寺田蘭世

てらだ らんぜ
寺田 蘭世
第14回 KKBOX MUSIC AWARDS
(2019年1月26日、台北アリーナ
プロフィール
愛称 らんらん[1]
らんぜ[2]
生年月日 1998年9月23日
現年齢 25歳
出身地 日本の旗 日本東京都
公称サイズ(2021年[3]時点)
身長 155 cm
活動
デビュー 2013年
ジャンル アイドル
所属グループ 乃木坂46
活動期間 2013年5月 - 2021年12月
事務所 乃木坂46合同会社
(最終所属)
アイドル: テンプレート - カテゴリ

寺田 蘭世(てらだ らんぜ、1998年平成10年〉9月23日 - )は、日本の元アイドル、元コラムニスト[4]であり、女性アイドルグループ・乃木坂46の元メンバーである[3]東京都出身[1]。身長155 cm[3]

来歴[編集]

1998年(平成10年)9月23日、東京都で生まれる[1]。妹と12歳下の弟がいる[5]。幼少期は怖そうと誤解されることが多く、公園にも行かず一人で黙々と遊ぶような子だった[6][7]

小学生の時からアイドル好きでAKB48の握手会に通っており、握手会で齋藤飛鳥に似ていると言われるようになり乃木坂46に興味を持つようになった[8]

2013年(平成25年)3月、乃木坂46の2期生オーディションに合格[9]。最終審査では渡り廊下走り隊の「完璧ぐ〜のね」を歌った。応募した理由は「勉強やスポーツが出来ないなら、逆に他の人が出来ないことをやってみよう。私を見て1人でも多くの人に希望を与えたり勇気付けたり出来る人になりたいと思ったから」だという[10][11]。同年5月6日、『16人のプリンシパル deux』でお披露目された[12]

2015年(平成27年)2月22日に開催された『3rd YEAR BIRTHDAY LIVE』(西武ドーム、現名称:ベルーナドーム)で研究生より正規メンバーに昇格[13]。同年3月18日発売の11thシングル「命は美しい」のカップリング曲「ボーダー」でセンターを務めた[11]。同年11月より日刊スポーツのWEBサイト内で「らんぜのNEWSがとまらんぜ」の連載を開始[1][14]

2016年(平成28年)4月、衛藤美彩北野日奈子と共に、女子野球日本代表「マドンナジャパン」の公式サポーターに就任した[15]。同年11月9日発売の16thシングル「サヨナラの意味」のカップリング曲「ブランコ」で初のアンダーセンターを、同年12月7日、9日に日本武道館で開催された『Merry Xmas Show 2016〜アンダー単独公演〜』で座長を務めた[16]

2017年(平成29年)3月22日発売の17thシングル「インフルエンサー」で初選抜[17]、同じく3月発売のAKB48の47thシングル「シュートサイン」のカップリング曲「誰のことを一番 愛してる?」で坂道AKBに選抜された[18]。同年7月にはファッション誌『melt KAWAII FASHION BOOK』(宝島社)で初の単独表紙を飾った[19]

2018年(平成30年)4月25日発売の20thシングル「シンクロニシティ」で2度目の選抜入りを果たした[20]。同年6月および9月に上演された乃木坂46版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』では、セーラー戦士の一人セーラーマーズ(火野レイ)役を演じた[21][22]

2019年(令和元年)5月29日発売の23rdシングル「Sing Out!」のカップリング曲「滑走路」で2度目のアンダーセンターを務めた[23]

2020年(令和2年)9月23日、22歳の誕生日を迎え、Instagramを開設した[24]

2021年(令和3年)2月27日から放送されている『乃木坂お試し中』(TBSチャンネル1)で初MCに就任し[25]、同年9月22日発売の28thシングル「君に叱られた」のカップリング曲「マシンガンレイン」で3度目のアンダーセンターを務めた[26]。同年9月17日、乃木坂46 OFFICIAL YouTube CHANNELの動画『Documentary of Ranze Terada』予告編で乃木坂46を卒業することを発表した[27]。同年11月8日、ブログを更新し、乃木坂46卒業後は芸能界を引退することを発表した[28]。同年11月9日に1st写真集『なぜ、忘れられないんだろう?』が発売された[29]。同年12月12日をもってグループから卒業し、芸能界を引退した[30]

2022年(令和4年)2月1日、乃木坂46公式サイト内の公式ブログが閉鎖された[31][32]

2023年(令和5年)3月16日、自身のInstagramにて、HONEY ROSIE HOUSEという名前でセレクトショップをオープンすることを発表[33]

人物[編集]

蘭世の名は『ときめきトゥナイト』に由来するのか尋ねられることがしばしばあるが、名付け本を元につけられたものであると語っている[34][35]。愛称は、らんぜとらんらん[2]。らんらんは蘭世という名前を一度で聞き取るのが難しいため[36]、同期の年長メンバーが考案した[37]。一人称は「テラダ」である[38]

