地 〒238-0022
神奈川県横須賀市公郷町2-11
リンク 衣笠行政センター公式ページ
衣笠地区の位置(神奈川県内)
衣笠地区
衣笠地区
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春の衣笠山公園

衣笠(きぬがさ)とは、神奈川県横須賀市にある地名の一つ。狭義には横須賀市衣笠町を指す。広義には旧衣笠村(現在、横須賀市衣笠行政センター管轄エリアとほぼ重なる)を指す。ここでは広義の衣笠について解説する。

概要[編集]

衣笠は三浦半島の中央部に位置する。広義の衣笠に所属する地域名は、阿部倉池上大矢部金谷衣笠栄町衣笠町公郷町小矢部平作森崎の10地区である。近隣に市役所のある横須賀中央駅からは約3キロメートル離れている。

国土情報ウェブマッピングシステム 横須賀衣笠地区の航空写真 1988年撮影

標高が低い山々(三浦丘陵)が覆うため平地は平作川沿いの一部に限られる。平作川沿いの平野は古くから交通網が整備されていて(浦賀道)、現在も東西に県道27号線JR横須賀線が横切っている。

県道27号線沿線には人家や商業施設が多い。衣笠駅周辺は特に商業活動が盛んである。衣笠商店街には全蓋式アーケードと片側式アーケードが設置されている。近年はマンションの建設も続いている。また衣笠インターチェンジ付近にもロードサイド店舗が多く出店するようになった。

丘陵部には、昭和中期以降から京浜地域ベッドタウン化が進み宅地開発が行われている。ただ一部山林も残る。

衣笠山(きぬかさやま)一帯には大正時代からが植樹されており、現在公園(衣笠山公園)となっている。同公園は桜の名所として知られ、毎年3月~4月上旬には「衣笠さくら祭り」が開催されて多くの人出がある。

狭義における衣笠である衣笠町は宅地開発があまり進んでいない衣笠山の山裾の地区である。そのためこの地を平安末期 - 室町後期にかけて支配していた武士集団、三浦党を偲ばせる遺跡がいくつか残る。

なお、旧村名および横須賀市の町名としての「衣笠」は「きぬさ」と濁らずに読まれるが、横須賀線の「衣笠駅」は「きぬさ」と濁って読まれる。

衣笠の主な施設[編集]

公共・教育[編集]

神奈川県立横須賀工業高校

交通[編集]

商業[編集]

衣笠商店街(大通り)
衣笠商店街(仲通り)

金融施設[編集]

観光・文化・自然[編集]

公園・名所・宗教施設[編集]

初夏のしょうぶ園

温泉施設[編集]

その他[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

注釈・脚注[編集]

外部リンク[編集]