田中章仁
 |
| 基本情報 | |
|---|---|
| 本名 | 田中 章仁 |
| 国籍 |  日本 |
| 生年月日 | 1983年3月9日（41歳） |
| 出身地 | 福岡県夜須町 |
| 所属 | FEG →SRC育成選手/SRC本部道場 →ドン・キホーテ |
| 身長 | 185cm[1] |
| 体重 | 98kg |
| 階級 | ライトヘビー級 |
| バックボーン | レスリング |
田中 章仁（たなか あきひと、1983年3月9日 - ）は、日本の男性レスリング選手、総合格闘家。福岡県夜須町（現・筑前町）出身。かつてはドン・キホーテ所属、2017年現在は福岡県立三井高等学校教員[2]。
来歴[編集]
福岡県立三井高校でレスリングを始め、高校2年で全国高校グレコローマン選手権で優勝。高校3年でインターハイ、全国高校グレコ、国体[3]で優勝を果たし、天皇杯全日本選手権では高校生ながら3位[4]に入賞した。
2001年12月、専修大学に進学後、1年生で出場した天皇杯全日本選手権フリースタイル130kg級（最重量級）で初優勝を果たした[5]。
2002年12月、天皇杯全日本レスリング選手権大会・フリースタイル120kg級（最重量級の区分が変更された）に出場。決勝で諏訪間幸平（現在のプロレスラー諏訪魔）に勝利し、2連覇を達成[6]。翌2003年も決勝で諏訪間に勝利し、3連覇を達成した[7]。
2004年2月にブルガリアで行なわれたフリーオリンピック第2次予選第2ステージ・120kg級に出場。アテネオリンピック出場資格獲得となる4位以内のかかった3回戦で敗れ、オリンピック出場を逃した[8][9]。しかし、同年は全日本学生選手権グレコ96kg級・フリー120kg級（9月）[10]、全日本大学選手権120kg級（11月）[11]、全日本大学グレコローマン選手権96kg級（12月）[12] でそれぞれ優勝を果たし「学生4冠」を達成した[13]。
2004年12月、天皇杯全日本レスリング選手権大会で4連覇を達成[14]。12月28日、記者会見を開き大学卒業後の2005年4月にK-1を主催するFEGへ入社し、2008年の北京オリンピックを目指してトレーニングすることが発表された[15]。
2007年1月、天皇杯全日本レスリング選手権大会・フリースタイル120kg級に出場し、6連覇を達成した[16][17]。
2007年12月、天皇杯全日本レスリング選手権大会・フリースタイル120kg級に出場し、7連覇を達成した[18]。
2008年12月31日のDynamite!! 〜勇気のチカラ2008〜でボブ・サップと対戦した「キン肉万太郎」のプロフィールとして発表された「バックボーンがレスリング」「全日本レスリング選手権7連覇」「大学時代に学生4冠王」と経歴が一致していた[19]。
2010年6月12日、SRC第2回トライアウト「SRCプロ育成/アマチュア奨励選手選考会」を受け、合格を果たしSRC育成選手となった[21]。
2010年7月にオープンしたSRC本部道場ではレスリングコーチを務めながら、トレーニングを行なっている[22]。
2011年2月6日、プロデビュー戦となったパンクラスで福田雄平と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[23]。2017年現在は母校の福岡県立三井高等学校の教員を務める。
戦績[編集]
| 総合格闘技 戦績 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
| 2 勝 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 |
| 2 敗 | 2 | 0 | 0 | 0 | ||
| 勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
| × | 安西信昌 | 1R 4:12 TKO（パウンド） | PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR | 2011年8月7日 |
| ○ | 増田裕介 | 5分2R終了 判定2-1 | PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR | 2011年4月3日 |
| ○ | 福田雄平 | 5分2R終了 判定3-0 | PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR | 2011年2月6日 |
| × | ボブ・サップ | 1R 5:22 TKO（スタンドパンチ連打） | Dynamite!! 〜勇気のチカラ2008〜 | 2008年12月31日 |
獲得タイトル[編集]
- 2001年度 天皇杯全日本レスリング選手権大会 フリースタイル130kg級 優勝[5]
- 2002年度 天皇杯全日本レスリング選手権大会 フリースタイル120kg級 優勝[6]
- 2003年度 天皇杯全日本レスリング選手権大会 フリースタイル120kg級 優勝[7]
- 2004年度 天皇杯全日本レスリング選手権大会 フリースタイル120kg級 優勝[14]
- 2005年度 天皇杯全日本レスリング選手権大会 フリースタイル120kg級 優勝[24]
- 2006年度 天皇杯全日本レスリング選手権大会 フリースタイル120kg級 優勝[16]
- 2007年度 天皇杯全日本レスリング選手権大会 フリースタイル120kg級 優勝[18]
脚注[編集]
- ^ Pancrase profile
- ^ 「レスリング福岡県選手団」 福岡県レスリング協会
- ^ 国民体育大会記録集
- ^ 田中章仁レスリング成績日本レスリング協会 選手&大会データベース
- ^ a b 2001年天皇杯全日本選手権 成績 日本レスリング協会公式サイト
- ^ a b 2002年天皇杯全日本選手権 成績 日本レスリング協会公式サイト
- ^ a b 2003年天皇杯全日本選手権 成績 日本レスリング協会公式サイト
- ^ フリー五輪第2次予選第2ステージ 成績 日本レスリング協会公式サイト
- ^ 【特集】K-1所属で北京五輪を目指す学生四冠王者・田中章仁（専大） 日本レスリング協会公式サイト
- ^ 全日本学生選手権 成績 日本レスリング協会公式サイト
- ^ 全日本大学選手権 成績 日本レスリング協会公式サイト
- ^ 全日本大学グレコ選手権 成績 日本レスリング協会公式サイト
- ^ 田中章仁（専大）が優勝、史上5人目の学生4冠王へ…全日本大学グレコ選手権 日本レスリング協会公式サイト
- ^ a b 2004年天皇杯全日本選手権 成績 日本レスリング協会公式サイト
- ^ スポーツエリートが格闘技にやってきた！ レスリング7冠・田中がK-1入り「総合もやる」 スポーツナビ 2004年12月28日
- ^ a b 2006年度天皇杯全日本選手権 成績 日本レスリング協会公式サイト
- ^ FEGの田中章仁が6連覇!! さあ、次はKIDと宮田だ K-1公式サイト 2007年1月26日
- ^ a b 2007年度天皇杯全日本選手権 成績 日本レスリング協会公式サイト
- ^ 【Dynamite!!】12・31サップと戦うキン肉万太郎「ヘビー級の逸材です」（谷川代表） 格闘技ウェブマガジンGBR 2008年12月22日
- ^ キン肉万太郎？田中章仁がプロ育成で合格 スポニチ Sponichi Annex ニュース 2010年6月13日
- ^ 【SRC戦極】第2回トライアウト開催、プロ育成＆アマ奨励選手が決定 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年6月12日
- ^ 【2・6パンクラス】SRC育成選手の田中章仁がプロデビュー!! SRC公式サイト 2011年1月13日
- ^ 【パンクラス】桜庭和志の愛弟子・佐藤豪則が一本勝ちでベルト獲得！近藤有己は敗れる 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年2月6日
- ^ 2005年天皇杯全日本選手権 成績 日本レスリング協会公式サイト
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 田中章仁 - International Wrestling Database （英語）
- 日本レスリング協会 選手データ
- パンクラス 選手データ
- DREAM 選手データ
- SHERDOG 選手データ