平泉隆房

平泉 隆房(ひらいずみ たかふさ、1954年昭和29年)2月[要出典] - )は、日本歴史学者神職金沢工業大学教授[1]平泉寺白山神社宮司[1]・玄成院第二十六世・日本学協会理事長。専門は日本中世史、神道史博士(文学)

略歴[編集]

福井県勝山市に生まれる。平泉寺白山神社宮司で東京帝国大学教授なども務めた平泉澄を祖父、同じく同神社宮司で金沢工業大学教授をつとめた平泉洸を父にもつ[要出典]。妻は作家の大庭桂

福井県立勝山高等学校を卒業後、1976年(昭和51年)皇學館大学文学部国史学科卒業、同大学院文学研究科修士課程を経て、1981年(昭和56年)同博士課程単位取得退学。大学院では、日本中世史を上横手雅敬鎌田純一に学ぶ[要出典]

1981年(昭和56年)に皇學館大学文学部助手(はじめ神道学科1984年(昭和59年)から国史学科に所属)、その後講師助教授を経て、1995年平成7年)から金沢工業大学助教授、2000年(平成12年)より同教授。金沢工業大学着任後まもなく、父洸が死去したため、平泉寺白山神社宮司を継いで現在に至る[要出典]

専門は日本中世史、特に神道史神宮史・伊勢神道の研究で、平成8年度(1996年)には神道宗教学会奨励賞を受賞。2004年(平成16年)に「中世伊勢神宮史の研究」によって皇學館大学より博士文学)の学位を取得している(主査は上横手雅敬、副査は惠良宏井後政晏[要出典]

また、壇ノ浦の戦いからレイテ沖海戦に至る海戦史研究を趣味としている。

著書[編集]

監修[編集]

  • 『歴史漫画・白山平泉寺物語』 平泉寺町まちづくり推進協議会 2007年

解説[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 教員録「平泉 隆房」”. 金沢工業大学. 2016年4月23日閲覧。