愛の迷路

愛の迷路
チューリップシングル
初出アルバム『I dream
B面 この小さな掌 ~詩歩子へ~(ライヴ・ヴァージョン)
リリース
規格 EPレコード
ジャンル J-POP
レーベル EXPRESS
作詞・作曲 財津和夫
チューリップ シングル 年表
たったひとりのオーディエンス
(1983年)
愛の迷路
(1984年)
it WAS love
(1984年)
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愛の迷路」(あいのめいろ)は、1984年3月21日に発売されたチューリップの通算25枚目のシングル。

解説[編集]

発売前の2月から始まったJAL PAK '84キャンペーンのイメージソングで、1月に既に発売されていたアルバム『I dream』からリカットされた。ただし、リカットされた時は既にCMの放送が終わっており、ヒットには結び付かなかった。

航空会社のキャンペーンソングということもあり、「Fly」「Sky」「飛ぶのだろう」「大きな空だから」など、空を意識した歌詞が用いられている。

財津和夫は後年、この頃に漂っていたバンド内の不協和音を感じ取っており、タイトルの中に「迷路」という単語が入ったのもそこからではないかと回顧している。

財津のハイトーンボイスが聴き所の曲だが、この年の秋から始まったツアー(Live act TULIP 「Out of Our Time」)の模様を放映したテレビ番組「チューリップ1985」では、安部俊幸のギターをフィーチャーした演出の映像が用いられた。同年の芦ノ湖でのライブ(Live act TULIP TULIP LAND in 芦ノ湖 8・11パゴダ)でも披露されており、映像も残されている。

ジャケット写真は、表面がアルバム「I dream」と同じショットで、裏面は別ショットである。

このシングルを最後に、1972年のデビュー以来12年在籍した東芝EMI(EXPRESS)レーベルを離れ、プロデューサーの新田和長が設立したファンハウスへ移籍した。

曲目[編集]

全曲作詞:財津和夫 編曲:チューリップ

  1. 愛の迷路
    • 作曲:財津和夫
  2. この小さな掌 ~詩歩子へ~(ライヴ・ヴァージョン)
    • 作曲:姫野達也
    • 財津は当時、事あるごとに姫野の長女の可愛らしさを口にしており、この詞も彼女へ送ったものである。このシングル盤で収録されているのは、発売前年から行われていたツアー(Live act TULIP「I dream TULIP Concert Tour All Over Japan 1983 Into 1984」)での演奏を収録したもので、オリジナルバージョンはアルバム「I dream」に収録されている。

関連項目[編集]