亀岡駅

亀岡駅
南口(2015年)
かめおか
Kameoka
JR-E10 馬堀 (2.1 km)
(3.2 km) 並河 JR-E12
地図
所在地 京都府亀岡市追分町谷筋8-1
北緯35度1分0.12秒 東経135度34分56.78秒 / 北緯35.0167000度 東経135.5824389度 / 35.0167000; 135.5824389座標: 北緯35度1分0.12秒 東経135度34分56.78秒 / 北緯35.0167000度 東経135.5824389度 / 35.0167000; 135.5824389
駅番号 JR-E11[1]
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 E 山陰本線嵯峨野線
キロ程 20.2 km(京都起点)
電報略号 カオ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
6,739人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1899年明治32年)8月15日[2][3]
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
テンプレートを表示
北口(2008年)

亀岡駅(かめおかえき)は、京都府亀岡市追分町谷筋にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線である[4]駅番号JR-E11[1]。「嵯峨野線」の愛称区間に含まれている[5][6]

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線[13]を有する地上駅橋上駅である[3]。駅長が配置された直営駅であり、管理駅として嵯峨野線区間である丹波口駅 - 園部駅間の各駅を管轄している。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 E 嵯峨野線 上り 京都方面[14] 一部4番のりば
3・4 下り 園部福知山方面[14]  

※上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。1番のりばが上り本線、2番のりばが中線、3番のりばが下り本線、4番のりばが下り副本線であるが、2・4番のりばは両方向の発車に対応している[13]

付記事項
  • 当駅始発の京都方面行き列車は大半が2番のりばから発車するが、一部は4番のりばから発車する列車もある。また、特急列車を待ち合わせる場合は、上りは2番のりば、下りは4番のりばを使用する。
  • 普通列車は当駅で半数ほどが折り返す。[1]、2022年3月の改正では昼間はすべての普通列車が当駅で折り返し、園部方面は快速のみとなる[6]
  • 通常は駅本屋側から順番に乗り場の番号が割り振られるが、当駅は旧駅本屋側(南側)から逆順である(ほかの嵯峨野線の駅でもこのような形が多い)。
  • 新駅舎完成後しばらくは2番のりばが使用停止のままとなっていたが、2008年12月14日の馬堀駅 - 当駅間の複線化工事の完成と同時に使用が再開された。

駅舎[編集]

戦中(1943年)に建てられた駅舎が2006年2月まであったが、橋上駅化工事のため取り壊された。駅舎改築工事中は京都側に仮駅舎・仮跨線橋を設置して対応していたが、2008年4月に新しい橋上駅舎および南北自由通路の使用を開始した。改札口は橋上駅舎内に1か所、南北自由通路に面してある。橋上駅舎と2面4線のホーム、南北自由通路と駅前広場はエレベーター・上りエスカレーター・2つの階段でそれぞれ連絡している。南口の地上正面に待合室がある。トイレは改札内のコンコース南側と、待合室横にあってそれぞれ男女別・車椅子対応の水洗式である。また、橋上駅舎の完成に伴い、駅北側にも駅前広場が整備された。南北自由通路には公募により「のどかめロード(「のどか」と「亀岡」の合成造語)」の愛称が付けられている。南北自由通路の北の突き当りのドアを屋外に出たところには展望台(のどかめロード展望デッキ)が設けられている。改札のすぐ外側には現亀岡市域出身の石田梅岩の座像が置かれている。また、駅構内(改札外)では亀岡市の平和の歌「うつくしもの」(歌:奥井亜紀)や亀岡市の観光マスコットキャラクターである明智かめまるのテーマソング「かめまる体操∞アッハッハ」(歌:大奈)が定期的に流されている。また、亀岡祭が催される10月になると山鉾の囃子のメロディが流れる。

利用状況[編集]

2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は8,749人である。

年度 1日平均
乗車人員
1999年 9,682
2000年 9,622
2001年 9,825
2002年 9,764
2003年 9,819
2004年 9,860
2005年 9,964
2006年 9,877
2007年 9,644
2008年 9,567
2009年 9,356
2010年 9,463
2011年 9,388
2012年 9,449
2013年 9,468
2014年 9,195
2015年 9,128
2016年 9,038
2017年 8,929
2018年 8,852
2019年 8,749
2020年 6,739

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
E 嵯峨野線(山陰本線)
快速(当駅から並河方の各駅に停車)
嵯峨嵐山駅 (JR-E08) - 亀岡駅 (JR-E11) - 並河駅 (JR-E12)
普通
馬堀駅 (JR-E10) - 亀岡駅 (JR-E11) - 並河駅 (JR-E12)

脚注[編集]

  1. ^ a b c 双葉社 2021, p. 145.
  2. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、299-300頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b c d 川島 2009, p. 49.
  4. ^ “JR亀岡―園部駅で昼間の運行本数半減案 沿線自治体が減便回避を要望”. 京都新聞. (2021年9月10日). オリジナルの2021年9月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210910223215/https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/636000 2022年2月11日閲覧。 
  5. ^ 双葉社 2021, p. 143.
  6. ^ a b JR西日本、湖西線・嵯峨野線など一部区間で減便 - 昼間は毎時1本に”. マイナビニュース (2021年12月26日). 2022年2月11日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h 双葉社 2021, p. 152.
  8. ^ 洪水の記憶 昭和47年(1972年)台風20号 - 国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所
  9. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-120-1 
  10. ^ 「新駅舎開業 市民ら集う JR亀岡駅で式典・イベント」『京都新聞』京都新聞社、2008年4月13日、朝刊、30面。
  11. ^ 「馬堀-亀岡間 あす開通 JR山陰線複線化事業 通過待ち解消 ホーム変更も」『京都新聞』京都新聞社、2008年12月13日、朝刊、28面。
  12. ^ 「台風18号 浸水あっという間 避難指示 京都26万8445人」『読売新聞読売新聞大阪本社、2013年9月17日、朝刊、31面。
  13. ^ a b 川島 2009, p. 26.
  14. ^ a b 亀岡駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月14日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]