富山ガラス工房

富山ガラス工房
TOYAMA GLASS STUDIO
富山ガラス工房正面入口 地図
施設情報
正式名称 富山ガラス工房
専門分野 ガラス工芸
館長 野田雄一
管理運営 一般財団法人富山市ガラス工芸センター[1]
延床面積 約3,233.62m2
開館 1994年平成6年)4月1日[1]
所在地 930-0151
日本の旗 日本 富山県富山市古沢152
位置 北緯36度41分43.3秒 東経137度8分46.8秒 / 北緯36.695361度 東経137.146333度 / 36.695361; 137.146333座標: 北緯36度41分43.3秒 東経137度8分46.8秒 / 北緯36.695361度 東経137.146333度 / 36.695361; 137.146333
外部リンク http://toyama-garasukobo.jp/
プロジェクト:GLAM
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富山ガラス工房(とやまガラスこうぼう、TOYAMA GLASS STUDIO)は、富山県富山市古沢に所在するガラス工房である。

概要[編集]

富山の売薬で知られる製薬産業の歴史を持つ富山市では明治以降、薬のガラス瓶工場が相次ぎ操業した。太平洋戦争後に廃れたガラス産業を再興しようと[2]、 富山市は1985年昭和60年)9月、富山市民大学にてガラス工芸コースを開設[3]するなど「ガラスの街とやま」を目指していたが、先駆けとして1991年平成3年)4月に、ガラス造形の専門学校である「富山市立富山ガラス造形研究所」を設置[4]、その後、富山ガラス造形研究所の卒業生や、ガラス作家に制作の場を提供し、それら作家たちの作品の展示販売、ガラス制作の見学や制作体験、イベントをとおして地場産業の一つとして定着を目指すことを念頭に、1993年(平成5年)7月頃に着工[5]1994年(平成6年)3月30日に完成、翌4月1日当工房が開館した[1][6]。運営者は、一般財団法人富山市ガラス工芸センターであり[1][6]、館長は富山ガラス造形研究所教授である野田雄一。当工房は富山ガラス造形研究所に隣接している。また、富山市ファミリーパークも隣接している。

2015年(平成27年)8月22日に富山市西町に開館した、富山市ガラス美術館6階「グラス・アート・ガーデン」に展示されているデイル・チフーリの作品の内3点は、本人並びにデイル・チフーリ の工房「チフーリ・スタジオ」のスタッフが来日して当工房で制作したものである。

交通アクセス[編集]

  • E8 北陸道 富山西ICから車で約5分。
  • JR富山駅から車で約20分。

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d 『ガラス工芸の発信地に 富山に工房完成 体験コーナーも』北日本新聞 1994年3月31日朝刊24面
  2. ^ 【わがまちお宝館】富山市ガラス美術館(富山市)光で移ろう多彩な表情『朝日新聞』朝刊2019年3月13日(第2東京面)
  3. ^ 『ガラス工芸コースが開講 富山市民大学』北日本新聞 1985年9月10日朝刊16面
  4. ^ 『感性はぐくんで 富山ガラス造形研初入学式』北日本新聞 1991年4月12日夕刊3面
  5. ^ 『富山ガラス造形研 共同工房を建設 7月着工 卒業生、作家受け入れ』北日本新聞 1993年2月17日朝刊5面
  6. ^ a b 資料-1-5.富山ガラス工房 (PDF) - 沖縄県

関連項目[編集]

外部リンク[編集]