我が家のヒミツ

我が家のヒミツ
著者 奥田英朗
発行日 2015年9月25日
発行元 集英社
ジャンル 短編小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 280
前作 我が家の問題
公式サイト renzaburo.jp
コード ISBN 978-4-08-771625-2
ISBN 978-4-08-745749-0文庫判
ウィキポータル 文学
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

我が家のヒミツ』(わがやのヒミツ)は、奥田英朗による日本短編小説集。『小説すばる』(集英社)に2012年から2015年にかけて掲載、2015年9月25日集英社から刊行された。現代の平凡な家族が抱えるさまざまな問題を、ユーモアを交えつつあたたかく描く[1]

家日和』(2007年)、『我が家の問題』(2011年)に続く平成の家族小説シリーズ第3弾で、「妻と選挙」では、「妻と玄米御飯」(『家日和』収録)、「妻とマラソン」(『我が家の問題』収録)に続いて小説家・大塚康夫の一家を描いている。

NHK BSプレミアムテレビドラマ化され2019年3月3日から3月31日まで放送された[2][3]

収録作品[編集]

  • 虫歯とピアニスト(初出:『小説すばる』2013年5月号)
  • 正雄の秋(初出:『小説すばる』2014年11月号)
  • アンナの十二月(初出:『小説すばる』2013年1月号)
  • 手紙に乗せて(初出:『小説すばる』2015年1月号)
  • 妊婦と隣人(初出:『小説すばる』2012年11月号)
  • 妻と選挙(初出:『小説すばる』2015年7月号)

あらすじ[編集]

登場人物[編集]

書誌情報[編集]

テレビドラマ[編集]

我が家のヒミツ
ジャンル テレビドラマ
原作 奥田英朗
脚本 渡辺千穂
荒井修子
演出 萩生田宏治
蔵方政俊
出演者 佐藤仁美
田中直樹ココリコ
八嶋智人
永井大
岸谷五朗
ナレーター YOU
音楽 遠藤浩二
製作
制作統括 平良英(パオネットワーク)
管原浩(NHK)
プロデューサー 宮田幸太郎
製作 NHK
パオネットワーク
放送
放送チャンネルNHK BSプレミアム
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2019年3月3日 - 3月31日
放送時間日曜 22:00 - 22:49
放送枠プレミアムドラマ
放送分49分
回数5
公式ウェブサイト
テンプレートを表示

NHK BSプレミアムの「プレミアムドラマ」枠にて2019年3月3日から 3月31日まで放送された。全5回。1話完結のオムニバス・シリーズで、各話の主人公となる4人の妻を本作が連続ドラマ初主演の佐藤仁美が1人で演じ、各話の夫役で田中直樹ココリコ)、八嶋智人永井大岸谷五朗が共演する[2]

同枠にて2018年2月に水川あさみ主演でドラマ化された『我が家の問題』に続く第2弾となる[4]

キャスト[編集]

第1回「IDはサニーデイ」
第2回「夫のカーテン屋」
第3回「妊婦と隣人」
第4回・最終回「小説家の妻・前後編」

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

放送回 放送日 サブタイトル ラテ欄[5] 原作 脚本 演出
第1回 3月03日 IDはサニーデイ 佐藤仁美ひとり4役(1)
ネットオークションにハマる妻
サニーデイ(『家日和』所収) 渡辺千穂 萩生田宏治
第2回 3月10日 夫のカーテン屋 佐藤仁美オムニバス(2)
転職を繰り返す夫にいらだつ妻
夫とカーテン(『家日和』所収) 荒井修子 蔵方政俊
第3回 3月17日 妊婦と隣人 怪しい隣人に怯える妊娠妻⋯
出産は?!
妊婦と隣人
第4回 3月24日 小説家の妻 前編 売れない小説家の妻に大転機!? 妻と玄米御飯(『家日和』所収)
妻とマラソン(『我が家の問題』所収)
渡辺千穂 萩生田宏治
最終回 3月31日 小説家の妻 後編 妻が出馬!
小説家の夫も奮闘?
妻と選挙
NHK BSプレミアム プレミアムドラマ
前番組 番組名 次番組
盤上のアルファ
〜約束の将棋〜

(2019年2月3日 - 2月24日)
我が家のヒミツ
(2019年3月3日 - 3月31日)
大全力失踪
(2019年4月7日 - 4月28日)

脚注[編集]

外部リンク[編集]