タイシェト

タイシェト駅

タイシェトロシア語: Тайше́тタイシェットとも)は、ロシア連邦のイルクーツク州タイシェツキー地区にある町。人口は3万4491人(2021年)[1]

町の名の由来はケット語で「冷たい川」を意味し、同名の川が街に流れている。 この町はシベリア鉄道バイカル・アムール鉄道、および南シベリア鉄道ロシア語版が交差する鉄道の要衝として有名である。

歴史[編集]

1897年シベリア鉄道の補給地点及び駅として設立、1938年に町に昇格。

第二次世界大戦後、第7収容施設(ラーゲリ)が設置されて、シベリア抑留の対象となった日本人捕虜が収容された[2]

脚注[編集]

  1. ^ CITY POPULATION”. 2023年5月20日閲覧。
  2. ^ 長勢了治『シベリア抑留全史』原書房、2013年8月8日、187頁。ISBN 9784562049318 

外部リンク[編集]

座標: 北緯55度56分 東経98度01分 / 北緯55.933度 東経98.017度 / 55.933; 98.017