森岡紘一朗

森岡紘一朗 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム 森岡紘一朗
国籍 日本の旗 日本
種目 競歩
所属 富士通
大学 順天堂大学
生年月日 (1985-04-02) 1985年4月2日(39歳)
生誕地 長崎県諫早市
身長 184cm
体重 65kg
自己ベスト 20km競歩:1時間20分14秒(2013年)
50km競歩:3時間43分14秒(2012年)
獲得メダル
日本の旗 日本
陸上競技
アジア競技大会
2006 ドーハ 20km競歩
2010 広州 50km競歩
ユニバーシアード
2005 イズミル 20km競歩
2007 バンコク 20km競歩
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森岡 紘一朗(もりおか こういちろう、1985年4月2日 - )は、日本競歩選手、競歩コーチ。ユニバーシアードの20km競歩で2005年2007年の2大会連続で銅メダル2006年アジア競技大会20km競歩銅メダル。2008年北京オリンピックの20km競歩に出場。広州アジア大会50km競歩で3時間47分41秒のタイムで銅メダル。日本選手権の20km競歩で2010年、2011年に優勝。現在はコーチ富士通所属。

経歴[編集]

長崎県諫早市出身。長崎県立諫早高等学校卒業、順天堂大学卒業。もとは長距離ランナーだったが、高校2年のとき競歩に転向。2003年、地元の長崎で行われた長崎ゆめ総体5000m競歩決勝でトップでフィニッシュしたが、歩型違反により失格となった。同年のNEW!!わかふじ国体では、少年A5000m競歩で優勝を果たしている。

順天堂大学に進学後、2005年8月の世界陸上ヘルシンキ大会2007年8月の世界陸上大阪大会には、それぞれ20km競歩で出場。ユニバーシアードでは2005年2007年の2大会連続で銅メダルを獲得(いずれも20km競歩)した。2006年には、アジア大会で20km競歩の銅メダルを獲得した。

2008年に、富士通に入社し、同年の北京オリンピックの20km競歩に出場し、16位だった。10月、全日本50km競歩高畠大会で、50km競歩に初めて出場し、世界陸上ベルリン大会の標準記録Aを破った。

2009年1月の日本選手権20km競歩で優勝。また4月の日本選手権50km競歩山崎勇喜に次ぐ2位に入ったことで、2009年8月の世界陸上ベルリン大会では、20kmと50kmの2種目に出場した。2010年には、広州アジア大会の50km競歩に出場し、3時間47分41秒で3位に入り銅メダルを獲得した。

2011年2月の日本選手権20Km競歩は鈴木雄介に敗れ2位だったが、2011年4月の日本選手権50km競歩で自己ベスト記録の3時間44分45秒で初優勝する。2011年9月の世界陸上大邱大会の50Km競歩では、中間点では15位の通過だったが後半に入り順位を徐々に上げ結果3時間46分21秒の記録で日本人トップの6位入賞を果たした。これにより、翌2012年ロンドンオリンピックの代表に内定し、本大会では50km競歩で7位入賞を果たした[1]

2021年5月15日に行われた第63回 東日本実業団陸上競技選手権大会の男子5000mWを最後に現役を引退。引退後はコーチに就任。[2][3]

主な成績[編集]

  • 2004年 世界ジュニア選手権:10000 mW 6位
  • 2005年 世界選手権:20kmW 29位
  • 2005年 ユニバーシアード:20kmW 3位
  • 2006年 アジア大会:20kmW 3位
  • 2007年 ユニバーシアード:20kmW 3位
  • 2007年 世界選手権:20kmW 11位
  • 2008年 北京オリンピック:20kmW 16位
  • 2009年 世界選手権:20kmW 11位
  • 2009年 世界選手権:50kmW 18位
  • 2010年 日本選手権:20kmW 優勝
  • 2010年 アジア大会:50kmW 3位
  • 2011年 日本選手権:50kmW 優勝
  • 2011年 世界選手権:50kmW 6位
  • 2012年 ロンドンオリンピック:50kmW 7位

出典[編集]

  1. ^ ロンドンオリンピック陸上競技・森岡紘一朗選手に7位入賞の表彰状を授与”. 日本オリンピック委員会. 2017年1月26日閲覧。
  2. ^ 選手・スタッフ紹介STAFF”. 陸上競技部. 2022年1月16日閲覧。
  3. ^ お世話になった皆さまへ”. 陸上競技部 (2021年9月30日). 2022年1月16日閲覧。

外部リンク[編集]