誰にも負けないことは顔の濃さで、顔立ちがはっきりしていてハーフに見られがちだがハーフではない[39]。チャームポイントは眼球で黒目と白目の瞳の比率と白目の色に自信がある[40]。ラジオ番組『レコメン!』(文化放送)の「第7回女性アイドル顔だけ総選挙(2019年)」で16位を獲得[41]

趣味は宝塚[2]、洋楽[5]、アニメ[42]宝塚大劇場へ観に行ったり[43]、当日券のために気温1度の朝から並んだこともある。宝塚歌劇団95期生が好きでご贔屓は朝美絢。『宝塚おとめ』を読んだとき、朝美に「運命だ」と思うぐらい惹かれ、新人公演の頃から応援している[44][45]。父の影響で幼少期から80年代の洋楽を好み[5]マイケル・ジャクソン[46]アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「セプテンバー」、リック・アストリーの「トゥゲザー・フォーエヴァー」、シンディ・ローパーの「トゥルー・カラーズ」が好き[47]。生粋のアニメファンで乃木坂46の2期生オーディションでは『うたの☆プリンスさまっ♪』について語って合格したほどで[42]、好きなキャラクターは『うた☆プリ』の一十木音也[48]

自他共に認める面倒くさい性格をしている[6]。『セラミュ』で共演した石井美絵子からは「炎と嫉妬の戦士セーラー蘭世」と呼ばれていた[49]。口下手で不器用なため誤解されやすい反面、愛情に深く熱い一面を持つところや真っ直ぐで理想に向かって一直線なところが齋藤飛鳥や中元日芽香からも評価されている[6][50]

デザイナーに憧れていて、将来の夢は自分が作った洋服をメンバーに着てもらうことであり[51]、また古着好きでもある[52]。 運動が苦手である[39]。小学生低学年の時に大阪から転校して来た友人の影響で関西弁のイントネーションになることがある[53]

乃木坂46[編集]

渡辺麻友の大ファンで乃木坂46の2期生オーディションを受けていることをAKB48の握手会で話した際に「絶対受かるよ」という言葉をかけてもらっていた[54]。その後歌番組で一緒になった際に連絡先も交換している[55]。加入当初からセンターを目指しており、センターを目指す理由は「勉強も運動も駄目駄目な自分を変えたい、そんな自分を奮い立たせるため」[56]キャッチフレーズは「らんぜの勢い止まらんぜ」[1]で、推しメンサイリウムは左手に赤×右手に白[57]。握手会ではファンの眼球を採点する眼球占いが人気である[58]

日刊スポーツのWEBサイト内で連載中の「らんぜのNEWSがとまらんぜ」は日刊のコラムではセルジオ越後と並ぶ異例の長期連載になっていた。起用の理由を「寺田は言葉を持ってる人、自分の目標や野望をはっきりと口に出して言う人なので、思っていることを包み隠さず生の意見をコラムにも出してくれると思ったから」と担当者は語っている[59]

乃木坂46内のユニット、サンクエトワールのメンバーであり[60]松村沙友理佐々木琴子、寺田蘭世、伊藤かりん中田花奈の5人からなるさゆりんご軍団のメンバーでもある。軍団結成時の役職は監督だったが、のちに社長になった[61][62]白石麻衣は「乃木坂のお洒落番長」を問われた際に寺田の名を挙げている[63]。2017年9月25日(24日深夜)放送の『乃木坂工事中』(テレビ愛知)では「将来ずっと独身でいそう選挙」のメンバー間投票で1位に選ばれた[64]

加入当初から佐々木琴子、鈴木絢音堀未央奈と仲がよい。寺田含む4人は初期のダンスレッスンで恥ずかしさのあまり全く踊れずに怒られていて、その時に集まって励まし合ったことが仲良くなるきっかけになった[65]。1期生では星野みなみと仲が良く一緒にいることが多い。星野曰く「自分の知らない観点から物事を見ているのが面白い、タイプが違う方が上手くいく」[66]。3期生では慕っていた中元日芽香のつながりで久保史緒里[67]、セーラームーンで共演した梅澤美波と仲が良い[68]

乃木坂46で好きな曲は「気づいたら片想い[46]。乃木坂46での夢は「スタイルブックを出すこと」[69]であると、いずれも2018年に述べている。

作品[編集]

シングル[編集]

こじ坂46

坂道AKB

アルバム[編集]

乃木坂46

映像作品[編集]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

バラエティ[編集]

舞台[編集]

書籍[編集]

写真集[編集]

連載[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 連載開始当初は毎週金曜日[1]

出典[編集]

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外部リンク[編集]