アルピコハイランドバス

貸切バスの一例(日野・セレガR)

アルピコハイランドバスは、長野県松本市に本社を置く、アルピコグループに属するアルピコ交通の観光貸切バスのブランド名である。

営業区域[編集]

アルピコグループの貸切バス専業5社が合併して誕生。発足当初は長野県全域を発着とする営業を行っていたが、アルピコ交通東京およびアルピコ交通大阪(現:大阪支社)の発足により、東京都および大阪府を発着とする営業も行い、範囲を拡大している。

沿革[編集]

年表[編集]

  • 1971年8月 松本電気鉄道より貸切バス事業の一部を分離し、松電観光バスとして設立。
  • 1985年2月 川中島グリーン観光バスを設立。
  • 1986年3月 上越観光バスを設立。
  • 1987年2月 諏訪観光バスを設立。
  • 1990年5月 松電中央観光バスを設立。
  • 2000年4月 アルピコグループの貸切バス専業5社が合併し、アルピコハイランドバスに商号変更。
  • 2007年12月 アルピコグループの他18社とともに、メインバンクの八十二銀行に対し、私的整理ガイドラインに則った再生支援を要請。
  • 2009年1月 松本電気鉄道に吸収合併。合併後も「アルピコハイランドバス」ブランドで貸切バスを営業。
  • 2011年4月 松本電気鉄道が川中島バス・諏訪バスを合併し、新会社アルピコ交通の貸切バス部門となる。

旧会社情報[編集]

アルピコハイランドバス 株式会社
ALPICO HIGHLAND Bus Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
390-0851
長野県松本市大字島内8100
設立 1971年8月
業種 陸運業
代表者 古田 龍治
資本金 2億6,750万円
売上高 28億円
(2006年度)
従業員数 224名
外部リンク [1]
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1971年8月に松本電気鉄道(現、アルピコ交通)から分離して設立された松電観光バスが前身。2000年4月にグループ内の貸切専業4社と合併してアルピコハイランドバス株式会社となったが、2009年1月に松本電気鉄道に吸収合併された。合併後はブランド名として存続している。

合併後は松本ドライブイン跡地に設置された。 松本電気鉄道に編入後は今のアルピコ交通本社敷地内に移転された


車両[編集]

日野三菱ふそういすゞの3メーカーを採用している。グループ内の車両番号は20000番台を採用している。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]