井上音生

いのうえ ねお
井上 音生
本名 同じ
生年月日 (2004-08-18) 2004年8月18日(19歳)
出身地 日本の旗 日本 愛媛県
身長 157 cm
血液型 O
職業 女優
ジャンル テレビドラマ映画舞台CM
活動期間 2017年 -
事務所 東宝芸能
公式サイト 井上 音生 | 東宝芸能
主な作品
舞台
魔女の宅急便
 
受賞
第8回「東宝シンデレラ」オーディション 審査員特別賞・集英社賞(りぼん賞)
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井上 音生(いのうえ ねお、2004年8月18日 - )は、日本女優

愛媛県出身。東宝芸能所属。第8回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞・集英社賞(りぼん賞)[1]

経歴[編集]

2016年11月、第8回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞と集英社賞(りぼん賞)を受賞し芸能界入り。

芸能界での初仕事は、『りぼん』(集英社)の「りぼんガール」である。2017年2月号に「りぼんガール」として紹介され、以後、誌面モデルやYouTubeりぼんチャンネル」の付録紹介動画等にたびたび登場した。

2018年1月、長澤まさみ高橋一生、ダブル主演の映画『嘘を愛する女』に、吉田鋼太郎の娘役として出演し、女優デビュー。

2018年4月、南海放送(RNB)『井上音生のNEOラジ』にて、RNB最年少ラジオプレゼンターとなる。

2019年6月、京極夏彦原作、橘ケンチ主演の舞台『魍魎の匣』で初舞台を踏む。事件の重要な鍵を握る薄倖の美少女 柚木加菜子を演じる。

2020年4月、中学校卒業を機に上京し、都内の高校に入学。

2021年3月、角野栄子原作、岸本功喜演出、小島良太音楽ミュージカル魔女の宅急便』でキキ役を演じ、トンボ役 那須雄登とともに、ミュージカルに初舞台でありながら初主演を務める。

2021年10月、新たなクリエイターを発掘し、映画業界を盛り上げることを目的とした映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2021」において、グランプリ受賞記念作品『夏、ふたり』に、同事務所で東宝シンデレラの先輩である浜辺美波と初共演した。完成披露試写会ではともに登壇した。

2022年8月、東宝株式会社AlphaBoat合同会社によるGEMSTONEプロジェクトによる東宝初のYouTube映画『チェンジ!』(脚本・監督 シンクレア・ウィリアム)に、同事務所の西垣匠と共演した。

人物[編集]

  • 「音に生きる」と書いて「音生(ねお)」と読む名前は本名であり、音楽教師・指揮者の父親の願いがこめられている[2]
  • 父親に連れられて、映画や舞台をよく観に行っていた[3]。地元の市民ミュージカルに出演した経験がある。この時、台詞は一言だけだった。
  • 幼い頃からモデルやアイドル、女優などに興味があった。母親が偶然、映画館で「第8回 東宝シンデレラオーディション」のチラシを見つけ、父親に頼んで応募したもらったことが芸能界入りのきっかけになった[4]
  • シリアスなドラマからコメディまで幅広い役柄をこなし、舞台でも活躍できる女優が目標である。憧れの女優として、石原さとみ、長澤まさみ、朝夏まなとの名前を挙げている。東宝シンデレラオーディションの最終審査では「悪役や人間じゃない役にも挑戦したい」と述べている。
  • 歌うことが大好きで、小学校時代は、コーラス部に所属。6年生では部長を務めていた[5]
  • 1人カラオケにも行くことがある。気分が上がるアニメソングをよく歌う。十八番は『残酷な天使のテーゼ』である。
  • ラブライブ!」からアニメファンとなり、その後、兄の影響でみはじめた「銀魂」にすっかりはまっている。Instagramで漫画「銀魂」を愛読していること、自身がプレゼンターを務めるラジオ番組「井上音生のNEOラジ」では折にふれて「銀魂」愛を語るなど、究極のアニメオタクであることを公言している。南海放送ラジオの年末生特番では、杉作J太郎校長の「杉作アニメ学院」で、竹内愛希担任クラスの生徒として、たけやま3.5武田雛歩唯我独尊の神野光輝とともに出演している[6]
  • アニメや歌以外の趣味・特技は、4歳からはじめたバレエの他、乗馬、空手、英語(英検2級)である。
  • ものまねのレパートリーには、「ラブライブ!」の矢澤にこ、「となりのトトロ」のメイちゃんなどがある。
  • 大人びた顔つきから年上にみられがちであるが、中学校時代には、運動会の日に体操服を忘れて登校したり、平気で裏返しに着ていたり、見事な「天然」ぶりを発揮していた。高校の友人からは、実際に話してみると(みた目と違って)「年相応だね」と言われている[7]
  • ペットは黒猫の「あんちゃん」である。「ミュージカル 魔女の宅急便」の楽屋暖簾(のれん)には、キキの相棒である黒猫のジジにちなんで、「あんちゃん」の後ろ姿のシルエットがデザインされている。
  • YouTube映画『チェンジ!』のタイトルにちなみ“チェンジ”してなりたいものは「猫」と答えている。飼い猫に自身がどう映っているのかが気になるからである。[8]

