スズキ・スウェイス

スズキ・スウェイス
ZWE211ML/MR
フロント
リヤ
概要
別名 トヨタ・カローラツーリング(初代)
製造国 イギリスの旗 イギリス
販売期間 2020年11月 -
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアステーションワゴン
駆動方式 前輪駆動
プラットフォーム GA-Cプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 2ZR-FXE型ガソリン 1.8L 直4 DOHC ハイブリッド
変速機 電気式無段変速機
F:マクファーソンストラット
R:ダブルウィッシュボーン
F:マクファーソンストラット
R:ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2.700 mm
全長 4.630 mm
全幅 1.790 mm
全高 1.435 mm
車両重量 1,300 kg
その他
製造事業者 Toyota Motor Manufacturing UK Ltd.
イギリスの旗 イギリス
系譜
先代 スズキ・バレーノコンビ
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スウェイスSwace )は、2020年よりスズキ欧州市場で販売を行っている5人乗り小型ステーションワゴンである。トヨタ自動車(以下、トヨタ)からOEM供給を受ける形となり、カローラツーリングスポーツ(日本名・カローラツーリング)ハイブリッドバッジエンジニアリング車種である。

概要[編集]

2017年2月、スズキはトヨタと業務提携に向けた覚書を締結。その内容のひとつとして「トヨタの電動化技術や電動車のスズキへの供給」と「スズキの強みである小型車や小型パワートレインのトヨタへの供給」があった[1]

2019年3月、両社による協業検討内容で「欧州で2021年に導入が予定されている厳格なCO2規制をクリアするため、トヨタによる欧州市場でのスズキへの電動車OEM供給」を発表し[2]、2020年7月に発表したRAV4 PHVのOEMであるアクロスに続き、同年8月に資本提携に関する合意書を締結したことを受け[3]、同年9月に発表されたのがスウェイスである。

尚、スズキはその見返りとして、トヨタに対し小型車であるバレーノインド市場(現地名・グランツァ)や南アフリカ市場(同・スターレット)にOEM供給し、ビターラブレッツァを2代目istの欧州向け車名を復活させた「アーバンクルーザー」をインド市場に、エルティガを「ルミオン」の名で南アフリカ市場にてOEM供給する。

歴史[編集]

  • 2020年9月18日、欧州市場にて発表。販売は英国も含めた欧州圏のみとする。
  • 2020年11月、英国にて販売開始。順次、欧州各市場にて販売される。

メカニズム[編集]

カローラツーリングスポーツとの違い[編集]

  • ガソリン車は非設定。
  • フロントバンパーはトヨタのCIマーク部のくぼみを埋め、両端のダクト形状を変更した専用デザインを採用。
  • グレードはSZ-TとSZ5の2種のみで、後者にはBi-Beam LEDヘッドライトブラインドスポットモニター、インテリジェントパーキングアシスト等が備わる。
  • 全車、アルミホイールは16インチのみの設定。
  • リヤゲートのトヨタのCIが装着される部分には逆台形のプレートが備わり、その上からSマークが装着される。また、ゲート左下部に「SUZUKI」、ゲート右下部に「SWACE」のエンブレムが装着される。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部サイト[編集]