遠淵村

とおぶちむら
遠淵村
廃止日 1949年6月1日
廃止理由 国家行政組織法施行
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 樺太地方
都道府県 樺太庁 豊原支庁
大泊郡
面積 240.60[1] km2.
総人口 2,200
1941年12月1日
隣接自治体 大泊郡知床村長浜村
遠淵村役場
所在地 樺太庁大泊郡遠淵村大字遠淵字遠淵111番地 [2]
特記事項 1943年4月1日以降は北海地方に所属。
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遠淵村(とおぶちむら)は、日本の領有下において樺太に存在した指定町村)。

遠淵という地名は、アイヌ語の「トウ・プツ」(湖の口)に由来[3]


概要[編集]

  • 亜庭湾東岸に位置していた。
  • 村内には遠淵湖があり水深が深いことで知られた。

歴史[編集]

村内の地名[編集]

大字「遠淵」

  • 遠淵
  • 野月(のづき)
  • 六軒屋(ろっけんや)
  • 遠淵沢(とおぶちざわ)
  • 茂志利(もしり)
  • 内音(ないおん)
  • 胡蝶別(こちょうべつ)
  • 本流沢(ほんりゅうざわ)

[4]

地域[編集]

教育[編集]

以下の学校一覧は1945年(昭和20年)4月1日現在のもの[5]

  • 樺太公立遠淵国民学校
  • 樺太公立遠淵沢国民学校
  • 樺太公立胡蝶別国民学校
  • 樺太公立内茂国民学校

脚注[編集]

  1. ^ 市町村別日本国勢総攬 下卷(帝国公民教育教会 1938年)に「面積 一五・六方里」とあり。
  2. ^ 異国となった・・・遠淵村 ふるさと訪問記・追憶記 p.16(遠淵村訪問団=札幌市 1991年)より。
  3. ^ 南樺太:概要・地名解・史実 p.233
  4. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)より。
  5. ^ 北海道立教育研究所『北海道教育史 地方編2』(1957年)p. 1680

関連項目[編集]