四御

四御(しぎょ)は、道教三清を補佐する4柱の天帝四輔(しほ)とも。実質的に宇宙万物を運用・統治している最高のである。三清に次ぐ地位にあたり、共に「三清四御」と称される。

  • 昊天至尊玉皇上帝 - 玉皇大帝(ぎょくこうたいてい)  天道をつかさどる。
  • 中天紫微北極大帝 - 北極紫微大帝(ほっきょくしびたいてい) 四季と日月星辰、天地をつかさどる。
  • 勾陳上宮天皇大帝 - 天皇大帝(てんこうたいてい) 天地人の三才万物、星辰、兵革をつかさどる。
  • 承天效法后土皇地祇 - 后土(こうど) 陰陽と万物の生育をつかさどる。

これに東極妙厳青華大帝(太乙救苦天尊)・南極神霄玉清大帝などを加えたものを六御(りくぎょ、ろくぎょ)ともいう。

参考文献[編集]

  • 馬書田 『全像中国三百神』 江西美術出版社 1992年 158-159頁(中文)