AIRMAIL from NAGASAKI

AIRMAIL from NAGASAKI
別名 AIRMAIL
出身地 日本の旗 日本長崎県
ジャンル
活動期間 1980年 - 1986年
レーベル
事務所 ドン・プロモーション
メンバー
旧メンバー 松尾巌(ベース

AIRMAIL from NAGASAKI(エアメール・フロム・ナガサキ)は、日本のバンド。バンド名の「NAGASAKI」は彼らの出身地である長崎から、「AIRMAIL」は「長崎は外国だから」とのこと。元々は4人で活動していたが、デビュー時3人になった。

1985年サンライズ制作のテレビアニメ蒼き流星SPTレイズナー』のオープニングテーマである「メロスのように-LONELY WAY-」でデビュー。当時、日本武道館で行われた『アニメフェスティバル』に出演した。

1986年にアルバム『DOGEN?』発表後、1年足らずほどで解散。

メンバー[編集]

氏名 プロフィール 担当 備考
  • 野下俊哉
  • (のした としや)
(1961-03-20) 1961年3月20日(63歳)
  • 解散後、TBS三宅裕司のいかすバンド天国』に出場し、ロックバンドRABBITを結成。
  • RABBIT解散後は、作曲家として野下十支也名義で藤重政孝らに楽曲提供を行っている。
  • その後はギター講師としての活動を開始し、私生活では2010年に一般女性と結婚。結婚披露宴では元RABBITのメンバーらも駆けつけ、一日限りの復活ライブを行った。
  • 山田稔
  • (やまだ みのる)
(1960-10-03) 1960年10月3日(63歳)
  • 解散後、いくつかの音響効果会社を経て「eNa」を設立。
  • アニメの音響制作・音響効果の仕事に従事している。
  • 土屋徹志郎
  • (つちや てつしろう)
(1960-07-01) 1960年7月1日(63歳) 解散後、芸能界を引退した。

脱退したメンバー[編集]

氏名 プロフィール 担当 備考
  • 松尾巌
  • (まつお いわお)
ベース EP『songs』のみ参加。

来歴[編集]

1980年、長崎県大村市チューリップのコピーバンドを組んでいた野下、土屋に誘われる形で、山田とドラムスが加わり、前身となるバンド・リバプールを結成。福岡で合宿生活を行う中でドラムスと土屋が脱退するも、野下と山田の2人でそのまま活動を継続。 その後、地元長崎のラジオ局に持ち込んだ楽曲がオンエアされたこともあり、ライブ公演も大幅に動員を増やすなど、人気を獲得していく[1]

1983年に活動の拠点を東京に移す。一度就職していた土屋も後を追うように上京し、さらに高校時代の友人であるベーシスト・松尾巌も加わり、AIRMAILとして4人編成で活動。 後にアルバム収録される楽曲「恋のマジカルアイズ」が契機となり、芸能事務所ドン・プロモーションと契約[1]

松尾の脱退を経て、1985年、AIRMAIL from NAGASAKIとしてスターチャイルドより「メロスのように」でメジャーデビュー。オリコン初登場62位を記録した[1]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

# 発売日 タイトル B面 規格 規格品番
1st 1985年10月21日 メロスのように-LONELY WAY- 5分だけのわがまま 7inch K07S-3073 62位

アルバム[編集]

# 発売日 タイトル 規格 規格品番
  • DON MUSIC RECORDS
  • AIRMAIL 名義
EP 1983年 songs EP DMR-112
キングレコード / SEVEN SEAS
1st 1986年1月21日 DOGEN? LP K20A-733

タイアップ一覧[編集]

[注釈 1] 曲名 タイアップ 収録作品
1985年 メロスのように-LONELY WAY- 日本テレビアニメ蒼き流星SPTレイズナー』オープニングテーマ[2] シングル「メロスのように-LONELY WAY-」

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 楽曲が起用された年ではなく、音源化された年で記載。

出典[編集]

  1. ^ a b c 「DOGEN?」封入ライナーノートより。
  2. ^ 蒼き流星SPTレイズナー”. サンライズワールド. バンダイナムコフィルムワークス. 2022年11月12日閲覧。