宮崎敬介

宮崎 敬介
(みやざき けいすけ)
誕生日 1970年
出生地 日本の旗 埼玉県所沢市
国籍 日本の旗 日本
芸術分野 版画
教育 武蔵野美術大学造形学部卒業
影響を受けた
芸術家
柄澤齊
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宮崎 敬介(みやざき けいすけ、1970年昭和45年〉 - )は、日本版画家。宮 敬介とも表記される。

概要[編集]

1970年アニメーター宮崎駿大田朱美の二男として、埼玉県所沢市に生まれた。版画家柄澤齊の作品に感動したことをきっかけに、武蔵野美術大学造形学部在学中に独学で木口木版画を始めた。

卒業後は版画家として活動し、木口木版画の制作を続けている。普段は父親が著名なアニメーション監督であることを伏せて創作活動をしているが、一部作品を父の関わった作品に提供したことがある[1]

人物・家族[編集]

父はアニメ監督宮崎駿。母は元アニメーターの宮﨑朱美。兄は環境デザイナー、アニメ監督の宮崎吾朗。祖父は版画家の大田耕士[2]

略歴[編集]

  • 1970年 埼玉県に生まれる。
  • 1990年 武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン科入学。
  • 1994年 同校卒業。
  • 1995年 アニメ映画『耳をすませば』用に「牢獄でヴァイオリンを作る職人」を制作。
  • 1996年 木口木版画展「MOONSHINE」(ピンポイントギャラリー)
  • 1997年 ザイログラフィア木口木版画7人展(ガレリアグラフィカ)宮崎敬介木口木版画展(加藤京文堂)
  • 2000年 木口木版画展「PLANET」(ピンポイントギャラリー)
  • 2001年 木口木版画展「wood engraving 放浪時代」(松明堂ギャラリー)
  • 2002年 三鷹の森ジブリ美術館展示用に木口木版画を制作。
  • 2003年 堀田善衛『路上の人』『聖者の行進』『時代と人間』の表紙版画を制作。木口木版画展「プラネット」(ピンポイントギャラリー)
  • 2004年 木口木版画展「calling」(松明堂ギャラリー)
  • 2006年 木口木版画展「サイレンス」(ピンポイントギャラリー)
  • 2007年 木口木版画・銅版画 宮崎敬介・佐藤妙子展(松明堂ギャラリー)

脚注[編集]

  1. ^ 耳をすませば』に登場する本の中の“牢獄でヴァイオリンを作る職人”の挿絵三鷹市立アニメーション美術館に展示された版画。
  2. ^ 『折り返し点』(宮崎駿、p.196)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]