望月源氏

源氏(望月 源氏)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 静岡県静岡市清水区
生年月日 (2000-02-23) 2000年2月23日(24歳)
身長
体重
173 cm
75 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

望月 源氏(もちづき げんじ、2000年2月23日 - )は、静岡県静岡市出身の元プロ野球選手内野手)。

経歴[編集]

静岡市清水区生まれ[1]。小学2年生のときに有度ドジャースで野球を始め、東海大学付属静岡翔洋中オイスカ高でプレーを継続[1][2]。小柄な体格であり、幼い頃から父親に「誰よりも練習をしなきゃいけない」と言われ、その教えに従って努力を重ねた[1]

高校卒業後は静岡産業大学に進学。東海地区大学野球連盟の静岡学生野球連盟に加盟する同大学硬式野球部では、2年秋からレギュラーの座をつかむ[1]。3年秋は打率.429でリーグ首位打者を獲得[2][3]。4年秋も打率.333と打撃好調で[2]、盗塁王とベストナインを獲得した[3][4]

大学のリーグ戦終了後は「とにかく野球がしたくて環境を求めていた」と独立リーグ入りを決意し[3]2021年のNPBドラフト後にプロ野球志望届を提出し[5]、翌年より新たに開催される日本海オセアンリーグのドラフト会議にて富山GRNサンダーバーズに5巡目で指名される[2][6][7]。富山球団と選手契約を結び[8]2022年は「M-GENJI」の登録名でプレー。1年目からレギュラーとして出場し、同年内に行われた各NPBファームチームとの交流戦メンバーに幾度も選出された[9][10][11][12]2023年からは富山球団の所属リーグが日本海リーグに変更となったが引き続き所属し、登録名を「源氏」に変更した。同年はチームの主将を務める[13]。2023年シーズン終了後に退団が発表され、付されたコメントで「自分の選手としての野球人生はここで終わります」と述べた[14]

2024年2月2日、研修を経て学生野球資格を回復した[15]

選手としての特徴[編集]

大学時代は俊足強打の遊撃手として活躍し[3]、コンタクト能力に長けた打撃と[2]、50m5秒8の脚力を持つ[3]

詳細情報[編集]

独立リーグでの年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2022 富山 55 245 219 - 52 7 1 2 67 19 10 1 1 0 24 - 1 53 4 .237 .316 .306 .622
2023 23 85 73 13 22 6 2 0 32 11 3 1 1 0 9 - 2 17 1 .301 .393 .438 .831
NOL:1年 55 245 219 - 52 7 1 2 67 19 10 1 1 0 24 - 1 53 4 .237 .316 .306 .622
NLB:1年 23 85 73 13 22 6 2 0 32 11 3 1 1 0 9 - 2 17 1 .301 .393 .438 .831
  • 2023年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 6 (2022年 - 2023年)

登録名[編集]

  • M-GENJI (エムゲンジ、2022年)
  • 源氏 (げんじ、2023年)

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d 河合萌彦 (2020年9月13日). “静岡産大が開幕6連勝 望月源氏ソロ弾で打率5割”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/baseball/news/202009130000849.html 2022年10月6日閲覧。 
  2. ^ a b c d e 武藤瑞基 (2021年11月30日). “静産大・望月源氏外野手(4年)が来季、独立リーグ・富山GRNサンダーバーズ入り”. スポーツ報知. https://hochi.news/articles/20211130-OHT1T51061.html?page=1 2022年10月6日閲覧。 
  3. ^ a b c d e 望月源氏の自主トレを取材!”. 静岡野球スカウティングレポート (2022年1月19日). 2022年10月6日閲覧。
  4. ^ 山本一真 (2021年10月17日). “静岡大が6戦全勝、15季ぶり優勝 静岡学生野球リーグ”. あなたの静岡新聞. https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/973539.html 2022年10月6日閲覧。 
  5. ^ プロ野球志望届提出者”. 公益財団法人 全日本大学野球連盟. 2022年10月6日閲覧。
  6. ^ 日本海オセアンリーグ ドラフト会議2021 指名選手一覧”. 日本海オセアンリーグ (2021年11月). 2022年10月6日閲覧。
  7. ^ “雷鳥軍団11選手指名 野球の新独立リーグドラフト”. 北日本新聞ウェブ[webun ウェブン]. (2021年11月4日). https://webun.jp/item/7802992 2022年10月6日閲覧。 
  8. ^ 広田和也 (2022年2月24日). “初代NOL王者目指す サンダーバーズ 新入団17選手”. 中日新聞. https://www.chunichi.co.jp/article/423662 2022年10月6日閲覧。 
  9. ^ 日本海オセアンリーグ  選抜メンバー決定について”. 日本海オセアンリーグ (2022年5月10日). 2022年10月6日閲覧。[リンク切れ]
  10. ^ 日本海オセアンリーグ  ロッテ戦選抜メンバー決定について”. 日本海オセアンリーグ (2022年5月31日). 2022年10月6日閲覧。[リンク切れ]
  11. ^ 日本海オセアンリーグ選抜 中日ドラゴンズ戦メンバー決定”. 日本海オセアンリーグ (2022年7月15日). 2022年10月6日閲覧。[リンク切れ]
  12. ^ 日本海オセアンリーグ選抜 阪神タイガースファームチーム戦 メンバー決定のお知らせ”. 日本海オセアンリーグ (2022年9月28日). 2022年10月6日閲覧。[リンク切れ]
  13. ^ 【富山GRNサンダーバーズ】全力プレーで優勝目指す」『中日新聞』、2023年3月30日。2023年9月29日閲覧。
  14. ^ 退団選手のお知らせ - 富山GRNサンダーバーズ(2023年10月28日)2023年11月3日閲覧。
  15. ^ 学生野球資格回復に関する規則 第4条による認定者”. 日本学生野球協会. 2024年2月3日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]