栄松院 (文京区)

栄松院
本堂
所在地 東京都文京区向丘2-35-7
位置 北緯35度43分26.4秒 東経139度45分18秒 / 北緯35.724000度 東経139.75500度 / 35.724000; 139.75500座標: 北緯35度43分26.4秒 東経139度45分18秒 / 北緯35.724000度 東経139.75500度 / 35.724000; 139.75500
山号 千年山
院号 栄松院
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 天正17年(1589年
開山 教蓮社順誉上人
開基 栄松院(中村一忠の母)
法人番号 2010005000323 ウィキデータを編集
栄松院 (文京区)の位置(東京都区部内)
栄松院 (文京区)
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栄松院(えいしょういん)は、東京都文京区にある浄土宗寺院

歴史[編集]

1589年天正17年)、教蓮社順誉上人によって開山された。その後、米子藩藩主中村一忠の菩提を弔うため、江戸にいた一忠の母(栄松院)が寺を建てた。よって当寺は栄松院(一忠の母)を開基としている[1]

元々は神田明神(現神田神社)下に位置していたが、1648年慶安元年)に現在地に移転した[1]

1945年昭和20年)の空襲に際しては、本尊過去帳は辛うじて避難させることができたが、建物は全焼した[1]

栄松院の椎[編集]

栄松院の椎

境内には、かつては天然記念物に指定されていた「栄松院の椎」と呼ばれるスダジイの大木がある。1945年(昭和20年)の空襲で焼夷弾の直撃を受け炎上したが、何とか枯死せずに済んだ。現在ではかつての偉容に復しつつある[1]

かつて、この木は「蛇の木」と呼ばれていた。戦前までこの木の樹洞に大蛇がいたことに由来している[1]

墓所[編集]

薩摩浄雲の墓
初代松本幸四郎の墓

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 本郷仏教会寺院誌編纂委員会 編『本郷の寺院―街と寺誌』本郷仏教会、1984年、196-200p

参考文献[編集]

  • 本郷仏教会寺院誌編纂委員会 編『本郷の寺院―街と寺誌』本郷仏教会、1984年

関連項目[編集]