毒性 (アルバム)

毒性
システム・オブ・ア・ダウンスタジオ・アルバム
リリース
録音 2001年2月-2001年3月
ジャンル オルタナティブ・メタル
ニュー・メタル
時間
レーベル アメリカン・レコーディングス
プロデュース リック・ルービン
ダロン・マラキアン
サージ・タンキアン
専門評論家によるレビュー
システム・オブ・ア・ダウン アルバム 年表
システム・オブ・ア・ダウン
(1998)
毒性
(2001)
スティール・ディス・アルバム!
(2002)
ミュージックビデオ
「Chop Suey!」 - YouTube
「Toxicity」 - YouTube
「Aerials」 - YouTube
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毒性』(どくせい、Toxicity)は、システム・オブ・ア・ダウンの2枚目のアルバム2001年9月4日アメリカン・レコーディングスコロムビア・レコードからリリースされた。

概要[編集]

収録曲[編集]

  1. Prison Song (3:21)
     ドラッグ所持で収容された200万のアメリカ人を題材に、麻薬取引を利用して資金調達するCIAを批判した曲。
  2. Needles (3:12)
  3. Deer Dance (2:55)
     2000年民主党全国大会をめぐる抗議活動について書かれた曲。
  4. Jet Pilot (2:05)
  5. X (1:57)
  6. Chop Suey! (3:30) - 1stシングル
     最初は「Self-righteous Suicide」(独りよがりな自殺)という曲名だったが、レコード会社に訂正される。結果、中華料理チャプスイに。ミュージックビデオ内で食べるシーンがある。
     ダロンは曲の解釈について「死っていうのは捉え方次第で向き合い方が変わるもの。もし俺が薬物の過剰摂取で中毒死してしまうっていう状況を、皆は麻薬を乱用したんだから自業自得だって言う。
     それ故に天使は死ぬに値する(Angels deserve to die)って台詞を用いたんだ」とキリストをモチーフに例えている。
     アルバムが発売した翌週にアメリカ同時多発テロ事件が発生。そんな状況下でビルボードにチャートインし続けるこの曲は非常に目立った。政治的内容に目を付けられ、大手ラジオ局の放送自粛候補に入れられた。
     2001年のグラミー賞最優秀メタル・パフォーマンス賞に初ノミネート。
  7. Bounce (1:54)
     乱交問題について書かれた曲。
  8. Forest (4:02)
  9. ATWA (2:56)
     カルト指導者チャールズ・マンソンにインスピレーションを受けて作られた曲。タイトルは彼の発言「Air、Trees、Water、Animals」(自然との調和を表す意味)の頭文字から。
  10. Science (2:42)
  11. Shimmy (1:50)
  12. Toxicity (3:40) - 2ndシングル
  13. Psycho (3:48)
     グルーピーについて書かれた曲。
  14. Aerials (6:11) - 3rdシングル
     このアルバムの中で最も売れたシングルカット曲。2003年のグラミー賞最優秀ハードロック・パフォーマンス部門にノミネート。
     曲の終わりに流れる隠しトラックは、アルメニア人歌手によるフォークソング「Arto」

脚注[編集]

  1. ^ System of a Down’s ‘Toxicity’: 10 Things You Didn’t Know. (2016年9月). https://www.rollingstone.com/feature/system-of-a-downs-toxicity-10-things-you-didnt-know-251365/. 
  2. ^ [1]