鳥取神

鳥取神

神祇 国津神
全名 鳥取神
別名 鳥耳神、鳥甘神
神格 神事
八島牟遅能神
配偶者 大国主神
鳥鳴海神
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鳥取神(ととりのかみ)は日本神話に登場する女神

概要[編集]

古事記』にのみ登場する国津神八島牟遅能神の娘であり、大国主神の六番目の妻。名称は鳥取神の他に、鳥耳神(とりみみのかみ)、鳥甘神(とりかいのかみ)などとも表記する。

古代日本において鳥は人間の霊魂を運ぶと考えられ、その鳥を捕まえることは神事であり、名義は「鳥を捕まえること」と考えられる[1]

系譜[編集]

大国主の系図(『古事記』による)。青は男神、赤は女神、黄は性別不詳

八島牟遅能神の娘で、大国主神との間に鳥鳴海神をもうけた。

参考文献[編集]

  1. ^ 西宮一民「付録 神名の釈義」『新潮日本古典集成 古事記』新潮社、2014年、381頁。

関連項目[編集]