少女劇団いとをかし

少女劇団いとをかし(しょうじょげきだん いとをかし)とは、スターダストプロモーション芸能3部(現 制作3部)・ティーン部門に所属する女優志望のタレントにより結成された劇団である。

2020年には「Do It Over」に、2023年には「Always Thankyou」にそれぞれ改称されたが、これらについても後述する。

概要[編集]

「少女劇団いとをかし[注 1]」はスターダストプロモーション芸能3部(現 制作3部)の女優育成のための場として立ち上げられたユニットであり、演劇の要素とライブの要素を詰め込むことで、少女たちをパフォーマーとして成長させようとしたものである。当初は芸能3部(現 制作3部)内の希望者全員を出演させていたが、第5回公演以降は事務所内でのオーディションに合格したもののみが出演可能となっている[1]。また第3回公演以降は地方営業所のメンバーも出演している。

2014年7月14日に結成が発表され[2]、2014年9月6日から同年9月7日に第1回公演『その日の教室では』が上演された。第1回公演に出演したメンバーは18名。なお、チケットは前売り完売[3]

2015年4月11日には第2回公演に出演した辻野、小泉、坂井、吉川、永坂の5名によるアイドルグループ「ときめき♡宣伝部」(現 超ときめき♡宣伝部)の結成が発表された。

2017年2月5日の第6回公演千秋楽は、先行販売にてチケット完売。一般販売および当日販売はされなかった[4]

2020年には「少女劇団いとをかし」を改称した劇団「Do It Over」が誕生した。

出演[編集]

舞台[編集]

# タイトル 日程 場所 脚本 演出 出演 備考
第1回 『その日の教室では』 2014年9月6日-9月7日
※計4ステージ
川崎市アートセンター
アルテリオ小劇場
近藤キネオ 近藤キネオ 矢野優花, 小池梨緒, 美咲アリス, 小田桐汐里, 辻野かなみ, 高橋咲樹, 白川怜奈, 長城祝華, 坂井仁香, 櫻愛里紗, 芽奈, 青山愛依, 鮫島彩華, 永坂真心, 渡邊璃音, 中村ひなの, 石黒詩苑, 本庄風月(以上、少女劇団いとをかし)
真下玲奈
公式サイト[5]
第2回 『ともだちの数え方』 2015年1月31日
-2月1日
※計4ステージ
ラゾーナ川崎プラザソル 近藤キネオ 近藤キネオ 美咲アリス, 辻野かなみ, 高橋咲樹, 白川怜奈, 小泉遥香, 長城祝華, 坂井仁香, 吉川ひより, 櫻愛里紗, 鮫島彩華, 永坂真心, 瑞城さくら(以上、少女劇団いとをかし)
栗田萌
公式サイト[6]
第3回 『シーパー』 2015年9月5日-9月6日
※計4ステージ
川崎市アートセンター
アルテリオ小劇場
金沢知樹 金沢知樹 美咲アリス, 辻野かなみ, 高橋咲樹, 白川怜奈, 小泉遥香, 長城祝華, 芽奈, 坂井仁香, 吉川ひより, 櫻愛里紗, 鮫島彩華, 青山愛依, 永坂真心, 渡邊璃音, 早川あひる, 石黒詩苑, 西田圭李, 奥森皐月, 瑞城さくら, 羽野真央, きなこ(以上、少女劇団いとをかし)
松尾寧夏
公式サイト[7]
第4回 『シーパー REMAKE』 2016年2月13日-2月14日
※計4ステージ
ラゾーナ川崎プラザソル 金沢知樹 金沢知樹 美咲アリス, 辻野かなみ, 高橋咲樹, 白川怜奈, 小泉遥香, 長城祝華, 坂井仁香, 吉川ひより, 櫻愛里紗, 青山愛依, 永坂真心, 渡辺梨世, 西谷星彩, 桜野希子, 広井こころ, 早川あひる, 石黒詩苑, 西田圭李, 青木菜々香, 奥森皐月, 大澤彩花, 本庄風月, 瑞城さくら(以上、少女劇団いとをかし) 公式サイト[8]
第5回 『46がくれた君のこえ~夏~』 2016年9月3日-9月4日
※計4ステージ
川崎市アートセンター
アルテリオ小劇場
金沢知樹 金沢知樹 小西はる, 長城祝華, 牧内莉亜, 渡辺梨世, きなこ, 星乃明日美, 早川あひる, 石黒詩苑, 青木菜々香, 華野瑚子, 瑞城さくら, 和泉詩(以上、少女劇団いとをかし)[注 2] 公式サイト[9]
第6回 『ブのカツのハナシ』 2017年2月4日-2月5日
※計4ステージ
川崎市アートセンター
アルテリオ小劇場
金沢知樹 金沢知樹 羽野瑠華, 小西はる, 長城祝華, 朝日奈芙季, 牧内莉亜, 渡辺梨世, 葉月結菜, 堀口日萌, 早川あひる, 石黒詩苑, 西田圭李, 本庄風月, 華野瑚子, 羽野真央(以上、少女劇団いとをかし)[注 3] 公式サイト[10]
第7回 『私と日記を巡る、いくつかの物語』 2017年9月2日-9月3日
※計4ステージ
川崎市アートセンター
アルテリオ小劇場
金沢知樹 金沢知樹 小西はる, 朝日奈芙季, 杉浦さくら, 牧内莉亜, 渡辺梨世, きなこ, 広井こころ, 西田圭李, 神山凛, 美南早希, 本庄風月, 崎本紗衣(以上、少女劇団いとをかし)[注 4] 公式サイト[11]
第8回 『ど・ヤンキーmeetsザ・ギャル』 2018年2月10日-2月12日
※計6ステージ
川崎市アートセンター
アルテリオ小劇場
藤原珠恵 藤原珠恵 彩永あいり, 小西はる, 秦穂香, 朝日奈芙季, 湊梨紗, 杉浦さくら, 横堀菜々美, 牧内莉亜, 渡辺梨世, 星谷汐音, 美波はる, 武野汐那(以上、少女劇団いとをかし) 公式サイト[12]
第9回 『夢の中の恋人と、いちごの関係?』 2018年8月18日-8月19日
※計4ステージ
川崎市アートセンター
アルテリオ小劇場
右手愛美 コロ 小西はる, 朝日奈芙季, 湊梨紗, 杉浦さくら, 牧内莉亜, 渡辺梨世, 朝倉ひなか, 星乃明日美, 美南早希, 本庄風月, 伏見彩, 崎本紗衣, 武野汐那, 和泉詩(以上、少女劇団いとをかし) 公式サイト
第10回 『LOOK UP!』 2019年2月9日-2月11日

