増山朝陽

増山 朝陽
名前
愛称 和製クリロナ、ヒガシのクリロナ
カタカナ マスヤマ アサヒ
ラテン文字 MASUYAMA ASAHI
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-01-29) 1997年1月29日(27歳)
出身地 福岡県福岡市
身長 173cm
体重 72kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 V・ファーレン長崎
ポジション MF / FW
背番号 8
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2015-2021 日本の旗 ヴィッセル神戸 45 (3)
2017 日本の旗 横浜FC (loan) 9 (0)
2020 日本の旗 アビスパ福岡 (loan) 36 (5)
2021-2022 日本の旗 大分トリニータ 35 (2)
2023- 日本の旗 V・ファーレン長崎
1. 国内リーグ戦に限る。2022年10月23日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

増山 朝陽(ますやま あさひ、1997年1月29日 - )は、福岡県福岡市出身のプロサッカー選手JリーグV・ファーレン長崎所属。ポジションはミッドフィールダーフォワード

来歴[編集]

小学校2年生の時に板付ウイングSCに入団し、以後中学卒業まではおもにフォワードを務めた[1]東福岡高校入学後は300人超の部員によるレギュラー争いに苦しみ2年時まではレギュラーを掴めずにいたが、3年生春にスタメンの座を勝ち取ると、同年夏に開催された平成26年度全国高等学校総合体育大会にてチームの大会制覇に貢献し、プロのスカウトからも注目を集めた[2]。冬の第93回全国高等学校サッカー選手権大会では、優秀選手の一人に選出された[3]

2015年よりJ1ヴィッセル神戸に加入[4]。1stステージ15節ガンバ大阪戦でリーグ戦初出場。天皇杯2回戦のAC長野パルセイロ戦でプロ入り初得点を記録[5]。2016年10月29日、2ndステージ第16節の名古屋グランパス戦でJ1リーグ初得点を記録した。

2017年、J2横浜FCに期限付き移籍。リーグ戦9試合無得点に終わり、期限付き移籍期間を満了。

2018年、J1・神戸に復帰。7月28日、第18節の柏レイソル戦では2シーズンぶりとなる得点を決めた[6]。ところが8月5日のFC東京戦で右膝前十字靭帯損傷の大けがを負い、長期離脱を余儀なくされた。

2019年4月5日、ルヴァンカップ大分トリニータ戦で、約8ヶ月ぶりに実戦に復帰。8月2日、第21節のガンバ大阪戦では同点弾となるシーズン初得点を決めた。

2020年、J2・アビスパ福岡に期限付き移籍[7]。自己最多のリーグ戦36試合出場・5得点という成績を残し、福岡のJ1昇格に貢献した[8]

2021年、神戸に復帰[9]。同年8月5日、J1・大分トリニータに完全移籍[10]

2023年、V・ファーレン長崎に完全移籍[11]

エピソード[編集]

  • 日本人の父親と、スペインフィリピン人の母親との間に生まれたハーフである[2]
  • 東福岡高等学校在学時代には強靭な肉体や爆発的に加速して相手選手を抜き去るプレースタイルから「ヒガシのクリロナ」と呼ばれた[12]。2020年のインタビューではスペイン代表FWアダマ・トラオレを意識していると話しており、2021年に神戸に復帰した際はトラオレと同じ背番号「37」を選んだ。

所属クラブ[編集]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2015 神戸 20 J1 9 0 4 0 3 1 16 1
2016 8 1 3 0 3 1 14 2
2017 横浜FC 21 J2 9 0 - 1 0 10 0
2018 神戸 20 J1 7 1 5 1 0 0 10 2
2019 4 1 3 0 1 0 8 1
2020 福岡 14 J2 36 5 - - 36 5
2021 神戸 37 J1 17 0 6 1 2 0 25 1
大分 39 12 1 - - 12 1
2022 J2 23 1 2 0 1 0 26 1
2023 長崎 8 -
通算 日本 J1 57 4 21 2 9 2 87 8
日本 J2 68 6 2 0 2 0 72 6
総通算 125 10 23 2 11 2 159 14

その他公式戦

タイトル[編集]

クラブ[編集]

東福岡高校
ヴィッセル神戸

個人[編集]

代表歴[編集]

  • 2015年 U-18日本代表

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 昇格レース佳境 5年ぶりJ1へ突き進む福岡の「ヒガシのクリロナ」を直撃 (2ページ目)”. 西日本スポーツ (2020年11月10日). 2021年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月7日閲覧。
  2. ^ a b 【2014南関東総体】東福岡MF増山朝陽 今大会最大級のインパクトを残した「ヒガシの7番」が新たな全国の顔に”. サッカーダイジェストWeb (2014年8月9日). 2021年8月7日閲覧。
  3. ^ 第93回全国高校サッカー選手権大会 優秀選手”. JFA (2015年1月13日). 2023年1月13日閲覧。
  4. ^ 東福岡高等学校よりMF増山朝陽選手加入内定のお知らせ ヴィッセル神戸公式サイト
  5. ^ 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦 ヴィッセル神戸公式サイト
  6. ^ 自他ともに認める好連携、増山朝陽が明かすイニエスタ「人間的に素晴らしい」 ゲキサカ(2018年7月28日)
  7. ^ 増山 朝陽 選手 ヴィッセル神戸より期限付き移籍加入のお知らせ アビスパ福岡 2020年1月6日
  8. ^ 【神戸】「増山朝陽という名を轟かせて、オリンピックへ」という物語を描くために”. サッカーマガジンWeb (2021年2月2日). 2021年8月5日閲覧。
  9. ^ MF増山朝陽選手 期限付き移籍から復帰のお知らせ』(プレスリリース)ヴィッセル神戸、2021年1月9日https://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/18270.html2021年8月5日閲覧 
  10. ^ 増山 朝陽選手 ヴィッセル神戸より完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)大分トリニータ、2021年8月5日https://www.oita-trinita.co.jp/news/20210872074/2021年8月5日閲覧 
  11. ^ 増山 朝陽選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)V・ファーレン長崎、2022年12月27日https://www.v-varen.com/news/176878.html2022年12月30日閲覧 
  12. ^ 総体 大津SBの健闘に苦戦も、ボール持つたびに会場沸かせた“ヒガシのクリロナ””. ゲキサカ (2014年8月9日). 2021年1月2日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]