東萩駅

東萩駅
駅舎(2017年5月)
ひがしはぎ
Higashi-Hagi
越ケ浜 (2.9 km)
(3.8 km)
地図
山口県萩市大字椿東大広津2997-3
北緯34度25分1.99秒 東経131度24分37.11秒 / 北緯34.4172194度 東経131.4103083度 / 34.4172194; 131.4103083座標: 北緯34度25分1.99秒 東経131度24分37.11秒 / 北緯34.4172194度 東経131.4103083度 / 34.4172194; 131.4103083
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山陰本線
キロ程 572.0 km(京都起点)
電報略号 ヒハ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
186人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1925年大正14年)11月1日[1]
備考 簡易委託駅
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東萩駅(ひがしはぎえき)は、山口県萩市大字椿東ちんとう大広津にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線事務管コードは▲640782[2]

概要[編集]

萩市の代表駅であり、市内の中心部に最も近い駅でもある。

2005年3月特急いそかぜ」廃止以降、定期優等列車運転は無かったが、2017年8月5日より山口DCを記念して快速○○のはなし」の始発着駅となった。

なお、特別な「トワイライトエクスプレス」の山陰ルート(2015年夏季-2016年冬季)における停車設定があった[広報 1][3][広報 2][広報 3][広報 4]

また、2017年(平成29年)6月17日からは団体専用列車の「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(山陰コース・下り)の停車駅となった[4][広報 5]。加えて、この列車運行開始に伴う改修計画もある[広報 6]

歴史[編集]

駅構造[編集]

単式・島式ホーム複合型2面3線を有する列車交換・折返し可能な地上駅駅舎は単式1番ホーム側にあり、島式2・3番ホームへは長門市寄りにある跨線橋で連絡している。

長門鉄道部[8]管理の簡易委託駅である。駅舎内には普通乗車券・定期券購入が可能な券売機が設置されている[9]。窓口業務は2021年9月以降萩市観光協会が受託し、乗車券・回数券・定期券を取扱う。また、観光案内所を窓口の隣に移転して窓口と一体で運営し、観光案内所では観光パンフレットの配布や手荷物の一時預かりサービスを行っている[7]

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先 備考
1 山陰本線 上り 益田方面[10] 通常時はこのホームを使用。浜田方面は益田で乗換。
下り 長門市方面[10] 列車交換が無い列車や○○のはなしが使用。
2 列車交換時に使用。
3 当駅始発列車や12時台発長門市行が使用。
上り 益田方面[10] 始発列車のみ使用。
  • 1番のりばが上り本線、2番のりばが下り本線、3番のりばが上下副本線と言う扱いである。

利用状況[編集]

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[11]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 791
2000 735
2001 670
2002 610
2003 545
2004 506
2005 453
2006 409
2007 356
2008 325
2009 278
2010 286
2011 258
2012 240
2013 228
2014 213
2015 221
2016 223
2017 223
2018 218
2019 217
2020 199
2021 189
2022 186

駅周辺[編集]

東萩駅前にある萩城天守の1/6復元模型

西側のみに出口があり、駅前ロータリーにバスの停留所がある。

再開発事業で駅前に建設された「萩レインボープラザ」は土産物屋、レンタルサイクルと観光ホテル「萩ロイヤルホテル」が一体となった施設だったが、一時期ホテル部分が休業する等、駅前の経済空洞化が懸念された。この建物は再改装し、2008年(平成20年)4月に飲食店等のテナントが入ったビジネスホテル「萩ロイヤルインテリジェントホテル」として営業再開している。また、駅前に高層マンションが建つ等しているが、道向かいのホテルが廃業する等、依然厳しい状況がある。

駅前に近接する国道191号のそばには、萩青年会議所により寄贈された萩城天守1/6復元模型がある。また、同国道が松本川に架かる萩橋を渡ると、市中心部のある阿武川の三角州に入る。

市中心部は更に1km程南西のバスターミナル(萩バスセンター)付近である。

駅裏(駅東側)を通過する山口県道67号萩川上線沿いにヤマダデンキ丸和の集合したショッピングセンター「椿東ショッピングパーク」があるが自由通路等は設けられておらず、東萩駅からのアクセスは基本的に考慮されておらず、駅東側へ公共交通機関でアクセスするには萩循環まぁーるバス(松陰先生)への乗換を要する。(萩しーまーと経由。防長バスも通ってはいるが、駅そばの松本橋を過ぎると松陰神社まで停まらない。)

バス路線[編集]

防長交通(一部中国ジェイアールバス)の路線バスが停車する。

0番のりば(駅正面)
1番のりば(ホテル前)
2番のりば(ホテル前)

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道(JR西日本)
山陰本線
越ケ浜駅 - 東萩駅 - 萩駅

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、315頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  3. ^ “トワイライトエクスプレス、山陰コースは7/25大阪発から運転 - 萩で観光も”. マイナビニュース (マイナビ). (2015年5月28日). https://news.mynavi.jp/article/20150528-a519/ 2015年5月29日閲覧。 
  4. ^ a b 林国広、山田菜の花 (2017年6月19日). “「瑞風」感動運んで 萩・下関、一番列車に歓迎の人波”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 山口版 
  5. ^ a b “東萩駅新築完成”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1973年7月29日) 
  6. ^ a b 広報はぎ 令和3年10月号”. p. 20. 2021年10月16日閲覧。
  7. ^ a b JR東萩駅 萩市が観光案内と切符販売を一体化 - NHK NEWS WEB、2021年10月15日。インターネットアーカイブへのキャッシュ(オリジナル)。
  8. ^ データで見るJR西日本2021 - 西日本旅客鉄道 p.94
  9. ^ 東萩駅 - JRおでかけネット.2021年9月14日閲覧
  10. ^ a b c 東萩駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月16日閲覧。
  11. ^ 山口県統計年鑑 - 山口県

広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]

  1. ^ 新たに「山陰コース」が追加されます!特別な「トワイライトエクスプレス」夏季運転のお知らせ』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年5月28日。 オリジナルの2015年5月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150528114721/http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/05/page_7201.html2015年5月29日閲覧 
  2. ^ 特別な「トワイライトエクスプレス」12月から3月出発分 運転日のお知らせ』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年9月18日。 オリジナルの2015年9月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150918115659/http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/09/page_7673.html2015年9月21日閲覧 
  3. ^ 【全客室スイート・ロイヤルでご案内!】特別なトワイライトエクスプレスで行く旅行商品特集”. JRおでかけネット. 西日本旅客鉄道. 2015年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月7日閲覧。(2015年秋季ツアー設定)
  4. ^ 【全客室スイート・ロイヤルでご案内!】特別なトワイライトエクスプレスで行く旅行商品特集”. JRおでかけネット. 西日本旅客鉄道. 2015年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月7日閲覧。2015年12月 - 2016年2月の冬季ツアーの設定)
  5. ^ 瑞風の旅・コース”. TWILIGHT EXPRESS 瑞風 MIZUKAZE. 西日本旅客鉄道. 2016年7月9日閲覧。(山陰コース(下り))
  6. ^ TWILIGHT EXPRESS 瑞風 お客様をお迎えする立ち寄り駅の改修などについて〜広島・山口エリア〜』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2016年7月8日。 オリジナルの2016年7月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20160708120159/http://www.westjr.co.jp/press/article/2016/07/page_8919.html2016年7月9日閲覧 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]