ニューコ・ワン

ニューコ・ワン株式会社
Newco One Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
860-0801
熊本県熊本市中央区安政町1-2
カリーノ下通 5F
設立 2019年(平成31年)3月26日
(創業:1986年(昭和61年))
業種 小売業
法人番号 6330001026195
事業内容 複合書店事業
リテール事業
教育事業
Tポイントエリアアライアンス事業
就労移行支援事業
代表者 塩原礼貴(代表取締役社長)
資本金 1000万円
純利益 2800万円
(2020年03月31日時点)[1]
総資産 71億4800万円
(2020年03月31日時点)[1]
従業員数 800名
社員126名
(2022年5月現在)
関係する人物 村井眞一(元社長)
外部リンク https://newco1.co.jp/
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ニューコ・ワン株式会社Newco One Co.,Ltd.)は、熊本県熊本市中央区に本社を置く、複合書店事業、リテール事業、教育事業を行う企業。

概要[編集]

熊本県・福岡県宮崎県のエリアで「TSUTAYA」「蔦屋書店」「TSUTAYA BOOKSTORE」の複合書店事業、ファミリーマート・駿河屋などのリテール事業、教育事業、Tポイントエリアアライアンス事業、就労移行支援事業を展開している。

カリーノ下通カリーノ宮崎イオンモール熊本イオンモール宇城イオンモール筑紫野といった商業施設ショッピングセンターにも出店している。

沿革[編集]

  • 1986年(昭和61年)
    • 株式会社九州コンサルタンツ(きゅうしゅうコンサルタンツ)として創業。
    • カルチュア・コンビニエンス・クラブのフランチャイズに加盟。
    • 5月 - AVクラブ(現在のTSUTAYA AVクラブ)1号店となるAVクラブ尾ノ上店を開業(1992年(平成4年)10月閉店)。
    • 近見店、上熊本店(2011年3月閉店、同年内玉名に移転)、楠店(2002年閉店)を相次いでオープン。
  • 2001年(平成13年)
    • 1月29日 - ニューコ・ワン株式会社を設立。
    • 壽屋(現:カリーノファシリティーズ)からMBOを行い、株式会社九州コンサルタンツをニューコ・ワン株式会社へ吸収合併[2]
    • 鹿児島の『AVクラブ中山店』を営業権譲渡。
    • 4月 - レンタルビデオ店の店舗ブランドを「AVクラブ」から「TSUTAYA AVクラブ」に改称[3]
  • 2002年(平成14年)
    • 熊本県下益城郡小川町(現:宇城市)の『TSUTAYA AVクラブ 小川町店』(現:蔦屋書店小川町)、福岡の『TSUTAYA AVクラブ 金山店』の営業権譲受。
    • テナント型ブックストアー『ブックガーデン』を熊本に2店舗オープン。
    • インテリアショップ『SOHO』(蘇峰)をオープン。
    • 熊本県熊本市中央区のシャワー通りにイタリアンレストラン『ilbar morricone』をオープン。
  • 2003年(平成15年)
    • 熊本県菊池郡大津町の『TSUTAYA大津店』の営業権譲受。
    • 福岡県筑紫野市に大型複合書店『蔦屋書店筑紫野店』をオープン。
    • カフェ『morricone bambino』を2店舗オープン。
  • 2004年(平成16年)
    • カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、日本出版販売株式会社、株式会社レントラックジャパンを株主として迎える。
    • 7月 - M&S株式会社が100%子会社のニューコ・ワン株式会社を吸収合併し、ニューコ・ワン株式会社に商号変更[4]
    • 12月 - 熊本市中央区の「カリーノ下通」に『蔦屋書店熊本三年坂』をオープン。
    • イタリアンレストラン「ilbar morricone」を熊本三年坂店内に『osteria morricone』として移転
    • 熊本県熊本市中央区の駕町通りにイタリアンワインバー『Vino』をオープン。
  • 2005年(平成17年)
    • TSUTAYA AVクラブ 光の森店とTSUTAYA AVクラブ 御領店をオープン。
    • 10月 - 熊本県上益城郡嘉島町の「ダイヤモンドシティ・クレア(現:イオンモール熊本クレア→イオンモール熊本)」に『蔦屋書店ダイヤモンドシティ嘉島』(現:蔦屋書店嘉島)を開店。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月 - TSUTAYA AVクラブ 菊池店をオープン。
    • 4月 - TSUTAYA AVクラブ 植木店をオープン。
    • 10月 - 宮崎県宮崎市の「カリーノ宮崎」に『蔦屋書店宮崎高千穂通り』とフィットネスクラブ『WOW'D宮崎』をオープン。
    • 11月 - TSUTAYA AVクラブ 帯山店、TSUTAYA AVクラブ 南ヶ丘店をオープン。
  • 2008年(平成20年)12月 - 福岡県筑紫野市の「イオンモール筑紫野」に『蔦屋書店 イオンモール筑紫野』をオープン。
  • 2009年(平成21年)
    • 2月 - TSUTAYA AVクラブ 大塚台店を譲受しオープン。
    • 7月 - TSUTAYA AVクラブ 鷹尾店を譲受しオープン。
    • 9月 - 熊本県熊本市中央区の「鶴屋百貨店」にスウィーツ専門店『muchcolor sweets 鶴屋』をオープン(2011年10月閉店)。
    • 11月 - 「蔦屋書店宮崎高千穂通り」に眼鏡店『muchcolor glasses』をオープン。
  • 2010年(平成22年)
    • 4月
      • TSUTAYA AVクラブ コマーシャルモール博多を譲受しオープン。
      • AVクラブ 岡富店を譲受しオープン。
    • 6月 - フィットネスクラブ『muchcolor fitness 大分』を譲受しオープン。
    • 11月 - カーシェアリング『muchcolor carsharing』を開始(事業終了済み。)。
  • 2011年(平成23年)
    • Tポイント代理店事業を開始。
    • 5月 - TSUTAYA AVクラブ 玉名店をオープン。
  • 2012年(平成24年)3月12日 - 本社を熊本市御領5丁目1-80から熊本市平山町3006-2へ移転。
  • 2014年(平成26年)
    • 4月 - ニューコ・ワン株式会社の健康事業部を分社化して「WISH JAPAN株式会社」を設立。
    • 6月 - 「サブウェイ 琴平店」をオープン。
  • 2015年(平成27年) - 株式会社TSUTAYAの連結子会社となる。
  • 2016年(平成28年)
    • アットコスメ事業を開始し、「@cosme store/TSUTAYA 熊本三年坂店」をオープン。
    • リユース型マルシェ事業を開始し、蔦屋書店 熊本三年坂1Fに「ヒノマルマルシェ」をオープン[5]
  • 2017年(平成29年)
    • 1月23日 - 本社を熊本市中央区安政町1-2 カリーノ下通 5Fへ移転。
    • 3月
      • 熊本県熊本市東区桜木の「ショッピングプラザさくらの森」に『TSUTAYAさくらの森店』をオープン。
      • 書店併設カフェHONEY COFFEE事業を開始し「TSUTAYA さくらの森店」に併設で「HONEY COFFEE さくらの森店」をオープン。
    • 10月25日 - ファミリーマート事業を開始し、ファミリーマートとTSUTAYAを一体化させた「ファミリーマートTSUTAYA植木店」をオープン[6]
  • 2018年(平成30年)
    • 「おしごと発見T-SITE」の取次店契約を締結し、採用支援事業を開始。
    • 10月 - やる気スイッチグループの株式会社拓人が展開する「個別指導塾スクールIE」にFC加盟し、熊本県菊池郡大津町に「スクールIE大津校」を開校。
  • 2019年(平成31年 / 令和元年)
    • 株式会社TSUTAYAよりMBOを行う。
    • 宮崎県に「TSUTAYA BOOKSTORE 宮交シティ」をオープン。
  • 2020年(令和2年)
    • 株式会社アイリックコーポレーションが展開する「保険クリニック」にFC加盟。「保険クリニック 蔦屋書店 熊本三年坂店」をオープン。
    • 「TSUTAYA BOOKSTORE 菊陽」を移転オープン。
    • 熊本県熊本市東区に「スクールIE小峯校」を開校。
  • 2021年(令和3年)4月 - 株式会社LiCがニューコ・ワン株式会社を吸収合併し、ニューコ・ワン株式会社に商号変更[7]
  • 2022年(令和4年)
    • 株式会社永山が展開する韓国食品スーパー「Yesmart」にFC加盟。熊本県に「Yesmart熊本店」をオープン。
    • 株式会社ギアが展開する「iPhone修理アイサポ」にFC加盟。福岡県に「iPhone修理アイサポ次郎丸店」「iPhone修理アイサポ神松寺店」をオープン。
    • デコボコベース株式会社が展開する「就労移行支援事業 ディーキャリア」にFC加盟。熊本県に「ディーキャリア 熊本オフィス」を開設。
  • 2023年(令和5年)
    • 「スクールIE 大江校」を開校。
    • 株式会社エーツーが展開する「駿河屋」にFC加盟。熊本県に「駿河屋近見店」をオープン。

