北湧駅

北湧駅
跡地に建つかみゆうべつチューリップ公園
(2006年5月)
ほくゆう
Hokuyū
中湧別 (3.1 km)
(1.5 km) 上湧別
所在地 北海道紋別郡上湧別町屯田市街地
北緯44度9分35.3秒 東経143度34分48.6秒 / 北緯44.159806度 東経143.580167度 / 44.159806; 143.580167座標: 北緯44度9分35.3秒 東経143度34分48.6秒 / 北緯44.159806度 東経143.580167度 / 44.159806; 143.580167
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 名寄本線
キロ程 125.0 km(名寄起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1966年昭和41年)10月1日[1]
廃止年月日 1989年平成元年)5月1日[1]
備考 名寄本線廃線に伴い廃駅
テンプレートを表示
1977年の北湧仮乗降場と周囲約500m範囲。下が遠軽方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

北湧駅(ほくゆうえき)は、北海道網走支庁紋別郡上湧別町字屯田市街地(現・湧別町上湧別屯田市街地)にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線廃駅)である。名寄本線の廃線に伴い1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった[1]

一部の普通列車は通過した(1989年(平成元年)4月30日時点(廃止時の時刻表)で下り4本上り4本(快速運転列車ほか)[2])。

当項目では、かつて近隣に存在した厚生病院前仮乗降場(こうせいびょういんまえかりじょうこうじょう)についても説明する[3]

歴史[編集]

駅構造[編集]

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。仮乗降場に出自を持つ無人駅となっていた。

厚生病院前仮乗降場は上湧別駅と当駅との間に位置した。

駅名の由来[編集]

かつて当駅附近に6年制の学校である「北湧校」が存在したことに由来する[4]

駅周辺[編集]

駅跡[編集]

駅跡地にはかみゆうべつチューリップ公園が開設されている[6][7]。また、「ふるさと館JRY(屯田歴史博物館)」西隣の道路にもなっている。

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道
名寄本線
中湧別駅 - 北湧駅 - 上湧別駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、912頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、220頁。ISBN 978-4893915498 
  3. ^ 今尾恵介 編『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』JTBパブリッシング、2010年3月、215頁。ISBN 978-4533078583 
  4. ^ 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、188頁。ISBN 978-4893915498 
  5. ^ a b 『北海道道路地図 改訂版』地勢堂、1980年3月、18頁。 
  6. ^ 宮脇俊三 編『鉄道廃線跡を歩くVIII』JTBパブリッシングJTBキャンブックス〉、2001年7月、36-37頁。ISBN 978-4533039072 
  7. ^ 本久公洋『北海道の鉄道廃線跡』北海道新聞社、2011年9月、128頁。ISBN 978-4894536128 

関連項目[編集]