花柳寿楽 (3代目)

3代目花柳 寿楽(3だいめ はなやぎ じゅらく、1967年(昭和42年)3月12日[1] - )は、花柳流日本舞踊家・俳優。本名は青山典裕。旧芸名:青山裕一[1]、花柳典裕。

来歴[編集]

学習院大学経済学部卒[1]蜷川幸雄と知り合ったのをきっかけに、『にごり江』を皮切りに俳優活動を開始[1]1990年に3代目花柳錦之輔を襲名の後、2009年、3代目花柳寿楽を襲名。2012年、第1回花柳寿楽舞踊會において 三代目花柳寿輔の代表作である『夢殿』を、本来の形である 二代家元の振付で復活させ、その成果により芸術選奨文部科学大臣賞舞踊部門受賞。

二代目花柳錦之輔の子。祖父は2代目花柳壽楽、弟は花柳典幸、叔父は俳優の青山良彦。親戚には花柳流宗家家元3世花柳壽輔十五代目片岡仁左衛門、などがいる。

NHK大河ドラマ」では順に、「大名」「征夷大将軍」「天皇」「公家」「商人」を演じている。 所属事務所はオフィス天童[2]

出演作[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

舞台[編集]

  • にごり江
  • テンペスト
  • 女たちの忠臣蔵
  • 孤愁の岸
  • 十六夜心中
  • 幡随院長兵衛
  • 感動するRO-DO-KU 生きるよろこび (2010年) 朗読 佐藤輝構成 小林裕演出 山形県庄内町響ホール
  • 感動するRO-DO-KU LIVE 生きるよろこび (2018年) -太宰治「清貧譚」作者 朗読 佐藤輝構成演出 神楽坂TheGLEE

舞踊公演[編集]

  • 創作舞踊劇場公演
  • 高野聖
  • 今いざやかぶかん
  • カルメン
  • 火の鳥
  • 陰陽師
  • 日本舞踊協会公演、華扇会、花柳壽楽舞踊会、錦之輔・典幸勉強会

受賞歴[編集]

  • 舞踊批評家協会新人賞
  • 第59回文化庁芸術祭新人賞
  • 第27回松尾芸能賞舞踊新人賞
  • 花柳壽応賞新人賞
  • 芸術選奨文部科学大臣賞
  • 日本芸術院賞

振付作品[編集]

  • 歌舞伎公演
    • 二人椀久
    • 団子売
    • 土蜘
    • 吉田屋

その他の出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 週刊テレビ番組(東京ポスト)1989年3月3日号「Q&A」74頁
  2. ^ オフィス天童. “オフィス天童 office-TENDO トップページ”. 2016年1月15日閲覧。

外部リンク[編集]