※計6ステージ

ラゾーナ川崎プラザソル コロ コロ 小西はる, 朝日奈芙季, 杉浦さくら, 青山愛依, 渡辺梨世, 朝倉ひなか, 星乃明日美,若柳琴子, 小高サラ, 崎本紗衣, 武野汐那, 星希瑠亜(以上、少女劇団いとをかし)

大久保聡美

公式サイト
第11回 『卒業式はバイバイブーで』 2019年8月30日-9月1日

※計6ステージ

川崎市アートセンター

アルテリオ小劇場

いちかわニャー 阿達由香 渡辺梨世, 崎本紗衣(以上、劇団いとをかし)

杉浦さくら, 滝澤史, 羽野瑠華, 結月彩, 鈴野いおり, 星希瑠亜, 仁心にこ, 喜山真帆, 相羽星良, 本堂杏奈, 永岡心花

公式サイト

書籍[編集]

  • 『HUSTLE PRESS 02』(HUSTLE PRESS、2016年) - 早川あひる、青木菜々香へのインタビュー記事

その他[編集]

  • 『ふじいとヨメの7日間戦争』「イエローサミット」(日本青年館、2015年1月7日) - 長城祝華、坂井仁香、鮫島彩華の3名が前説を担当。
  • 『スターダストセクション3営業所祭り〜夏のカオス〜』(横浜ベイホール、2016年8月28日) - 瑞城さくら、和泉詩がMCを担当。

Do It Over[編集]

2020年、スターダストプロモーション制作3部のティーン部門より女優志望が集結して劇団「Do It Over」を結成した。

# タイトル 日程 場所 脚本 演出 出演 備考
第1回 『ちゅうちゅうちゅーーう(血)』 2020年8月29日-30日 川崎市アートセンターアルテリオ小劇場 木乃江祐希 木乃江祐希 相羽星良入江美沙希(BREAK TIME GIRLS)、北野夏々、来栖美歩、崎本紗衣、鈴野いおり、高嶋杏、永岡心花、藤本ばんび、本堂杏奈、牧内莉亜、吉田有梨沙(BREAK TIME GIRLS)、渡辺梨世
第2回 『オタカラ!』 2021年8月28日-29日 川崎市アートセンターアルテリオ小劇場 金沢知樹 阿達由香 和泉詩入江美沙希(BREAK TIME GIRLS)、羽野瑠華、大高みなみ、織田ひまり(BREAK TIME GIRLS)、きなこ(※Wキャスト)、崎本紗衣、鈴野いおり、仲村悠菜、西垣有彩、速瀬愛(※Wキャスト)、福永彩乃、渡辺梨世
第3回 『部屋と僕と弟のハナシ』 2022年4月16日-17日 川崎市アートセンターアルテリオ小劇場 金沢知樹 阿達由香 和泉詩、大高みなみ、華野瑚子、鈴野いおり、仁心にこ、西谷星彩、福永彩乃、美南早希、安田野乃
第4回 『その日、そのステージの上で』 2022年9月3日-4日 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール A・ロックマン 阿達由香 和泉詩、入江美沙希、羽野瑠華、大高みなみ、大山蒼生、織田ひまり、北野夏々、西田圭李、羽野真央、福永彩乃、美南早希、若山天音
第5回 『最後のちゃぶ台で歌うのよ、わたしたちは!』 2023年3月31日-4月2日 川崎市アートセンターアルテリオ小劇場 金沢知樹 阿達由香 相羽星良、青沼くるみ、天川れみ、和泉詩、羽野瑠華、大高みなみ、華野瑚子、茅本梨々華、北野夏々、国本姫万里

Always Thankyou[編集]

2023年、スターダストプロモーション制作3部のティーン部門より女優志望が集結して劇団「Always Thankyou」を結成した。

# タイトル 日程 場所 脚本 演出 出演 備考
第1回 『制服少女』 2023年9月2日-3日 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール A・ロックマン 阿達由香 相羽星良、大高みなみ、大桃ゆず、北野夏々、彩永あいり、鈴野いおり、平野結愛、美南早希、雪明、渡辺梨世

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 「いとをかし」というユニット名は、第1回・第2回公演の脚本・演出を担当した近藤キネオが命名。(HUSTLE PRESS 02『Documentary of Itowokashi』)
  2. ^ ただし小西はる(大阪)、牧内莉亜(名古屋)、きなこ(沖縄)は地方営業所からの出演。
  3. ^ ただし小西はる(大阪)、牧内莉亜・羽野瑠華(名古屋)、葉月結菜(仙台)は、地方営業所からの出演。
  4. ^ ただし小西はる(大阪)、杉浦さくら・牧内莉亜(名古屋)は、地方営業所からの出演。

出典[編集]

外部リンク[編集]