アイノウイルス感染症
アイノウイルス感染症(アイノウイルスかんせんしょう、英:Aino virus infection)とはアイノウイルス感染を原因とする感染症。
日本では家畜伝染病予防法において、牛、水牛を対象とする届出伝染病に指定されている[1]。原因となるアイノウイルスはブニヤウイルス科ブニヤウイルス属に属するRNAウイルスである。ヌカカにより媒介され、感染した牛はそのほとんどが無症状であるが、胎盤感染により流産あるいは先天異常、奇形の原因となる。アカバネ病、チュウザン病、アイノウイルス感染症の3種混合不活化ワクチンが市販されている。
出典
[編集]- ^ “動物衛生研究部門:家畜疾病図鑑Web:届出伝染病 | 農研機構”. www.naro.go.jp. 2025年3月21日閲覧。
参考文献
[編集]- 清水悠紀臣ほか『動物の感染症』近代出版、2002年。ISBN 4874020747