パールハーバー・ヒッカム統合基地

パールハーバー・ヒッカム統合基地
Joint Base Pearl Harbor–Hickam
IATA: HNL - ICAO: PHNL
概要
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 ハワイ州ホノルル
種類 軍用
運営者 アメリカ海軍
開設
標高 3.9 m (13 ft)
座標 北緯21度20分57秒 西経157度56分38秒 / 北緯21.34917度 西経157.94389度 / 21.34917; -157.94389
公式サイト www.cnic.navy.mil/PearlHarbor-Hickam/
地図
パールハーバー・ヒッカム統合基地の位置
パールハーバー・ヒッカム統合基地の位置
HNL/PHNL
パールハーバー・ヒッカム統合基地の位置
パールハーバー・ヒッカム統合基地の位置
HNL/PHNL
パールハーバー・ヒッカム統合基地の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
08L/26R 3,749×46 舗装
08R/26L 3,658×61 舗装
08W/26W 1,524×91
04L/22R 2,119×46 舗装
04R/22L 2,743×46 舗装
04W/22W 914×46
出典:FAA[1]
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空港の一覧
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パールハーバー・ヒッカム統合基地(パールハーバー・ヒッカムとうごうきち、英語: Joint Base Pearl Harbor–Hickam)は、ハワイ州ホノルルに位置するアメリカ軍の基地である。2010年にアメリカ空軍ヒッカム空軍基地アメリカ海軍パールハーバー海軍基地英語版が統合して誕生した基地で[2]、2005年に基地再編および閉鎖委員会英語版の提案に基づき新設された12か所の統合基地の一つである[2]

ハワイ海軍地域英語版の一部であり、機能ベースで統合された海軍および共同作戦の基本運用サポートを提供している。

パールハーバー海軍基地[編集]

パールハーバー海軍基地には太平洋艦隊の司令部が置かれている。

パールハーバー海軍基地はホノルルから8マイル(13 km)に位置し、水上艦と潜水艦原子力潜水艦)の停泊と岸側のサポート、および整備と訓練を提供する。乾ドックを含む艦隊で最大の艦船に対応でき、現在160を超える部隊がある。 住居・人員・家族のサポートも提供されており、常勤および一時的な人員の両方を含む海岸側の活動の不可欠な部分となっている。

パールハーバー海軍基地は中部太平洋で唯一の潜水艦の中間整備施設であるため、多数の潜水艦が寄港する。

ハワイ州ワヒアワ海軍太平洋地域コンピューターおよび遠距離通信基幹局英語版英語: Naval Computer and Telecommunications Area Master Station Pacific、略称:NCTAMS PAC)は、世界最大の通信施設となっている[3]。この施設の本部は、ワヒアワの北約3マイルのオアフ島の中央部に所在する。

ヒッカム空軍基地[編集]

ヒッカム空軍基地は、アメリカ陸軍航空隊の先駆者であるホレース・ミーク・ヒッカム英語版中佐にちなんで命名された。太平洋空軍英語: Pacific Air Forces、略称:PACAF)の司令部が所在する。

ヒッカム空軍基地は、対テロ戦争を支援する戦略的空軍機動部隊と作戦任務およびアメリカインド太平洋軍英語: United States Indo-Pacific Command、略称:USINDOPACOM)と太平洋空軍を支援する特別航空任務の起点であり続けている。

2009年、この基地は、ハワイのカイルアでのバラク・オバマ大統領のクリスマス休暇中にエアフォースワンの一時的な運用拠点として使用された。

出典[編集]

  1. ^ Airport Diagram – Daniel K Inouye Intl (HNL) (PHNL)”. Federal Aviation Administration (2021年6月16日). 2021年6月16日閲覧。
  2. ^ a b Pearl Harbor merging with Hickam Air Force Base”. AP通信. 2021年9月25日閲覧。
  3. ^ Global Security”. 2021年9月24日閲覧。

参考文献[編集]

  • Mueller, Robert (1989) ISBN 0-912799-53-6.
  • Rogers, Brian (2005). ISBN 1-85780-197-0.

関連項目[編集]

外部リンク[編集]