出演[編集]

主演のものは太字で表示

映画[編集]

テレビ[編集]

配信[編集]

舞台[編集]

劇場版アニメ[編集]

ラジオ[編集]

  • 中四国ライブネット(中四国8局ネット)「愛媛発 アニメは世代を超えるのか?杉作J太郎×井上音生~アニメまつり~」(2018年9月23日)[22]
  • RNB 南海放送 「開校!杉作アニメ学院・初代校長J太郎」(2019年12月29日)[23]

ポッドキャスト[編集]

ミュージック・ビデオ[編集]

CM[編集]

書籍[編集]

雑誌[編集]

フリーペーパー[編集]

  • メトロポリターナ 2021年3月号 Vol.217「プロフェッショナルの肖像 PRO-FILE」(2021年3月10日、産経新聞社)[42]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 井上 音生”. 東宝芸能. 2021年2月11日閲覧。
  2. ^ FRESH ACTRESS 井上音生 | HUSTLE PRESS OFFICIAL WEB SITE”. 2021年5月7日閲覧。
  3. ^ 【インタビュー】井上音生、憧れのキラキラと輝く人に ミュージカル『魔女の宅急便』キキ役”. MusicVoice. 2021年5月7日閲覧。
  4. ^ FRESH ACTRESS 井上音生 | HUSTLE PRESS OFFICIAL WEB SITE”. 2021年5月7日閲覧。
  5. ^ 井上音生 | インタビュー | Deview-デビュー”. Deview. 2021年5月7日閲覧。
  6. ^ https://twitter.com/rnb1116/status/1211200772970438656”. Twitter. 2021年5月7日閲覧。
  7. ^ https://twitter.com/premiere_fujitv/status/1368032612741095424”. Twitter. 2021年5月7日閲覧。
  8. ^ 西垣匠「ラッコになりたい」理由とは?井上音生と演じてみたい役柄語る”. モデルプレス. 2022年11月19日閲覧。
  9. ^ 価格.com - 「プレミアの巣窟」2021年3月9日(火)放送内容 | テレビ紹介情報”. kakaku.com. 2021年5月8日閲覧。
  10. ^ https://twitter.com/azatokute/status/1428582639536013314”. Twitter. 2021年9月8日閲覧。
  11. ^ 【ドラマParavi】みなと商事コインランドリー”. テレビ東京. 2001年7月16日閲覧。
  12. ^ 夜ドラ「VRおじさんの初恋」新キャストに田中麗奈、柊木陽太、前原滉、井上音生ら”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年3月19日). 2024年3月19日閲覧。
  13. ^ Instagram”. www.instagram.com. 2024年4月27日閲覧。
  14. ^ 舞台「魍魎の匣」”. 2021年2月21日閲覧。
  15. ^ ミュージカル「魔女の宅急便」<オフィシャルHP>”. www.musical-majotaku.jp. 2021年2月21日閲覧。
  16. ^ シアターテイメント編集部 (2021年1月15日). “大人気ミュージカル「魔女の宅急便」2021年3月に再々演決定! キキ役は井上音生(ねお) , トンボ役に那須雄登(美少年/ジャニーズJr.) が決定!!”. シアターテイメントNEWS. 2021年5月4日閲覧。
  17. ^ Inc, Natasha. “【会見レポート】大人キャストが井上音生&那須雄登にメロメロ!「魔女の宅急便」本日開幕”. ステージナタリー. 2021年5月7日閲覧。
  18. ^ あの夜であえたら|公式サイト”. event.1242.com. 2023年8月3日閲覧。
  19. ^ 三浦宏規・川平慈英出演のミュージカル「ナビレラ」に岡まゆみ・狩野英孝ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年1月17日). 2024年1月17日閲覧。
