定塚ギャラリー

定塚ギャラリー
Jōzuka Gallery
地図
施設情報
専門分野 藤子・F・不二雄
館長 石黒輝義[1]
事業主体 F&の会[1]
開館 2016年4月9日
所在地 933-0032
日本の旗 日本
富山県高岡市定塚町6-14
位置 北緯36度44分36.5秒 東経137度1分11.3秒 / 北緯36.743472度 東経137.019806度 / 36.743472; 137.019806座標: 北緯36度44分36.5秒 東経137度1分11.3秒 / 北緯36.743472度 東経137.019806度 / 36.743472; 137.019806
最寄駅 高岡駅JR西日本あいの風とやま鉄道万葉線
外部リンク 定塚ギャラリー定期オープンのご案内
プロジェクト:GLAM
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定塚ギャラリー(じょうづかギャラリー)は、日本富山県高岡市に所在するギャラリー。同市出身の漫画家で『ドラえもん』の作者として知られる藤子・F・不二雄1933年 - 1996年)の顕彰施設として、地元有志の手で運営されている[1]

概要[編集]

当ギャラリーは「藤子・F・不二雄」こと藤本弘(以下「藤本」)が幼少期を過ごした旧宅の場所に立地する[1]。旧宅跡には藤本家の転居後に同家とは関係の無い第三者の民家が建てられたが、この民家が空き家となった後に地元で活動する藤本のファン有志が共同で買い取り、2016年平成28年)4月9日に開館した。

開館当初は地元ファン有志で組織する「Fの会」(現「F&の会」)の会員に公開対象が限定されていたが、2018年(平成30年)10月7日より、毎月第1日曜日に限り一般公開を実施している(その他の日に見学を希望する場合は要予約)。

神奈川県川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム高岡市美術館内の「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」とは異なり藤子・F・不二雄プロの公認を受けた施設ではなく、飽くまでも民間の有志が運営しているため公式のガイド等には掲載されていないが、藤本と安孫子素雄(後の藤子不二雄1934年 - 2022年)の母校である高岡市立定塚小学校2022年閉校)およびその後継校の高陵小学校では2年生の児童を対象に当ギャラリーの見学授業を毎年実施している[1][2]

施設の特徴[編集]

入口前にはドラえもん石像が建てられており、道路に面した側の外壁がドラえもんの体色をイメージした一色に塗られている。

展示物[編集]

1階では日本国外で翻訳出版された『ドラえもん』の単行本や、愛好者から寄贈されたキャラクターグッズ等の展示を行っている[1][2]。2階は藤本の親族や同級生の協力で小学生の頃の部屋が再現され[1][2]、かつて当地に建っていた旧宅の復元模型や当時の住宅地図が飾られている。

2021年令和3年)には、藤本および安孫子と同級生だった男性の遺族から色紙や直筆書簡など約100点の資料が寄贈された[3]

アクセス[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 「ドラえもん」身近に 高岡の児童、藤子・Fさんの定塚ギャラリー見学”. 北日本新聞 (2022年7月5日). 2022年8月11日閲覧。
  2. ^ a b c “ドラえもん「楽しい」 先輩、藤子・Fさん家跡 高岡・定塚小児童が訪問”. 富山新聞 (北國新聞富山本社). (2021年9月30日). https://www.hokkoku.co.jp/articles/tym/538697 2022年8月11日閲覧。 
  3. ^ 富山新聞、2021年10月10日付14面「同級生の遺品を披露 高岡で藤子不二雄を語る会」。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]