ワイルド・キャット

ワイルド・キャット』は、石ノ森章太郎による日本漫画作品。

概要[編集]

プレイコミック』(秋田書店)にて、1968年6月号から1969年9月25日号にかけて連載された。

超能力を持つエスパーたちを中心とした超能力漫画であるが、タイムトラベルアンドロイドサイボーグといったSF作品や変身憑依入れ替わりなどといったTSF作品の面も持っている。

石ノ森章太郎は、この他にも超能力を題材にした作品として、『怪人同盟』や『イナズマン』、『幻魔大戦』(原作:平井和正)などを発表している。

リメイク漫画[編集]

原作:石ノ森章太郎、脚本:赤羽シュン、漫画:雨宮淳のリメイク版『ワイルドキャット』が、『プレイコミック』の2010年No.06(3月11日発売)から2011年3月号(1月25日発売)にかけて連載された。なお、雨宮はこの作品の終了の後、一切の活動を行っていない。その為、「雨宮淳最後の漫画作品」と見る向きもある。

ストーリー[編集]

登場人物[編集]

K・K・P(ククル・クク・パロマ)[編集]

コンドルホークの悪事を阻止するためのスパイ組織。

ネネ/ワイルドキャット
強力な力を持つ超能力者。山猫へ変身することもできる。
伴代三助/エンゼル・ホーク
K・K・Pのエース。エンゼル・ホークへの変身は人格も変えるため、自分の中で危険視している。

コンドルホーク団[編集]

悪のエスパー組織。

アブダールトスリキ
コンドルホーク団の医師。テレポート能力を持つ。

書籍情報[編集]

  • 石ノ森章太郎『ワイルドキャット』角川書店〈カドカワコミックス〉全2巻
    • 石ノ森章太郎万画大全集 第9期、ISBN 9784045310096、2008年。※第15巻「ワイルドキャット 1」[7]、16巻「ワイルドキャット 2」[8]

テレビドラマ[編集]

テレビ大阪制作、ダンカン監督で、2010年に[要出典]テレビ大阪・TXN九州他において全12話の深夜ドラマ[要出典]放映が予定されていたが[10]、実現していない。

脚注[編集]

  1. ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|ワイルド・キャット (朝日ソノラマ) 1971 - 国立国会図書館サーチ(2014年7月4日閲覧)
  2. ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|ワイルド・キャット (朝日ソノラマ) 1971 - 国立国会図書館サーチ(2014年7月4日閲覧)
  3. ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|ワイルド・キャット (朝日ソノラマ) 1971 - 国立国会図書館サーチ(2014年7月4日閲覧)
  4. ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|ワイルド・キャット (朝日ソノラマ) 1986 - 国立国会図書館サーチ(2014年7月4日閲覧)
  5. ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|ワイルドキャット (双葉社) 2002 - 国立国会図書館サーチ(2014年7月4日閲覧)
  6. ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|ワイルドキャット (双葉社) 2002 - 国立国会図書館サーチ(2014年7月4日閲覧)
  7. ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|石ノ森章太郎萬画大全集 (角川書店) 2008 - 国立国会図書館サーチ(2014年7月4日閲覧)
  8. ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|石ノ森章太郎萬画大全集 (角川書店) 2008 - 国立国会図書館サーチ(2014年7月4日閲覧)
  9. ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|ワイルドキャット (秋田書店) 2010 - 国立国会図書館サーチ(2014年7月4日閲覧)
  10. ^ ワイルドキャット - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇”. 2012年3月18日閲覧。