市原晃

市原 晃(いちはら あきら、1914年1月1日 - 2004年7月22日 )は、日本経営者三越社長、会長を務めた。

来歴・人物[編集]

東京都出身[1]1937年慶應義塾大学経済学部を卒業し、同年に三越に入社[1]1965年4月に取締役に就任し、常務を経て、1982年9月に社長に就任[1]。社長在任時には、三越事件で混乱していた三越の経営を立て直し、経営理念に「商いと始末」を掲げ、「仕入れの神様」とも呼ばれていた[2]1986年5月に会長に就任し、1995年5月から相談役を務めた[1]

1986年5月から1990年5月までに日本百貨店協会会長を務めた[3]

1991年4月に勲二等瑞宝章を受章[1]

2004年7月22日肺炎により、死去[3]。90歳没。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 興信データ株式會社 2003, い235頁.
  2. ^ 2004年 8月6日 日本経済新聞 夕刊 p5
  3. ^ a b 2004年 7月24日 日本経済新聞 朝刊 p35

参考文献[編集]

  • 興信データ株式會社『人事興信録 第42版 上』興信データ、2003年。 
先代
岡田茂
三越社長
第11代:1982年 - 1986年
次代
坂倉芳明