メイブリス・ビロリア

メイブリス・ビロリア
Meibrys Viloria
カンザスシティ・ロイヤルズ時代
(2019年9月13日)
基本情報
国籍  コロンビア
出身地 ボリーバル県カルタヘナ
生年月日 (1997-02-15) 1997年2月15日(27歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 捕手
プロ入り 2013年 アマチュアFA
初出場 2018年9月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム コロンビアの旗 コロンビア
WBC 2017年2023年

メイブリス・ジョン・ビロリア・オケンドーMeibrys John Viloria Oquendo , 1997年2月15日 - )は、コロンビアボリーバル県カルタヘナ出身のプロ野球選手捕手)。右投左打。現在は、フリーエージェント(FA)。

経歴[編集]

プロ入りとロイヤルズ時代[編集]

2013年にアマチュア・フリーエージェントでカンザスシティ・ロイヤルズと契約してプロ入り。

2014年、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ロイヤルズ英語版でプロデビュー。アパラチアンリーグのルーキー級バーリントン・ロイヤルズ英語版でもプレーし、2チームで合計46試合に出場して打率.278、3本塁打、25打点、1盗塁を記録した。

2015年はルーキー級バーリントンでプレーし、45試合に出場して打率.260、16打点を記録した。

2016年パイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズ英語版でプレー。58試合に出場して打率.376、6本塁打、55打点、1盗塁の好成績を残し、パイオニアリーグのMVPを受賞した[1]

2017年WBCコロンビア代表のロースター入りを果たした[2]。シーズンではA級レキシントン・レジェンズでプレーし、101試合に出場して打率.259、8本塁打、52打点、4盗塁を記録した[3]。オフの11月20日に40人枠に登録された[4]

2018年、マイナーではA+級ウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、100試合に出場して打率.260、6本塁打、44打点、2盗塁を記録した。9月1日にドリュー・ブテラトレード移籍とサルバドール・ペレスの故障に伴ってメジャーに初昇格し、翌2日にメジャーデビューを果たした。この年メジャーでは10試合に出場して打率.259、4打点を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス英語版に所属した。

2019年はAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーしていたが、マーティン・マルドナードのトレード移籍に伴って7月16日にメジャーに昇格した。この年は42試合に出場して打率.211、1本塁打、15打点を記録した。

2020年は15試合に出場して打率.190だった。

2021年4月1日にDFAとなり[5]、6日にマイナー契約でAA級ノースウエストアーカンソーへ配属された[6]。この年はAA級ノースウエストアーカンソーとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、2球団合計で85試合に出場して打率.242、8本塁打、31打点、3盗塁を記録した。オフの11月7日にFAとなった[7]

レンジャーズ時代[編集]

2021年12月2日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、2022年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[8]

2022年は開幕を傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスで迎えた。6月21日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[9]。レギュラーシーズン終了後の10月6日にサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍した。しかし、出場機会のないまま、オフの11月10日にウェイバーとなり、15日にDFA、18日にFAとなった。

ガーディアンズ時代[編集]

2022年12月4日にクリーブランド・ガーディアンズとマイナー契約を結び、2023年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。

2023年は3月30日に開幕ロースター入りした。3番手捕手として10試合に出場したが3打数無安打の成績で、5月1日にロースターから外れ、8日にFAとなった[10]

エンゼルス〜オリオールズ傘下時代[編集]

2023年5月11日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結んだ[10][11]が、メジャーでの出場機会がないまま6月2日に自由契約となった。6月26日に今度はボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ。しかし、このチームでもメジャーに昇格できず、9月19日にAAA級ノーフォーク・タイズに配属された後、23日に再び自由契約となった。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2018 KC 10 29 27 4 7 2 0 0 9 4 0 0 1 0 1 0 0 9 1 .259 .286 .333 .619
2019 42 148 133 7 28 7 0 1 38 15 0 1 1 4 10 0 0 44 4 .211 .259 .286 .544
2020 15 24 21 1 4 1 0 0 5 0 0 0 0 0 2 0 1 9 0 .190 .292 .238 .530
2022 TEX 26 75 63 10 10 1 0 2 17 5 0 0 0 1 11 0 0 29 0 .159 .280 .270 .550
2023 CLE 10 4 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 .000 .250 .000 .250
MLB:5年 103 280 247 22 49 11 0 3 69 24 0 1 2 5 25 0 1 91 6 .198 .270 .279 .549
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



捕手(C)






















2018 KC 10 60 7 0 0 1.000 1 11 8 3 .273
2019 41 294 21 1 2 .997 3 22 13 9 .409
2020 15 62 3 1 0 .985 1 5 5 0 .000
2022 TEX 20 151 10 5 0 .970 1 15 8 7 .467
MLB : 4年 86 567 41 7 2 .989 6 53 34 19 .359
  • 2022年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 72(2018年 - 2020年、2023年 - 同年4月30日)
  • 60(2022年)

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Royals' Viloria catches Pioneer's MVP honors” (英語). MiLB.com. 2020年9月6日閲覧。
  2. ^ Colombia's star duo set to lead Classic squad” (英語). MLB.com. 2020年9月6日閲覧。
  3. ^ Meibrys Viloria Stats, Highlights, Bio | MiLB.com Stats | The Official Site of Minor League Baseball” (英語). MiLB.com. 2020年9月6日閲覧。
  4. ^ Nov 20, FOX Sports Kansas City (2017年11月20日). “Royals add three to 40-man roster” (英語). FOX Sports. 2020年9月6日閲覧。
  5. ^ Steve Adams (2021年4月1日). “Royals Designate Meibrys Viloria, Scott Blewett For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月24日閲覧。
  6. ^ Connor Byrne (2021年4月6日). “Minor MLB Transactions: 4/6/21” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月24日閲覧。
  7. ^ MLB公式プロフィール参照。2022年6月24日閲覧。
  8. ^ Sean Bavazzano (2021年12月2日). “Rangers Sign Yohel Pozo, Three Others To Minor League Deals” (英語). MLB.com. 2022年6月24日閲覧。
  9. ^ Anthony Franco (2022年6月21日). “Rangers Select Meibrys Viloria, Option Sam Huff” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月24日閲覧。
  10. ^ a b “捕手不足”エ軍がWBC戦士を獲得 相次ぐ負傷…緊急補強は「理にかなっている」」『Full-Count』、2023年5月12日。2023年5月12日閲覧。
  11. ^ エンゼルス、ケガ人続出の捕手をマイナー契約で獲得 ガーディアンズ自由契約のビロリア」『日刊スポーツ』、2023年5月12日。2023年5月12日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]