正岡道一

正岡 道一(まさおか みちかず、1937年昭和12年)5月2日 - )は、日本実業家である[1]セシール創業者として知られた[1]

経歴・人物[編集]

愛媛県久万高原町に生まれる[1][2]近江高等学校卒業後[1]自衛隊に入隊するが後に除隊する[1]。その後タイヤ販売会社に入社し勤務した[1]1970年昭和45年)に香川県高松市にてアジア物産を創業し[1]、低価格の下着を中心としたカタログ通信販売の開発に携わった[1]

その後は多くの職に向けたカタログの製作及び開発に携わり[1]、一般家庭向けのカタログの作成にも携わった[1]。後に「セシール」に商号変更し[1]、代表取締役社長に就任する[3]。また、出身の久万高原の名誉町民やこけしの寄贈にも携わった[2]。しかし1992年平成4年)に商標権の侵害疑惑によりハヤシニットに控訴し[3]大阪高等裁判所にて開廷したものの後に棄却となった[3]。さらに経営は不況に陥った事により希望退職者を募り、2003年(平成15年)7月に代表取締役社長を辞任した[4]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k 正岡道一”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社)株式会社DIGITALIO. 2023年2月12日閲覧。
  2. ^ a b 展示室(まちなかギャラリー)”. 久万高原町まちなか交流館. 2023年2月12日閲覧。
  3. ^ a b c 大阪高等裁判所 平成4年(ネ)869号 判決”. 大判例. 2023年2月12日閲覧。
  4. ^ セシール、創業社長が退任/後任はみずほG出身 | 全国ニュース”. 四国新聞 (2003年7月7日). 2023年2月12日閲覧。
先代
(設立前につき不在)
セシール社長
初代
1974年 - 2003年
次代
猪瀬具夫