  20. ^ 三浦宏規が舞い、川平慈英がうっとり…ミュージカル「ナビレラ」ビジュアル解禁”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年2月21日). 2024年2月21日閲覧。
  21. ^ 井上音生さんのラジオ新番組~初の中学生プレゼンター~ | プレスリリース | RNB 南海放送”. www.rnb.co.jp. 2021年2月11日閲覧。
  22. ^ バックナンバー | 中四国ライブネット | RCCラジオ | RCC中国放送”. radio.rcc.jp. 2021年2月21日閲覧。
  23. ^ 開校!「杉作アニメ学院・初代校長J太郎」 – RNB南海放送”. らじと~く(β) (2019年12月29日). 2021年2月21日閲覧。
  24. ^ ”鬼滅”のあの人も登場⁉杉作J太郎が校長の『杉作アニメ学院』 | radiko news(ラジコニュース)”. news.radiko.jp. 2021年2月21日閲覧。
  25. ^ 南海放送年末年始特別番組企画”. radiko.jp. 2022年7月16日閲覧。
  26. ^ 開校!杉作J太郎のアニメ学院・第4校”. 2023年1月29日閲覧。
  27. ^ https://twitter.com/PaletteTbs/status/1652448784142712832”. Twitter. 2023年8月3日閲覧。
  28. ^ 綾川千歳のオールナイトニッポンN(ニュー)”. 綾川千歳のオールナイトニッポンN(ニュー). 2023年8月15日閲覧。
  29. ^ a b 滔々あの夜咄 #97”. ニッポン放送 Podcast Station -ポッドキャストステーション-. 2023年8月3日閲覧。
  30. ^ Rhythmic Toy World、アニメ『弱虫ペダルGLORY LINE』のOPテーマ「僕の声」MVを公開 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2021年2月11日閲覧。
  31. ^ チヨダCM「靴の日は父の日」篇”. douganow.jp. 2022年7月16日閲覧。
  32. ^ CM&ムービー|オロナミンC”. 大塚製薬. 2022年8月5日閲覧。
  33. ^ Nekusuto garu zukan : Kanzen hozonban. 2020.. Genkosha. (2020). ISBN 978-4-7683-1363-3. OCLC 1199639236. https://www.worldcat.org/oclc/1199639236 
  34. ^ Myojo”. myojo.shueisha.co.jp. 2021年5月7日閲覧。
  35. ^ 井上音生はアニメ好き! 「池袋にあるアニメイトが大好き」という素顔”. ananニュース - マガジンハウス. 2021年5月7日閲覧。
  36. ^ ASCII. “週刊アスキー No.1325(2021年3月9日発行)”. 週刊アスキー. 2021年5月7日閲覧。
  37. ^ ASCII. “週刊アスキー No.1326(2021年3月16日発行)”. 週刊アスキー. 2021年5月7日閲覧。
  38. ^ omoshii online shop”. 2022年11月19日閲覧。
  39. ^ モデルプレスカウントダウンマガジン vol.4”. TOKYO NEWS magazine&mook. 2022年11月8日閲覧。
  40. ^ ログイン • Instagram”. www.instagram.com. 2023年8月3日閲覧。
  41. ^ ログイン • Instagram”. www.instagram.com. 2023年8月3日閲覧。
  42. ^ 井上音生《プロフェッショナルの肖像「PRO-FILE」》”. metropolitana.tokyo [メトロポリターナトーキョー]. 2021年5月7日閲覧。

外部リンク[編集]