ブライアン・レーン

ブライアン・レーン (Brian Lane) は、イギリスの音楽業界の関係者。マネージメント業を主に行っており、かつてイエスエイジアなどのマネージメントを行ったことで知られている。マネージメント事務所SunArtsの社長。

概要[編集]

1970年半ば、ロイ・フリンに代ってイエスの2代目のマネージャーに就任[注釈 1]。1971年1月からのイギリスとヨーロッパ・ツアーを初め、ステージの手配やレコーディングの手配を含む各種のマネージメントをこなし、イエスの人気と知名度の拡大に貢献した。

イエスのほか、リック・ウェイクマンエマーソン・レイク・アンド・パウエル3[注釈 2]バグルスエイジアGTRイット・バイツなど、数多くのバンドやミュージシャンのマネージャーを務めた。

いわゆる仕掛け人、企画屋としての側面を持つ。

1976年にはウェイクマン、ウェットン、ビル・ブルーフォードのスーパー・トリオの結成を企画したが、レコード会社との契約の問題などがあって、リハーサルだけで終わった[注釈 5]

ABWHのライブ・アルバム『イエス・ミュージックの夜』のプロデューサーも務めた。

GTRのビデオ"Making of GTR"(日本未発売)にはインタビューに応じる模様が収録された。ABWHのビデオ『イン・ザ・ビッグ・ドリーム』でも彼の姿を確認できる。

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ Munro, Scott (2016年1月19日). “Rabin, Anderson, Wakeman taking a 'fresh' approach”. Team Rock. 2016年1月20日閲覧。
  2. ^ Wakeman, Rick. “RWCC > GORR January 2016”. 2022年12月6日閲覧。

注釈[編集]

  1. ^ この交代には契約上のトラブルが絡んでいると伝えられているが、詳細は不明。
  2. ^ エマーソン・レイク・アンド・パウエルと3のアルバムのライナーノーツによれば、当初はエイジアにいたカール・パーマーのマネージャーだった縁で、キース・エマーソンロバート・ベリーのマネージメントも手がけるようになった。
  3. ^ レーンは両方のバンドのマネージャーだった。
  4. ^ マネージメントをしている。
  5. ^ この時にウェットンはレーンの女性秘書と知り合い、後に結婚してたが、やがて離婚した。