村上勉

村上 勉(むらかみ つとむ、男性、1943年 - )は、日本イラストレーター兵庫県養父郡八鹿町出身。

児童文学の挿絵を多数担当する。細部のリアルな描き込みと、デフォルメされたデッサンとが融合した画風を特徴とする。

挿絵を担当する作家のコンビとしては、佐藤さとるが圧倒的に多く有名で、デビュー作も佐藤の『だれも知らない小さな国』である。末吉暁子作品がこれに続く。また、1979年の日本の歌シリーズ「ふるさと」以降、日本切手の原画家として何度も起用されており、特に「ふみの日」のキャンペーン切手では永田萌と共に常連原画家となっている。

第16回小学館絵画賞(佐藤さとる作の『おばあさんのひこうき』)、ライプツィヒ図書展銅賞(1972年)、郵政功労賞 (2000年、切手50種)など受賞。

主な作品[編集]

手がけた作品は800本を超える。

他の作家の参照項目[編集]

他の作家の挿絵[編集]

あ行
か行
さ行
  • さとのはる、やまのはる、あめだま(新美南吉、チャイルド本社、2006年)
  • ジャックとまめの木(森山京、小学館、2007年)
  • 世界おはなし名作全集 3(森山京、小学館、1998年)
た行
な行
  • 長ぐつをはいたねこ(ペロー榊原晃三訳、小学館)
  • なぞなぞドラゴン島(石崎洋司、講談社、2007年)
    • なぞなぞギャング団(石崎洋司、講談社、2007年)
    • なぞなぞゆうれい船(石崎洋司、講談社、2007年)
  • 虹の谷のスーパーマーケット(池川恵子、ひくまの出版、2001年)
  • 日本・世界の昔話 6号(岸田衿子、チャイルド本社、2008年)
  • 日本の昔話 9号(大石真、チャイルド本社、2007年)
  • ねずみのうちわ(小沢正、岩崎書店、1977年)
  • ねずみのすもう(西本鶏介、小学館、2000年)
は行
ま行
や行
  • やまんばとうしかた(森比左志、フレーベル館、1986年)

村上の執筆[編集]

単独執筆では、創作物語より学習ものが多い。

イメージクリップ
教育評論社
  • のりもの(2009年)
  • えほんであそぼうABC(2007年)
  • えほんであそぼうさんぽさんぽ1.2.3.(2007年)
  • えほんであそぼうあいうえお(2007年)
あかね書房
  • はじめてのえいごえほん(2005年)
  • えいご絵じてんABC(2002年)
  • えいご絵じてん123(2001年)
  • おかあさんおかあさん(1997年)
  • おとうさんおとうさん(1997年)
  • ぼく、サンタさん(1996年)
  • みんなおひるね(1996年)
  • ことばのえほんかん字(1996年)
  • えいごえほんぞうさんがっこうにいく
  • えいごえほんぞうさんのピクニック)
  • かたかなえほんアイウエオ(1992年)
  • ことばのずかんあいうえお(1990年)
  • ことばのえほんABC(1988年)
  • おかあさんだいすき1.2.3.(1986年)
  • あそぼうあそぼうあいうえお(1985年)
ベネッセコーポレーション
  • どうぶつ1(1998年)
  • どうぶつ2(1998年)
  • やさい(1998年)
  • のりもの(1998年)
フレーベル館
その他の出版社

脚注[編集]


外部リンク[編集]