福岡県社会人サッカーリーグ

福岡県社会人サッカーリーグ
加盟国 日本の旗 日本 (福岡県)
大陸連盟 AFC
開始年 1975
ディビジョン 2部制(都道府県リーグ
参加クラブ 1部 : 11
2部 : 11
リーグレベル 第6〜7部
上位リーグ 九州サッカーリーグ
下位リーグ 地区リーグ(福岡・北九州・筑豊・筑後)
国内大会 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会
(天皇杯予選:福岡県サッカー選手権大会
最新優勝クラブ 1部 : 板付FC
2部 : Passcharise (2023)
公式サイト 福岡県サッカー協会

福岡県社会人サッカーリーグ(ふくおかけんしゃかいじんさっかーりーぐ)とは、全国の各都道府県にあるサッカー都道府県リーグのうち、福岡県のクラブチームが参加するリーグである。

概要&レギュレーション[編集]

リーグの変遷[編集]

1969年に1部6チーム・2部5チームで発足したが、三菱化成黒崎や全西鉄の九州サッカーリーグ参加等もあり一度廃止され、1975年に1部6チームで改めて発足した。

1999年までは1部制・最大11チームで構成された。2000年から1部6チーム・2部6チームによる2部制に移行し、2005年からは1部6チーム(2回戦総当たり10試合)・2部10チーム(1回戦総当たり9試合)の構成となった。さらに2部は2011年から11チーム(1回戦総当たり10試合)となった。

2018年からは1部・2部ともに1回戦総当たりに変更され、チーム数を拡大。1部9チーム・2部9チームの構成となる。さらに2020年からは1部10チーム・2部10チームに拡大されている。同年は新型コロナウイルスの影響によりオープン戦として扱われ降格が無かったため、2021年は1部11チーム・2部11チームとなった。

2017年まで勝利チームに与えられる勝ち点は2であったが、2018年からは3に変更されている。

リーグ構成(2023年)[編集]

福岡県社会人サッカーリーグは2部で構成される[1]。1回戦総当たりで行う。試合時間は1部が90分、2部が80分。

  • 1部(11チーム)
  • 2部(11チーム)

下位カテゴリとして福岡・北九州・筑豊・筑後の4つの地区リーグが存在する。

昇格・降格に関して[編集]

  • 1部の優勝チームは九州各県リーグ決勝大会の参加権利を得る。同大会優勝で九州サッカーリーグに自動昇格、準優勝の場合は九州リーグ9位との入替戦を行う。
  • 1部の9位・10位は2部へ自動降格、2部の1位・2位は1部へ自動昇格。
  • 2部の9位・10位は各地区1部リーグに自動降格。
  • 各地区1部リーグの優勝4チームは福岡県各地区サッカーリーグ決勝大会に進出。2ブロックに分かれ2チームが2部へ自動昇格。

なお、昇降格に関しては、JFL・九州リーグの昇格降格数により変更があり、詳しくは社会人委員会により協議のうえ決定する。

所属クラブ(2023年)[編集]

1部[編集]

  • 板付FC(福岡) ※前年度優勝
  • 七隈トンビーズ(福岡)
  • 三宅クラブ(福岡)
  • アディ(北九州)
  • 光陽クラブ(福岡)
  • 春日イーグルス(福岡)
  • artesan(筑豊)
  • スケアクロウズ北九州(北九州)
  • FC千代(福岡)
  • 福岡銀行サッカー部(福岡) ※2部から昇格
  • 森都主FC(筑豊) ※2部から昇格

2部[編集]

  • F.C.ELAN(福岡) ※1部から降格
  • 宇美町FC(福岡) ※1部から降格
  • Passcharise(福岡)
  • 久留米AZALEA(筑後)
  • NISSAN自動車九州(株)サッカー部(北九州)
  • 新撰組FC(福岡)
  • ペラーダFCグランリオ(筑後)
  • F.C.DIEGO MASTERS(福岡)
  • LIGA(北九州) ※北九州地区から昇格
  • 北九州市役所サッカー部(北九州) ※北九州地区から昇格
  • ONE SOUL.C福岡(福岡) ※福岡地区1部から昇格

歴代優勝クラブ[編集]

1部[編集]

九州サッカーリーグ昇格チームは太字で表記

  • 第1回(1975年) 福岡教員クラブ
  • 第2回(1976年) 福岡教員クラブ
  • 第3回(1977年) 三井東圧化学
  • 第4回(1978年) 三井東圧化学
  • 第5回(1979年) 三井東圧化学
  • 第6回(1980年) オリエントAFC
  • 第7回(1981年)
  • 第8回(1982年) 八幡中央OB
  • 第9回(1983年) 福岡教員クラブ
  • 第10回(1984年) 八幡中央OB
  • 第11回(1985年) 福岡県選抜[2]
  • 第12回(1986年) とびうめクラブ
  • 第13回(1987年) 福岡教員クラブ
  • 第14回(1988年) 福岡教員クラブ
  • 第15回(1989年) 福岡教員クラブ
  • 第16回(1990年) 七隈トンビーズ
  • 第17回(1991年) 豊国大吾クラブ
  • 第18回(1992年) FUFAとびうめクラブ
  • 第19回(1993年) FUFAとびうめクラブ
  • 第20回(1994年) 九州三菱自動車
  • 第21回(1995年) 九州三菱自動車
  • 第22回(1996年) 東海大第五OB
  • 第23回(1997年) マッキーFC
  • 第24回(1998年) 九州三菱自動車
  • 第25回(1999年) 七隈トンビーズ
  • 第26回(2000年) 七隈トンビーズ
  • 第27回(2001年) 七隈トンビーズ
  • 第28回(2002年) 七隈トンビーズ
  • 第29回(2003年) 七隈トンビーズ
  • 第30回(2004年) 七隈トンビーズ
  • 第31回(2005年) 七隈トンビーズ
  • 第32回(2006年) 三宅クラブ
  • 第33回(2007年) 三宅クラブ
  • 第34回(2008年) 七隈トンビーズ
  • 第35回(2009年) 九州三菱自動車
  • 第36回(2010年) 九州三菱自動車
  • 第37回(2011年) 九州三菱自動車
  • 第38回(2012年) スケアクロウズ北九州
  • 第39回(2013年) 七隈トンビーズ
  • 第40回(2014年) 三宅クラブ
  • 第41回(2015年) 三宅クラブ
  • 第42回(2016年) 三宅クラブ
  • 第43回(2017年) 三宅クラブ
  • 第44回(2018年) 三宅クラブ
  • 第45回(2019年) 三宅クラブ
  • 第46回(2020年) 七隈トンビーズ[3]
  • 第47回(2021年) 光陽クラブ[4]
  • 第48回(2022年) 板付FC
  • 第49回(2023年) 板付FC

脚注[編集]

  1. ^ 福岡県社会人リーグ”. 公益社団法人福岡県サッカー協会公式ホームページ. 2023年6月22日閲覧。
  2. ^ 2位はオリエントAFC
  3. ^ 新型コロナウイルスの影響により全日程を消化できず、オープン戦として開催。4試合消化時点で最も成績の良い七隈トンビーズが優勝扱いとなった。
  4. ^ 新型コロナウイルスの影響により延期が相次いだため8月8日をもってリーグ戦を中止。全チーム参加の順位決定戦トーナメントによって優勝チームを決定した。

外部リンク[編集]