Giulietta Machine

Giulietta Machine
出身地 日本の旗 日本,東京都
ジャンル ジャズ
ロック
活動期間 2000年 -
レーベル T E O R E M A
公式サイト http://o2-m.com/g-machine/ Giulietta Machine
メンバー 江藤直子 (ボーカル、キーボード
大津真 (ギター、エンジニア
藤井信雄(ドラムス
西村雄介(ベース

Giulietta Machine(ジュリエッタ・マシーン)は、2000年夏に結成された日本ロックバンド。当初はアルバム制作のみを行っていたが、2005年ベーシストの西村雄介の加入により、ライブ活動を開始する。

概要[編集]

江藤直子、大津真、藤井信雄の3人で、レコーディングユニットとして結成された。2003年以降2枚のアルバムをリリース後、2005年ベーシストの西村雄介の加入により、ライブ活動を開始する。そのサウンドは"聴くモルヒネ"とも評され[1]、浮遊感のある未来派BGM的サウンドを特徴とする。「新・人間万葉歌〜阿久悠作詞集」収録の「きりきり舞い」(ボーカル「やくしまるえつこ」)の編曲を担当している。

メンバー[編集]

江藤直子
キーボード、ボーカル担当。6歳からピアノを始め、中学・高校時代はソルフェージュ和声などを池辺晋一郎に師事。武蔵野音楽大学ピアノ科在学中よりバンド活動を開始し、ジャンルにとらわれない作曲活動を行う。卒業後は作編曲家/ピアニストとしてさまざまなアーティストのステージ・レコーディングに参加し楽曲を提供、また映画、NHKテレビドラマ、CMの音楽の作編曲を手掛ける[2][3]
2006年には映画『ルート225』の劇中音楽を担当。2011年にはやくしまるえつこメトロオーケストラノルニル」のピアノ演奏とアレンジを担当。2012年にはNHKドラマ『タイトロープの女』の劇中音楽を担当。2013年には大友良英が手がけたNHK連続テレビ小説あまちゃん』の劇中音楽のピアノ等の演奏とストリングス編曲を担当し、劇中曲「暦の上ではディセンバー」を作曲(大友らとの共作)。
2014〜15年にはNHK紀行ドキュメンタリー『地球イチバン』のオープニングテーマ[4]やNHKドラマ『全力離婚相談』の音楽を担当。2016年には大友良英らとともにNHKドラマ『トットてれび』の音楽を担当。
映画では、2015年カンヌ受賞作品、黒沢清監督『岸辺の旅』の音楽を大友良英とともに手掛けている[5]。2017年には荻上直子監督『彼らが本気で編むときは、』の音楽を手掛けた[6]
大津真
ギター、プログラミング担当。斎藤ネコらと結成したSunset Kidsで音楽活動を開始[7]Phew橋本一子Poison Girl Friendなどのライブ・レコーディングに参加。楽曲も提供する。長見順(マダムギター)と結成した時空兄弟、山本直樹率いるブレメン(ex. スロラナSPブレメン)などでも活動。
藤井信雄
ドラムス担当。大友義雄グループで活動開始。その後、坂田明渋谷毅橋本一子などのグループに参加。近年は菊地成孔率いるDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN(1999年の結成時から2007年の活動終了まで)、東京ザヴィヌルバッハにも参加している。
西村雄介
ベース担当。スターリンへの加入により音楽活動を開始する。町田町蔵+北澤組、MOST、WRU、Nobotono、大友良英Blueバンドなどで活躍。

これまでゲストとして参加したミュージシャン[編集]

来歴[編集]

  • 2000年7月 レコーディングユニットとして結成
  • 2005年12月 六本木スウィートベイジルで行われた「Jazz Today」にてライブ活動を開始

作品[編集]

オリジナルアルバム[編集]

オムニバス[編集]

  • 「新・人間万葉歌〜阿久悠作詞集」「きりきり舞い」のアレンジ・演奏(ボーカル「やくしまるえつこ」)
  • 「Aperitif de Jazz compiled by JJazz.Net」
  • 「sound sketch」
  • 「至福刑事 Vol.2」
  • 「AOYAMA SWEET SOUNDS 20」
  • 「AOYAMA SWEET SOUNDS 20 Vol.2」
  • 「AOYAMA Clubberia Sounds 20」
  • 「AOYAMA Style 20 Sounds」

脚注[編集]

  1. ^ [1] 1stアルバムのレビューより
  2. ^ レザングル 曲がり角の女たち” (PDF). ロビーコンサート. アサヒビール. 2017年7月27日閲覧。
  3. ^ 目黒区美術館「シャガール展」ミュージアム・コンサート”. 公演情報. めぐろパーシモンホール. 2017年7月27日閲覧。
  4. ^ [2]地球イチバン公式サイト
  5. ^ [3]岸辺の旅公式サイトより
  6. ^ “【映画を聴く】セクシュアル・マイノリティへの理解が進まぬ日本の現状を浮き彫りに”. MOVIE Collection「ムビコレ」. (2017年2月26日). https://www.moviecollection.jp/news/19355/ 2017年7月28日閲覧。 
  7. ^ [4] 斎藤ネコのインタビュー記事より

外部リンク[編集]