店舗[編集]

営業中の店舗に関してはニューコ・ワンの店舗情報を参照。

その他[編集]

  • かつて寿屋を中心とするラララグループ系企業であったこともあり、カリーノ下通(旧:with下通寿屋)とカリーノ宮崎(旧:宮崎寿屋百貨店)の商用フロアを賃借して蔦屋書店や自社ブランドの飲食店、スポーツクラブの運営を行っていた。

脚注・出典[編集]

  1. ^ a b ニューコ・ワン株式会社 第20期決算公告
  2. ^ 合併公告、平成12年(2000年)3月27日付『官報』(本紙 第2836号)24頁
  3. ^ ニューコ・ワンが九州地区で展開する「AVクラブ」店名を「TSUTAYA AVクラブ」に変更 カルチュア・コンビニエンス・クラブ 2001年4月2日(2016年2月18日閲覧)
  4. ^ 合併公告、平成16年(2004年)5月20日付『官報』(本紙 第3853号)26頁
  5. ^ お知らせ 三年坂TSUTAYA ヒノマルマルシェにて「究極のこぶ茶」販促イベント”. カネリョウ海藻株式会社. 2020年2月16日閲覧。
  6. ^ 九州初のTSUTAYAとファミリーマートの一体型店舗 「ファミリーマートTSUTAYA植木店」オープン”. ファミリーマート. 2018年11月12日閲覧。
  7. ^ 合併公告、令和3年 (2021年)2月26日付『官報』(号外 第43号)109頁

参考文献[編集]

  • 熊本発!人生楽しむマガジン「じんらく」Vol.20 株式会社アドベンチャー 2006年4月25日発行

外部リンク[編集]