備中箕島駅

備中箕島駅
駅入口(2007年10月)
びっちゅうみしま
Bitchū-Mishima
JR-L04/M04 妹尾 (1.9 km)
(1.7 km) 早島 JR-L06/M06
地図
所在地 岡山市南区箕島字濱前617番地2
北緯34度36分20.49秒 東経133度51分2.85秒 / 北緯34.6056917度 東経133.8507917度 / 34.6056917; 133.8507917座標: 北緯34度36分20.49秒 東経133度51分2.85秒 / 北緯34.6056917度 東経133.8507917度 / 34.6056917; 133.8507917
駅番号 JR-L05(宇野みなと線)
JR-M05(瀬戸大橋線)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 L 宇野線(宇野みなと線)
M 瀬戸大橋線含む)
キロ程 10.2 km(岡山起点)
電報略号 ミマ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
174人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1939年昭和14年)1月1日[1]
備考 無人駅(自動券売機 有)
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備中箕島駅(びっちゅうみしまえき)は、岡山県岡山市南区箕島字濱前にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線である。宇野方面に向かう「宇野みなと線」と、本四備讃線に直通する「瀬戸大橋線」の、双方の愛称区間に含まれている。駅番号は宇野みなと線がJR-L05、瀬戸大橋線がJR-M05

普通列車のみ停車する。

歴史[編集]

駅構造[編集]

茶屋町方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅。棒線駅のため、岡山方面行きと四国方面行きの双方が同一ホームに発着する。なお、2008年(平成20年)10月までにホームのかさ上げ工事がなされた。

岡山駅管理の無人駅で駅舎はなく、直接ホームに入る形になっている。入口付近に乗車券回収箱が、待合所内に簡易式の自動券売機(以前は乗車駅証明書発行機。2007年(平成19年)にICOCAのチャージに対応した機種に変更)と簡易型自動改札機が設置されているが、トイレは設けられていない。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

利用状況[編集]

1日の平均乗車人員は以下の通りである[4]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 141
2000 138
2001 126
2002 145
2003 145
2004 118
2005 114
2006 105
2007 110
2008 106
2009 94
2010 101
2011 114
2012 125
2013 137
2014 147
2015 158
2016 165
2017 177
2018 176
2019 201
2020 168
2021 174

駅周辺[編集]

駅前(ホーム側)に海母山正福寺という寺院がある。その周辺は住宅地となっており、工場もこちら側に設けられている。ホームの反対側は水田が大きく広がるが、民家が点在する。駅付近には墓地が設けられている。

複線化工事に関して[編集]

瀬戸大橋高速鉄道保有により、当駅 - 久々原駅間の複線化工事が2006年(平成18年)の完成をめどに進められていたが、環境アセスメントを盛り込まず計画したミスが見付かったため、複線化区間の使用開始は2009年(平成21年)1月25日と大幅に遅れることとなった。なお、当駅の西側(岡山方)と東側(茶屋町方)に岡山県道21号岡山児島線の跨線橋が設けられているが、(複線化が考慮されていないため、)妹尾駅と当駅との間の複線化は困難となっている。複線区間自体も正確には当駅より茶屋町寄りからとなっており、当駅は単式ホームのままとなった。なお、これに伴い複線区間の分岐の前後に場内・出発信号機が設けられたが、これはあくまで早島駅の設備であり、当駅付近から早島駅まではの複線部分は同駅の構内扱いである(この解釈に従うと、当駅 - 早島駅間は複線区間に含まれないことになる)。よって、当駅の旅客設備自体は停留所の状態のままである。

その他[編集]

  • ICOCAの使用履歴について、当駅は「備箕島」と表記されている。

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道(JR西日本)
L 宇野みなと線(宇野線)・M 瀬戸大橋線(本四備讃線直通)
快速「マリンライナー」・快速(岡山 - 茶屋町
通過
普通
妹尾駅 (JR-L04/JR-M04) - 備中箕島駅 (JR-L05/JR-M05) - 早島駅 (JR-L06/JR-M06)

脚注[編集]

  1. ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、258頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c 『日本鉄道旅行地図帳』 11号《中国 四国》、今尾恵介(監修)、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2009年3月18日、29頁。ISBN 978-4-10-790029-6 
  3. ^ 「日本国有鉄道公示第268号」『官報』1950年11月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]