矢嶋大樹

矢嶋大樹
基本情報
国籍	日本
出身地	群馬県
生年月日	1979年8月2日（44歳）
所属団体	JRA
初免許年	2023年（2024年開業）
経歴
所属	浅野洋一郎（2007年 - 2012年）; 手塚貴久（2012年 - 2023年）; 美浦T.C.（2024年 - ）
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矢嶋大樹（やじまだいき、1979年 8月2日 - ）は日本中央競馬会 (JRA) ・美浦トレーニングセンターに所属している調教師。

来歴[編集]

慶應義塾大学馬術部出身。

2006年7月、JRA競馬学校厩務員課程に入学する^[1]。

2007年1月、美浦・浅野洋一郎厩舎所属の厩務員及び調教厩務員となる^[1]。5月、浅野洋一郎厩舎で調教助手となる^[1]。

2012年4月、調教師を目指すため美浦・手塚貴久厩舎所属の調教助手となる^[1]。調教助手としてアユサンやウインマリリンなどの調整役を務めた^[2]。

2022年12月、2012年から毎年受験していた調教師試験に11度目で合格する^[1]^[3]。もともと競馬に関する仕事に興味があり、中でも調教助手をやりたかったという気持ちから調教助手になったが、家族会議で妻から「厩務員としての才能はないでしょ?」と言われて、確かにと思い調教師を本気で目指しす気持ちが強くなり、しっかり勉強を始めた^[1]^[3]。また、調教師試験合格の報は香港国際競走の香港ヴァーズに出走するウインマリリンや、香港マイルに出走するシュネルマイスターとの遠征中に受けた^[4]。

2024年3月6日に厩舎を開業した。定年のため調教師を引退した中野栄治厩舎より2019年の函館スプリントステークスを制したカイザーメランジェを引き継ぐ^[5]。3月10日には初出走となるレースに、定年引退した高橋裕厩舎より引き継いだカルリーノ^[5]が出走するも8着に終わった^[6]。

調教師成績[編集]

	日付	競馬場・開催	競走名	馬名	頭数	人気	着順
初出走	2024年3月10日	2回中山6日目10R	東風ステークス	カルリーノ	14頭	12	8着
初勝利	2024年4月7日	３回中山６日目4R	３歳未勝利	レッドセニョール	16頭	２	１着
重賞初出走
重賞初勝利
GI初出走
GI初勝利

主な管理馬[編集]

カイザーメランジェ

エピソード[編集]

厩舎カラーの紺とグレーについて「師匠の手塚先生から紺を頂いて、グレーについては自分が高校は群馬ですけど、出身大学が慶応。昨年、慶応が甲子園で優勝したことにちなんで、ユニホームの色であるグレーを入れました」と説明する^[7]。
高校1年生の時にナリタブライアンが大好きな同級生の影響を受けて、競馬を見始めたマヤノトップガンの菊花賞で競馬に興味を持つようになる^[8]。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f “令和5年度（2023年度）JRA新規調教師のプロフィール（その3）｜競馬実況web｜競馬｜ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2024年3月11日閲覧。
^ INC, SANKEI DIGITAL (2024年3月8日). “新規開業調教師８人があすデビュー福永祐一調教師は土曜コーラルＳのレオノーレに武豊騎手で初陣”. サンスポZBAT!. 2024年3月11日閲覧。
^ ^a ^b ““手塚イズム”継承矢嶋師名調教師への第一歩 | 競馬ニュース”. netkeiba. 2024年3月11日閲覧。
^ “【香港国際競走】手塚厩舎・矢嶋大樹助手は香港で調教師試験合格の報ウインマリリン、シュネルマイスターに手応え”. 東スポ競馬 (2022年12月8日). 2024年3月11日閲覧。
^ ^a ^b “解散厩舎からの転厩先が発表コムストックロードは宗像厩舎、カイザーメランジェは矢嶋厩舎”. UMATOKU | 馬トク - スポーツ報知' (2024-03-05JST13:25:00+0900). 2024年3月11日閲覧。
'^ “【中山１０Ｒ・東風Ｓ】矢嶋大樹厩舎の初陣はカルリーノで８着「改めて責任の重さを感じる」”. UMATOKU | 馬トク - スポーツ報知 (2024-03-10JST15:49:00+0900). 2024年3月11日閲覧。
^ “デビュー迎えた矢嶋師厩舎カラー受け継いだ師匠・手塚師を「越えられるようになれたら」/うま屋/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2024年3月8日). 2024年3月11日閲覧。
^ “矢嶋大樹調教師が厩舎開業競馬に興味を持ったのは「マヤノトップガンの菊花賞」名門・手塚厩舎から羽ばたく”. 東スポ競馬 (2024年3月6日). 2024年3月11日閲覧。